缶ワインでゆる飲み!新たな流行の予感!?

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オシャレな缶ワイン

ここ数年、アメリカで大流行中のワインのスタイル、それが缶ワイン

4~5年前には日本市場にはほとんど出回っていなかった缶入りワインですが、ここ最近は様々な種類の缶ワインが登場。昨今の家飲みブームに、新たな起爆剤として期待されています。

でも缶ワインって美味しいの??実は近年、アメリカを中心に名門ワイナリーが缶ワインをいくつもリリースするなど、缶ワインのクオリティが急上昇!手軽でオシャレ、しかも美味しい缶ワインの魅力をお伝えします!

広まりつつある缶ワイン

ワインとは瓶に入っている物。1600年代頃にガラス瓶が発明され、ワインが樽からボトルでの流通に変化した当時から、ワインは瓶に入っている物が当たり前とされてきました。
もちろん、今でもほとんどのワインはボトル詰め。コルクで蓋をして、ものによっては何十年と瓶内熟成を経るワインにとっては、最適な素材であることは間違いありません。

しかし、近年ではその常識に一石を投じようと、様々なアイデアが取り入れられています。箱型のバックインボックスやペットボトル。そして、缶入りスタイルのワインです。
4~5年ほど前には、ワインショップでもあまり見かけなかったと記憶している缶ワインですが、ここ最近はかなりの種類が日本にも入ってきています。

実は、近年アメリカで缶ワインがブームを迎えつつあるそう!都市部の酒屋さんに行くと、棚に数十種類の缶ワインが山積みで売られている画像を、SNSでも見ることができます。流石に日本ではまだそういった光景はあまり見かけませんが、どのお店でも数十種類を取り扱う日が来るのは、そう遠くないかもしれませんね。

缶ワインの魅力再発見!

何と言っても、とっても手軽!

缶ワインを冷やしている

でもなぜいま缶ワインに注目が集まっているのでしょうか。実は「缶」というスタイルに注目してみると、様々なメリットがあることが分かってきます。

さあ、ここからは缶ワインの魅力をたっぷりとご紹介していきますが、まず最初はやはり何と言ってもそのお手軽さでしょう!

まず容量は、ワインの種類によっても違いますが180ml~350ml。筆者もそうですが、750mlのボトルワインを1本飲み切るのって意外と大変なんですよね。ましてや一人で家飲みだと3日くらいかかってしまうことも…。

スパークリングなんかは3日後には泡が抜けてしまって、残念な思いをしたことがある方もいるのではないでしょうか。

その点、やはり飲みきりサイズなのは非常に嬉しい所。家でちょっと一息飲みたいときに気軽に開けられちゃいます。風呂上がりに飲み始められます(笑)。しかも缶ワインは冷えやすい!冷蔵庫でもすぐ冷えますし、外のみでも、氷水に付ければすぐに冷えてくれるので、アウトドアにも最適です!

どんなシーンでも大活躍!

缶ワインで乾杯コロナの影響で、家飲み人気が非常に高まっている今、テレビを見ながら缶を片手にゆるりと楽しめるのが缶ワイン。

でも、お酒を飲むのは何も家だけではないですよね。例えば、春はお花見、夏は花火大会にバーべキュー、そしてスポーツ観戦。秋はピクニックなど、外でみんなで飲むシーンも多いはず。そんな時にグラスいらず、オープナーいらずの缶ワインを持ち寄ってみてはいかがでしょうか。きっと周りの人に喜ばれること間違いなしです!

しかも軽いので、持って行くのにも荷物にならず、楽なのが嬉しいですね!飲み終わった後の処分も楽チンです。

環境にも配慮した缶ワイン

最近、非常に注目されているSDGs。その12番目に、「つくる責任、つかう責任」という目標があるように、やはり持続可能な資源の活用が今後必須となってくるいまの時代。

実を言うと、缶はガラス瓶よりもリサイクルのしやすい資源。使用した缶の約9割近くは再利用されています。製造から輸送の過程で排出される二酸化炭素の量も少なく、環境への配慮も一緒になって考えられるスタイルのワインと言えるのではないでしょうか。

缶ワインの完成は難しかった?

缶ビールや缶チューハイは昔からありますが、実は缶ワインが実用化されたのは最近のこと。2004年に、オーストラリアのバロークス社が造った缶ワインが世界初のものと言われています。

ワインはビールや酎ハイと比べると酸が強く、缶入りにすると品質劣化が懸念点でした。そこでバロークスの創業者は、約10年かけて缶の内側に特殊なコーティングを施す技術を開発。最長5年まで安定的にワインを保存することに成功しました。ワインの歴史は長いですが、意外と缶ワインは最近ようやく完成したスタイルなんですね。

2005年に初めて日本で販売され、百貨店やスーパーでも見かけるようになりました。それからは日本にも少しづつ他の缶ワインが入ってきており、今ではコンビニでも見かけます。

オシャレなデザインが缶ワインの一番の魅力!

オシャレな缶ワイン缶ワインのもう一つの魅力と言ってもいいのが、やはりそのデザインです。缶は、瓶よりもデザイン性に自由が利き、各ワイナリーから様々なデザインの缶ワインが発売されています。

SNS上でも、缶ワインと検索すると皆さんいろんなシーンで缶ワインを楽しんでいる写真をアップしており、まさに飲みながら「映え」も楽しめるのが嬉しい所。特にいま人気のあるアメリカで缶ワインを支持しているのが20~30代の若い世代の方々。まさにSNSでの流行発信の中心世代であり、彼らが缶ワインの魅力を世界に発信していると言っても過言ではないかもしれません。

おすすめ缶ワイン9選!

さてここからは、今すぐ手に入るおすすめ缶ワインをご紹介していきたいと思います!
あの有名ワイナリーからも出てますよ!

フランシス・コッポラワイナリー

コッポラワイナリー

映画監督として知られ、映画「ゴッド・ファーザー」など数々の名作を手掛けてきたフランシス・フォード・コッポラ氏。彼が造るワインは、イングルヌックを始めとする高級ワインからテーブルワインまで幅広く、カリフォルニアを代表するワインの一つとして、日本でも非常に人気があります。

コッポラ監督

ダイヤモンド・セレクション・シリーズ

ダイヤモンド・セレクションは、カリフォルニア沿岸部のブドウや内陸部にある渓谷で収穫される、熟度の高い、リッチでフルーティーなブドウを使って造られる高品質ワインのシリーズです。

コッポラシャルドネ

フランシス・コッポラ ダイヤモンド・セレクション シャルドネ

味わいは、たっぷりとまろやかな口当たり。生き生きとした果実とバランスの良い酸味が感じられ、クリーミーで心地よい余韻。

コッポラピノ・ノワール

フランシス・コッポラ ダイヤモンド・セレクション ピノ・ノワール

イチゴやプラムのジューシーなフレーバーと、かすかなクローヴや、バランスのとれた酸味が心地よく口の中に広がります。

ソフィア・シリーズ

ソフィアの缶

コッポラ氏の愛娘ソフィアさんが幼少のときに、父コッポラ氏は「将来、愛する君の為だけにワインを造ろう」と約束したそうです。やがて彼女は大人になり結婚。コッポラはその祝福の思いを形にし、この「ソフィア・シリーズ」を生み出しました。

ワインは、ソフィアさんからのリクエストである、「シャンパンのようでシャンパンほどガスっぽくなく値段も高すぎないワイン」を基に造られています。

ソフィア・ロゼ

フランシス・コッポラ ソフィア ロゼ ミニ カリフォルニア

ロゼ・スパークは、イチゴやメロンの様な可愛らしい香りに、オレンジやラズベリー、ハイビスカスの華やかな味わい、優しい泡に自然な酸、クリーミーな口当たりが優しいスパークです。

ソフィア・ブランドブラン

フランシス・コッポラ ソフィア ブラン・ド・ブラン ミニ カリフォルニア

ブラン・ド・ブランは、ピノ・ブラン、リースリング、そしてマスカットで造った、香りが高くエレガントな風味と繊細な泡立ちのオフドライな味わいスパークです。

ダックホーン・ヴィンヤーズ

デコイのロゴ

デコイ・セルツァーシリーズ

カリフォルニア・ナパ・メルローの立役者として知られるのが、ダックホーン・ヴィンヤーズ。ナパ・ヴァレーの中心地セントヘレナに、1976年、ダックホーン夫妻によって設立されたワイナリーです。アヒルのラベルが印象的なボトルデザインが有名ですね。

そのセカンド的ブランドのデコイから、ワインベースの「セルツァー」が缶スタイルで登場しました。セルツァーとは、元々はサトウキビを発酵させたアルコールをベースに炭酸水で割り、果汁やハーブなどで香り付けしたアルコールドリンクです。

デコイではベースをワインで造るセルツァーを発売。デコイの醸造チームが手掛け、低カロリー&低アルコールの飲み物として、アメリカ西海岸を中心に人気急上昇中です。

デコイセルツァー

デコイ プレミアム・セルツァー ソーヴィニョン・ブラン ライム

ソーヴィニヨンブランベースにライムのフレーヴァーを利かせたセルツァー。グレープフルーツ、ピーチ、レモンの皮とワイムのさわやかなノート。

デコイセルツァー

デコイ プレミアム・セルツァー ロゼ ブラックチェリー

華やかなシラー主体のロゼワインをチェリーで風味付け。イチゴ、チェリーパイ、花の香水の香りとダークチェリーをかじったような甘やかな果実味。

デコイセルツァー

デコイ プレミアム・セルツァー シャルドネ レモンジンジャー

クレメンタインオレンジと洋梨やバニラの香りが融合し、華やかなアロマ。
ビターオレンジのような甘苦みで後味はキレがよくすっきりと爽快。りんご、洋ナシ、バニラ、レモンと生姜のさわやかなノート。

デコイセルツァー

デコイ プレミアム・セルツァー シャルドネ クレメンタイン・オレンジ

シャルドネの柔和さを感じつつも、炭酸水の清々しさ、レモンの爽快さやショウガをかじったような辛みが効いた引き締まった味わい。りんご、洋ナシ、バニラ、オレンジのさわやかなノート。

アイアンストーン・ヴィンヤーズ

アイアンストーン・ヴィンヤーズは、カリフォルニアの少し内陸の広大なAVAシエラ・フットヒルズを中心に、持続可能な農法でワイン造りを行うワイナリー。

シンフォニー

オブセッション シンフォニー

アメリカで交配された新品種「シンフォニー」を使ったワイン。シンフォニーは、マスカットとグルナッシュ・グリの交配品種で、非常に華やかなマスカットや白桃の香りに、ピリッとスパイシーな風味が特徴的なワインになります。普段、ワインをあまり飲まない方でも、思わず「美味しい!」と言ってしまうような、トロピカルでジューシーな味わいです。

結びに

最近は、コンビニでも缶ワインが並ぶようになりました。まだ数は少ないですが、今後需要が伸びてくれば、種類がさらに増えてくるかもしれません。実際、アメリカでは2012年は200万ドル程の市場規模であった缶ワインは、2018年には6900万ドルを超えるほどまでに成長しています。日本でも、コロナ禍での家飲みブームに乗り、缶ワインがもっと身近になる日は近いかもしれませんね。是非、皆様も缶ワインをいろいろなシーンに取り入れてみてはいかがでしょうか。

デコイの缶

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