南半球の新世界のワイン産地の中でも今勢いのある南アフリカワイン。


味わいの良さやコストパフォーマンスの良さ から、ワイン通の方を中心に注目されている産地です。


南アフリカの代表的な品種といえば、スティーン（シュナン・ブラン）やピノ・タージュが定番でしたが、その他国際品種も多く造られるようになりました。


そんな中で今回ドラジェが注目したのは、 コンスタンシア地区のソーヴィニヨン・ブラン！


コンスタンシアは、 南アフリカワインの発祥地 とも言われているほど歴史ある地域で、あのナポレオンが愛したデザートワイン、ヴァン・ド・コンスタンシアを産出したことでも知られています。


またアフリカと聞くと暑いイメージがありますが、このコンスタンシアは冷たい海風の恩恵を受けて気候は冷涼。暑い南半球の2月でも平均気温が20.6度までに抑えられるので、 優秀なソーヴィニヨン・ブランの産地 になっています。


ちなみにこのコンスタンシア地区、実は2017年5月にまわりの小地区とまとまって 「WOケープタウン」という新しい原産地呼称 ができたばかり。


「南アフリカに新WO誕生！」とあって、ワイン業界やワイン通の中ではちょっとした話題にもなっているんです！


そんな注目の産地のソーヴィニヨン・ブランと言うだけでも、気になってしまうところですが・・・


今回ご紹介するワインの注目ポイントはそれだけではありません！


●アフリカでは珍しいソーヴィニヨン・ブラン100％のスパークリングワイン！


おまけに、


●シャンパーニュと同じ製法で造られた、瓶内二次発酵のスパークリング！！


なんです。


ソーヴィニヨン・ブランのスパークリングで代表的な産地と言えば、ニュージーランドですが、ニュージーランドのものは果実味が全面にでた、ハッキリとした味わいが殆ど。


それに対してスティーンバーグのスパークリングは、 フランスのサンセールを思わせるミネラル香とクリーミーな泡立ちが特徴で、とっても上品 なんです。

〜テイスティングコメント〜 淡いグリーンがかったイエローで、泡立ちが良いです。 セルフィーユを思わすハーブ香に加え、柑橘系果実の香り。そして火打ち石のようなミネラル香。 目を瞑って香りだけを嗅ぐと・・・ フランスのサンセールのワインではないか？！と思うほどに、ミネラルに富んだ気品 を感じさせます。 通常アロマティックな品種を瓶内二次発酵すると香りがボヤけてしまうことが殆どですが、 ソーヴィニヨン・ブランらしい華やかなアロマ が広がります。 酸味は柔らかでミネラルとキメの細かい泡が口中に弾けます。 瓶内二次発酵のうえ、6ヶ月という長い期間ワインと澱を触れさせているので、味わいの骨格となる澱由来の深みも感じられます。 この深みと品種のもつ清々しさとが見事に調和し、 他には類を見ない個性溢れた魅惑的な味わい に仕上がっているのです。

生産者のスティーンバーグ・ヴィンヤードは「石の山」という意味。


首都ケープタウンからテーブルマウンテンを挟んで南側に位置し、名前のとおり巨大な岩山を背にスティーンバーグ・ヴィンヤードがあります。


斜面に広がる畑は冷涼で、 一年中通り抜ける風により病害の影響もなく健康なブドウが育ちます。


この土地はバカンスにも最適で、スティーンバーグの敷地内にはワイン畑だけでなくゴルフ場や、2つの高級レストラン、5つ星のラグジュアリーホテルも併設。


そこでは世界中から集うセレブ達が、このスティーンバーグのワインを楽しんでいるそうです。


ワインのプロフェッショナルである著名人からの評価も高く、


マスター・オブ・ワインの称号をもつワイン評論家ジャンシス・ロビンソン女史は自身の著書The World Atlas of Wineで、


スティーンバーグのソーヴィニヨン・ブランを「最良」と評価！


さらに、ワイン専門誌「WINE WHAT!?」で日本を代表するソムリエの石田博氏とワインジャーナリスト柳忠之氏からは


「A+」を獲得し、特にヴァリュー感がある、特別な個性がある


とお墨付きをもらいました！



新WOの誕生で今注目を浴びるコンスタンシア地区の秀逸なソーヴィニヨン・ブラン100％スパークリング！

新世界ワインながら旧世界のサンセールを思わせるミネラリーさと酵母の深みで品のある味わい！

絶妙かつ個性的な味わいのアフリカ産スパークリングワインを是非ご賞味ください！