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商品番号 W-BG18090427
価格61,490円(本体価格:55,900円)
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グランクリュにも匹敵すると評される畑のラヴォー・サン・ジャック
このワインについて
生産者について
グランクリュにも匹敵すると評される畑のラヴォー・サン・ジャック
このワインについて
ジュヴレ・シャンベルタンの数あるプルミエクリュの中でも、クロ・サン・ジャックやコンブ・オー・モワンヌ等と並び、グランクリュにも匹敵すると評される畑のラヴォー・サン・ジャック。「テロワールを表現するにはぶどうが全て」という信念の下、化学肥料などは使用せず有機栽培を実践。ぶどう樹は、根を地中深く伸ばすため1ha当たり1万本という高い植樹率を保っています。樹齢はヴィラージュクラスで樹齢20〜50年、一部は樹齢80年を超えています。醸造においてはえぐみ、青臭さが付くことを防ぐため100%除梗、祖父シャルル氏から受け継がれる手法で行っています。醸造法は、原則として完全除梗のうえ、低温マセレーション。発酵容器はコンクリートタンクを使用。
生産者について
1993年、ドニ・モルテ氏が父、シャルル・モルテ氏から畑を受け継ぎ誕生したドメーヌ・ドニ・モルテ。ドニ氏は父の下で17歳からワイン造りに携わり、1991年に跡を継ぎました。そしてあのブルゴーニュの神様、アンリ・ジャイエ氏からも教えを請いました。厳しい選果、抑えた収量、苗木一本一本を熟知、場所、苗木に応じた栽培方法を行っています。48時間低温醸し、澱とともにゆっくりと樽熟成を行うスタイルです。ドニ氏がドメーヌを始めると、有名評価誌は皆「ジュヴレ・シャンベルタンのスターになる」、「ブルゴーニュの天才」と称賛しました。フランスの評価誌「ル・クラスマン」では、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ、ドメーヌ・ルロワと並び、三ツ星生産者の常連として名を連ね、ブルゴーニュワインの未来を担う存在として期待されてきました。
フィネスのあるワイン造りを目指したドニ・モルテ氏の重厚感と豪華さを合わせ持つワインは、1993年にはカルト的な地位を確立、隆盛を極めました。
しかし2006年、突然の不幸に見舞われます。評価に比例して価格も急高騰、仕事に没頭すればするほど、彼が思い描くスタイルから離れていったといいます。溢れる才能ゆえの葛藤からか、2006年1月自らの命を断ち、その生涯を終えたのでした。
天才と言われた彼の死は、全世界のワイン関係者や愛好家に大きな衝撃が走りました。そんな中、当時はまだ24歳だった息子のアルノー・モルテ氏がドメーヌを継承します。
13歳の頃から父の手伝いをしていたそうですが、専門学校を中退、1999年から2000年にかけてはオレゴンのウィットネス・トゥリー・ヴィンヤード、2001年から2002年にかけてドメーヌ・メオ・カミュゼとドメーヌ・ルフレーヴで研修。ドメーヌ・ルフレーヴで研修したのは自身もわずかながら白ワインを手がけ、ビオディナミにも興味があったため。ルフレーヴで働いた結果、ビオディナミの難しさを理解したという。2004年から2005年にかけてはオーストラリアのトルブレックなどで収穫と醸造に加わりました。 現在は、母ローランス・モルテ女史、祖父シャルル氏と共に、愚直な畑仕事でナチュラルなワイン造りに取り組んでいます。