久しぶりにブルゴーニュのお宝ワインを発見！



ある日輸入元様からご案内を頂いた、ブルゴーニュ古酒のお見積り。


生産者の名は 「ロミュアルド・ヴァロ」、 正直なところあまり聞いた事の無い作り手ですが、そのリストを上から順番に見てみたところ…



●値段を間違えてるんじゃないか！？



と思ってしまったほど、俄には信じられない 衝撃的な価格 だったのです…。



何しろアペラシオンが良いとはいえ、20年近くの熟成を経たブルゴーニュばかり。


もちろん信頼のおける輸入元さんなのですが、 「何か訳ありなのかもしれない」 と考えてしまうのも無理がないところ、ひとまず状態について問い合わせてみると…



●「保管や管理が悪かったようなワインでは決してない！」



との事、さらにリーズナブルな価格の理由としては、 「在庫限りだし、御社だから大サービスです！」 という、ありがたいお言葉まで頂いてしまいました（笑）


そこで一番期待していた、 ジュヴレ・シャンベルタンのプルミエ・クリュ1999年 を1本開けて、スタッフたちで試飲してみると…

■テイスティングコメント キノコや枯葉、紅茶をはじめとした香り高い茶葉など、古酒ならではの熟成を感じさせる複雑で芳醇な香り。 タンニンはきめ細かくこなれ、 18年以上の熟成を経た古酒らしさがある一方で、ボディはまだ芯を保っており果実味も残っています。 ジュヴレ・シャンベルタンらしい鉄のニュアンス、中盤から終盤にかけては深い旨味が現れ、複雑な余韻が長く続く気品に満ちた後味。 全体的に熟成感があるものの枯れすぎておらず、 状態良好なブルゴーニュ古酒でまさに今が飲み頃 といった印象！ 良いヴィンテージと良い畑のブドウによるワイン、そして適切な保管状況に置かれていた事がよくわかる、 古酒好きには満足度の高い1本 でした！

と、状態に問題があるどころか、 優れたクオリティを見せつけてくれる熟成ワイン であり、ブルゴーニュの高騰が続く中で…



●最近はめっきり見かけなくなったお宝ワインだったのです！



なにしろジュヴレ・シャンベルタンの1級畑、さらに1999年というブルゴーニュの当たり年。


昨今の相場から考えて、 10000円以上しても全くおかしくないワイン ですが…



●6578円！ （税込）



という、 圧倒的なお値打ち価格 でご案内できるのだから、これを見逃せるわけがなく即刻採用決定となったのでした！



生産者のロミュアルド・ヴァロは、コート・ド・ニュイで何世代にもわたり、ブドウをネゴシアンに供給してきた栽培農家でしたが、彼らの手でボトリングした元詰ワインも生産しており、今回のラインナップもその一部になります。


しかし2001年になると当主が引退、事業はお値打ちブルゴーニュで名高いアンドレ・ゴワショに引き継がれる事になり、ロミュアルド・ヴァロのラベルは消滅してしまったのです。


そういった意味でも貴重ではありますが、こんなお値段で入手できるジュヴレ1級畑の古酒、しかも良年ヴィンテージなんて滅多にあるものでなく、 近年では稀に見る掘り出し物 である事に間違いありません！



18年以上の熟成を経た、ブルゴーニュの当たり年1999ヴィンテージ！

ジュヴレ・シャンベルタンのプルミエ・クリュが6578円！（税込）

ムルソーのプルミエ・クリュも同時に入荷、いずれも限られた数量しかありませんので、どうぞお早めにご検討くださいませ！