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商品番号 W-BG18091416
価格98,890円(本体価格:89,900円)
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ブルゴーニュ屈指の女性醸造家が手掛ける繊細で調和のとれた赤ワイン!
このワインについて
生産者について
ブルゴーニュ屈指の女性醸造家が手掛ける繊細で調和のとれた赤ワイン!
このワインについて
北斜面の涼しさを伴いながらも、非常に日当たりが良いという好条件の畑から栽培されたピノ・ノワール100%。フランボワーズ、ブラックベリーなどの濃い果実や、ミネラル、バラを感じる。口に含むと赤果実の凝縮した味わいが広がり、軽やかな酸、ミネラル、しなやかなタンニン、樽のバランスが高いレベルで調和され、長い余韻が素晴らしいフィニッシュを飾ります。生産者について
グロ家の歴史は1804年のアルフォンス・グロの誕生から始まります。1830年にアルフォンスはドメーヌを設立。2代目ルイ・ギュスタ―ヴ、3代目ジュールを経て、現在の基盤を作ったのは、4代目のルイ・グロでしょう。1951年に4代目のルイが亡くなったことで、ヴォーヌ・ロマネとクロ・ド・ヴ―ジョに残った畑は子供4人に分割されます。
◎グロ・フレール・エ・スール
◎アンヌ・フランソワーズ・グロ
◎ミシェル・グロ
◎アンヌ・グロ
この一族の複雑な分割の歴史は、ワインのプロでもたびたび混乱してしまうほど。
ルイ・グロの息子であるフランソワ・グロの一人娘としてアンヌは生まれました。1966年の事です。1984年から、ボーヌとディジョンでブドウ栽培とワイン醸造を学び、オーストラリアのベンフォールズでワイン造りを学んだという、ブルゴーニュの作り手としては珍しい経歴の持ち主。
1988年から5年程父とワインを造り、1993年からは6代目としてドメーヌを引き継ぎました。ドメーヌ名も元は「アンヌ・エ・フランソワ・グロ」でしたが、従姉が所有する「アンヌ・フランソワーズ・グロ」と混同されることが多いため、「アンヌ・グロ」と改名したそうです。
2008年からはブルゴーニュだけでなく、夫と子供たちと共に南仏ラングドック:ミネルヴォワでのワイン造りも始めているアンヌ。伝統に基づいた自由で革新的なその姿勢は、すでにその後継者たちにも受け継がれています。アンヌ・グロのワイン造りは「伝統の尊重と改革への欲求」が哲学となり、伝統的な製法をしっかりと守っています。「健全で成熟したブドウを収穫し、無傷のありのままのブドウを重んじて、ベストを尽くす。」とは、このドメーヌの信念であり、そのまま彼女のワインにもピュアな果実味として現れています。
その果実味は100%除梗するところから生まれています。茎は入れない、そこにも彼女のこだわりが見えます。赤ワインはセメント製発酵槽、白ワインはステンレス製の発酵槽を使用。発酵槽内では12〜15日間発酵させ、最低48時間の清澄作業を行います。濾過はしません。
この後、16カ月の樽熟成に入りますが、この時の新樽の使用率は高く、グランクリュで80%、村名アペラシオンで50%となっています。新樽は酸素とワインの接触を促すのと同時に、酸化による副産物を生み出してくれます。それがワインの香りを複雑にし、うまみを乗せ、しっかりとした構成のワインに仕上げてくれるのです。
アンヌ・グロのワインは60%は輸出され、20%はレストランなどに予約販売、残りの20%は特定の個人へと、その行き先はリリース前から決まっています。こうした人気から、常に在庫切れのため、新しい顧客には殆ど対応できないとのこと。