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長い伝統に培われた安定の高品質!高いレベルで調和のとれたイタリア赤ワイン! このワインについて ボリュームのある赤いチェリーや風味豊かなミネラル、砕いたハーブ、煙やスパイスなどを感じます。洗練されながらもパワフルなこのワインは、凝縮された果実の味わいと芯のあるミネラル、酸とタンニンのバランスがよく調和したワインに仕上がっています。生産者について 初代ジャコモ・コンテルノがピエモンテ州モンフォルテ・ダルバにワイナリーを開業したのは、1900年頃と言われています。一族は、1800年頃からすでにこの地でワインの醸造業に携わっていました。ジャコモ・コンテルノによって、ランゲの地はバローロの名産地として姿を変えていったと言っても過言ではありません。1912年、ジャコモ・コンテルノの息子ジョヴァンニは、この地で収穫されたブドウの中から厳選したもののみを使用し、ボトルに瓶詰めして販売します。当時、ワインはまだ樽や大瓶で売買されるのが普通で、ボトルは非常に珍しい時代でした。 1934年、ジャコモ・コンテルノの息子で祖父の名を受け継いだジャコモは、「バローロ・モンフォルティーノ」という名ワインを生み出します。 ジャコモには、ジョヴァンニとアルドという二人の息子がいました。1961年に父親からワイナリーを受け継いだ兄弟ですが、兄弟はワイン醸造上の哲学の相違がもとで袂を分かち、弟は「アルド・コンテルノ」を開業します。 兄のジャコモは、1974年にネッビオーロとバルベーラの栽培に適したカシーナ・フランチャと呼ばれるブドウ園を購入。伝統的な農業技術を導入したこの14ヘクタールのブドウ園からも、非常にレベルの高いワインが次々と誕生することになりました。 肥沃な土壌を誇る「ジャコモ・コンテルノ」のワインは、自然の力を最大限に利用しているのが特徴です。自然の力を信じ人工的な余分なことはできるだけ避ける。これは1988年にワイナリーを継承した、現在のコンテルノ家の当主ロベルト・コンテルノの信念でもあります。ロベルト・コンテルノは、2009年に新たにセッラルンガにあるチェッレッタのブドウ園を、また2015年には、カシーナ・フランチャに隣接するアリオーネのブドウ畑9ヘクタール弱を購入、さらなるバローロの生産と質の向上に拍車がかかりました。 「ジャコモ・コンテルノ」のワインとその醸造技術は、世界に誇れるイタリアの文化大使ともいわれているのです。 1934年に生産されて以来、「ジャコモ・コンテルノ」のシンボルともいわれている「バローロ・リゼルヴァ・モンフォルティーノ」は、条件をクリアした収穫年のみ生産されています。また、「バローロ・カシーナ・フランチャ」も、毎年生産されるワインではありません。 こうしたポリシーによって、「ジャコモ・コンテルノ」のワインの質の高さは世界中に知られることになりました。 |
イタリアトップ銘醸地バローロにおいて、別格の存在感を放つ名門ジャコモ・コンテルノ。有名ワインガイド、ワイン・アドヴォケイト誌において2000年以降、4度の100点満点を獲得するなど、古くからの名門はその妥協しない姿勢にさらに磨きをかけ、バローロのトップに君臨し続けています。
そして今回紹介するバルベーラ・ダルバを、そんじょそこらのワインと一緒にしないで頂きたい。セッラルンガ・ダルバというバローロの中でも長期熟成に向く地区の、最良区画のバルベーラを使った、驚異的な完成度を誇る仕上がりです。
バローロの頂点に君臨し続ける名門のバルベーラ・ダルバ!ぜひその驚異的な完成度をご賞味ください!