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15世紀頃までジュヴレで造られていた、赤のスパークリングワインを復活させた意欲作 このワインについて 樹齢30年以上のピノ・ノワールを手摘み収穫後、100%除梗。 ステンレスタンクで発酵・熟成。ごく軽いフィルタがけの後瓶詰め。 15世紀頃までジュヴレで造られていた、赤のスパークリングワインを復活させた意欲作。ぎっしり詰まった赤いフルーツのフレッシュな味わいを楽しめます。 生産者について ジュヴレ・シャンベルタンに拠点を置くトラペ・ロシュランデは、 歴史を1875年まで遡ることができる家族経営のドメーヌです。 ぶどうの栽培農家からネゴシアンを興し、1986には4代目のフランソワ・トラペ (François Trapet) 氏が自らの名を冠したドメーヌを設立。2015年に現当主ローラン・ロシュランデ・トラペ (Laurent Rochelandet-Trapet) に代が替わり、 それを機に現在の名称に変更されました。 「ロシュランデ」 はローランの母、 「トラペ」 は父のファミリー・ネームです。 珠玉のグラン・クリュであるリュショット・シャンベルタンをはじめ、 プルミエ・クリュのベレール、 プティ・シャペルなどを所有しています。 以前はコンピューター・エンジニアだったというローランは、 「ワインづくりには常にイノベーションが欠かせない」 と考える理論派であると同時に、 ドメーヌを継いだ理由については 「先代がつくるワインに惚れちゃったんだ」 と語る情熱家でもあります。 ブルゴーニュの伝統を踏襲しつつも、新しい時代にも寄り添うモダンなワインを追求しています。 総所有面積は7ha。すべての畑でHVE(Haute Valeur Environnementale:農林省公認のリュット・レゾネ認証)を取得し、環境に配慮した持続性のある耕作を行っています。 1haあたりの収量は最小限に抑え、ぶどうの味・香りの各要素の凝縮を図ります。 醸造では、酵母や酵素、オークチップなど、一切の添加物を使いません。ワインは木樽またはステンレスタンクの中で18〜24ヵ月熟成させてから瓶詰め。各区画の個性を生かすため、ワインの状態になってからのアッサンブラージュは一切行いません。ブルゴーニュの伝統的な醸造法の優れた部分を巧みに現代に採り入れ、クラシックながら洗練されたモダンなスタイルのワインをめざしています。年間生産量は25,000本。 pick up
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とんでもないスパークリングワイン を見つけてしまいました!
ジュヴレ・シャンベルタンの老舗ドメーヌにして、グラン・クリュをはじめ数々の銘醸畑を所有する トラペ・ロシュランデ が造ったのは、上質なピノ・ノワールを贅沢に使った赤いスパークリング!
一見キワモノに見えますが、ブルゴーニュ愛好家の方にもきっとご納得頂けるであろう、 非常に高いクオリティ を備えていたのです!
それもそのはず、このスパークリングに使われている原料は…
●ジュヴレ・シャンベルタン産のピノ・ノワール100%!
ご存知の通りジュヴレ・シャンベルタンと言えば、ブルゴーニュの中でもトップクラスの人気を誇る銘醸地!
ブルゴーニュ地方産のピノ・ノワールで造ったというだけでも贅沢な気がしますが、 よりによってジュヴレ・シャンベルタンのブドウを惜しげもなく使ってしまうなんて…。
ちょっともったいない気もしますが、そこまでしてスパークリングを造ったのは、決して気まぐれや悪ふざけといったものではありませんでした。
実はブルゴーニュ地方では、はるか昔から赤いスパークリングワイン、すなわち ブルゴーニュ・ムスー・ルージュ が生産されていた事がわかっています。
しかしブルゴーニュのワインが世界に知れていくと共に、発泡していない通常の赤ワインばかりがもてはやされる事となり、次第にブルゴーニュ・ムスー・ルージュは姿を消していきました。
現在の生産量もごくわずかという状況の中、伝統と革新の両立を掲げるトラペ・ロシュランデでは、失われつつある銘酒を自らの手で復活させようと取り組んできたのです。
奇抜なようでトラディショナルだった今回の1本、気になるのは肝心の味わいですが、これが珍しいだけじゃなくホントに美味しくて…
●まるで村名ジュヴレ・シャンベルタンをそのまま発泡させたかのよう!
この言葉通りなのは飲んでみればお分かり頂けますが、チェリーやフランボワーズなどの華やかな香りだけに終わらず、血や肉などの野性的な印象を感じさせる香り、さらにスパイス香までが細かな泡と共に立ち昇ってきます。
スティルのブルゴーニュワインとほぼ変わらないほど、 しっかりとした果実味とタンニンの渋み を備えており、発泡しているので不思議な感覚になるとは思いますが、 肉料理などと合わせても決して負ける事はないでしょう!
ちなみに赤いスパークリングワインではあるものの、甘口ランブルスコなどのような甘さは一切なく、 ジュヴレ・シャンベルタンと聞いて納得の強靭さ、 繊細さを兼ね備えた飲み応えある内容となっているんです!
とにかく試飲してみて驚いたのですが、このワインには他の産地では表現する事のできない…
●ブルゴーニュだからこそ造れる個性派スパークリング!
といった印象があり、 変わったワインではあるものの純粋に美味しく魅力的 で、一目惚れしたスタッフ達の希望で今回のご案内が決定となりました!
特にブルゴーニュが好きで、普段からよく飲んでいるという方にこそぜひ飲んで頂きたい1本、ワイン会などに持っていってもかなり喜ばれるのではないかと思います!
贅沢にもジュヴレ・シャンベルタンのピノ・ノワールを100%使用!
伝統的ながら目新しいブルゴーニュ・ムスー・ルージュ、これは一飲の価値がある非常に面白いワインです!