毎年、年が明けて落ち着いてくる2~3月くらいになると、少し先に見える春の華やかさにつられてロゼワインが売り場をにぎわせます。
私たちも試飲会に行くたびにロゼワインを飲み、「あぁ春も、もう目の前なんだなぁ」とちょっぴりワクワクするわけですが。
ちょっと待ってください!ロゼは春だけのものですか!?いつ飲んでもおいしいワインだと、僕は思うんです!
この「続きを読む」を押して、記事を読んでさえくれれば、ロゼワインの魅力が分かるはずです!
まずは皆さん、ロゼワインってどんなイメージですか?
「甘口はちょっと・・・」とか「初心者用の飲みやすいワインでしょ?」
そんなマイナスのニュアンスを含んだ言葉を、ちらほらと聞くのですが、確かに甘口も存在するし、初心者でも飲みやすいのも間違いありません。
しかし世界で造られているロゼワインは辛口が主流ですし、しっかり作りこまれた複雑な味わいのロゼワインだってあります。
ロゼワインってだけでなんかマイナスイメージが先行してるのはなんか寂しいですね・・・
つまり、先入観だけでおいしいワインが楽しめないのは、もったいない!ということを言いたいんです。この記事を読んで、ロゼワインこそ日常のワインにピッタリだ、ということを発見してもらいたいと思います!
ロゼワインと日本の食卓
セオリー通りにいけば、ここで造り方やら種類の紹介が入るものなんですが、なんせ意外と複雑な造り方をしていたりするので、後回しにします。
僕がここで一番に伝えたいのは造り方とか歴史とかではなく、いかにロゼワインがおいしいか、日本人の食卓に合うか、なので!
ロゼワインは甘口辛口、かつスパークリングまで造られているため、それぞれ味の違いが出ます。
ただその味の違いの幅というのが、赤ワインと白ワインの違いの幅よりも小さい、というのがとても重要なところ。
赤ワインと白ワインの、ちょうど中間に位置するのが、ロゼワインという事になります。
後ほど説明しますが、製法的に白ワインと赤ワインのいいとこどりをしたようなものなので、このような特徴を持ちます。
赤ワインなら肉料理が合う、とか白ワインに合わせるなら魚が相性抜群、とかそのようなセオリーはあまりない、と言ってもいいかもしれません。
つまり、ロゼの中でも甘口辛口が分かっていれば、合わせる料理はそこまで気にしなくていい、ということです。
そこで日本人の食卓に合う、といったところに繋がってきます。
現在の日本の食卓は、自炊するかどうかにかかわらず、様々な味付けの料理が並んでいることが多いかと思います。
魚の煮つけがあるその隣にはハムを使ったサラダが置いてあったり、お刺身と唐揚げをつまんでみたり、別の日にはマーボー豆腐と餃子、はたまたローストビーフのあとにパスタで締める日もあったりして。
少し一例を挙げただけでも和食、フランス料理、中華料理、イタリア料理、などなど様々な料理が食卓に並んでいます。
そんなにいろいろ作れないよ・・・という方も最寄りのスーパーに行けば、手軽に手に入る環境が、きっと広がっています。
話をロゼワインに戻しましょう。そういう食卓の上にワインを1本置こうとすると、意外と迷います。ワインを知れば知るほど迷います。
お刺身に合わせた白ワインだと唐揚げに負けちゃうことがあるし・・・
そもそも中華のスパイス感にワインって・・・
ローストビーフにはミディアム赤だけど、パスタは種類によるなぁ・・・
などなどいろんなことを考えて、がんじがらめになってしまうことがあります。
「2本飲めばいいじゃん!」とか「あんまり気にしないよ!」なんていうひともいるとは思いますが、出来る事ならば酔いすぎずに、いいマリアージュを楽しんでもらいたい、と思うのがソムリエの心意気。
そんな時に便利なのがロゼワイン!
和食をはじめ、中華、イタリアン、フレンチなど、ありとあらゆるジャンルの料理と、相性ピッタリの懐の深さを見せてくれます!
その中でも特に合う食材としては、エビや生ハム、サーモンなどピンク色をしたものが、よく合います。
ワインと食材や料理の色を合わせる、というのはマリアージュの基本ですね!
またロゼワインであれば、基本的にどんな料理にも合いますが、種類によってよりよいマリアージュを期待できます。
やや甘口のロゼワインは果実味が強く、白ワインに近い特徴を持つので6~10度でキリっと冷やして、やや軽めの鶏肉の料理や魚料理、サラダによく合い、スイーツなんかにも抜群の相性を見せます。
辛口に仕立てられたロゼワインはそれこそ万能。目安の温度としては10~18度、肉料理から魚料理までなんでもござれ!もう少し低い温度で、爽やかに楽しむのもOK!
元々何でも合うオールラウンダーのスパークリングワインの中でも、しっかり冷えたロゼスパークリングは最強、どんな料理とも相性ピッタリ!
だから食卓の上に1本のロゼワインがあれば、どんなワインが合うのか、なんて悩みは一気に吹っ飛び、楽しい食卓になること間違いなし!
ロゼワインの楽しみ方
最初に、春になるとロゼワインが出てくる、なんて言いましたが、当然ロゼワインは他のワインと同じように、年がら年中あります。
日本の春は桜色、というイメージがロゼワインを連想させ、あたかも春に飲むワインのごとく売り出されています。
その風潮にあえて楯突きたい。ロゼこそ、年がら年中楽しめるワインであると!
春には心地よい陽気の中、その華やかな色と香りを楽しみ。
夏にはやや甘口のロゼワインを、爽快にソーダで割って。
秋には梨やリンゴ、レモンなど季節のフルーツを浮かべてカクテル風に。
冬にはそのマリアージュの幅を生かして、様々な食事のお供に。
その他にもロックで飲んでみたり、ジュースで割ってみたり、かなりカジュアルに楽しめます。
こんな風に季節や気分に合わせて、気軽にいろんな飲み方をできるのがロゼワインの懐の深さ!
四季がはっきりしている日本にピッタリだと思いませんか?
ロゼワインの作り方
ここから作り方の話になるので、あまり興味のないかたは飛ばしても構いませんよ!でも知っておくとワイン選びが、より楽しくなります!
ロゼワインにはロゼワイン用の特定の品種というのが無いので、主に黒ブドウを使って造られます。
ロゼの作り方には以下の3通りあります。
赤ワインの製法をベースに造られるロゼワインの醸造製法。
赤ワインを造る時と同じように、黒ブドウの皮や種も一緒に発酵させて造る製法で、ロゼワインに仕立てる場合、濃い色が着く前に皮や種を抜き取り、果汁だけにしてさらに低温発酵してワインに仕立てる方法。
白ワインの製法をベースに造られるロゼワインの醸造製法。
白ワインを造る時と同じように、黒ブドウを破砕、圧搾してほのかに色づいた果汁だけを発酵してワインに仕立てる方法。比較的淡い色調のロゼワイン。
発酵前の黒ブドウと白ブドウを合わせて醸造する方法。ドイツのロートリングが有名。
ちなみにシャンパーニュなどの特例を除いて、白ワインと赤ワインを混ぜることは、ヨーロッパでは禁止されています。
この3つの醸造法を、液体の外見から断定することはほぼ出来ない、と言ってもいいでしょう。ラベルに書いてある、というものも見たことがありません。(筆者体感)
根気よくインターネットで情報を調べるか、インポーターの資料を持っている販売業者に調べてもらうか、しかないと思います。
次はそんなロゼワインの代表的な産地を紹介していきます。
ロゼワインの代表的産地
ロゼワインと言えば、真っ先に思いつくのが南フランスのプロヴァンス地方ですね!
プロヴァンス地方
地中海沿いに広がるプロヴァンス地方は、歴史的に最も古いワイン産地として、知られています。
気候は地中海性気候で温暖。日照時間にも恵まれており、ブドウは太陽の光をたっぷり受けて育ちます。
ローヌ渓谷から地中海に抜ける「ミストラル」という強い北風の影響で、病害の繁殖が少ないため、有機農法を実践する農家が多いのも特徴です。
グルナッシュ、サンソー、シラー、ムールヴェードルなど多種多様な品種が植えられ、ワインの種類もバラエティ豊か。
フランス最大のロゼ産地で、そのワインは「ヴァカンスのワイン」と呼ばれ、南仏の夏の風物詩です。
プロヴァンスのロゼワインの特徴は淡い色調。鮮やかなピンク色というよりも淡く、輝きや透明感を伴った独特の色調。
生産量の9割近くがロゼ、という最大生産地コート・ド・プロヴァンスでは全体的に辛口が主体で、フルーティな早飲みタイプのロゼワインが多く造られています。
またプロヴァンス全体の生産量の9割がフランス国内で消費されてしまうというのだから驚き。
現地プロヴァンスでは、オリーブオイルや香草を使った料理や、地中海で採れた魚料理と合わせるようです。
価格帯は安いものでは1000円ほど、高いものでは10000円越えなど、基本的にはリーズナブルですが、作り手によってかなりの幅があります。
このプロヴァンス・ロゼは「フランス3大ロゼ」のひとつ。ほかの2つは、というと・・・
ロゼ・ダンジュ
南フランスのプロヴァンスとは違い、北に位置するロワール地方のアンジュ地区のロゼワインです。
ロゼの代名詞と言われるほど、世界的に人気の高いワインで、リーズナブルながら上質なワインとして知られています。
固有品種であるグロロ種から甘口か、やや甘口で仕立てられ、透明感のあるサーモンピンク色を持ち、爽やかさやフルーティさを併せ持っています。
普段ワインを飲まない人や、女性にとても人気のあるロゼで、フランス人はロゼダンジュを飲んでから、ワインのおいしさを知る人が多いそうです。
やや甘口という事もあり、ロックの飲み方やソーダで割ったり、など様々な飲み方を楽しめそうです。
料理との相性は抜群で、香辛料の効いた中華料理や優しい味の和食まで合わせられる、驚きの懐の深さ。
中華料理では、マーボー豆腐のスパイスの効いた味わいと香りを、ロゼダンジュのほんのりとした甘みが中和させ、食欲をそそります。
和食であれば、ロゼダンジュのほんのりとした甘みと渋みが、肉じゃがなどの醤油を使った煮物に、合わせやすいでしょう。
AOCワインとしてはお手頃で、安いところだと1000円以下、高くても2000円ほどのものがよく日本で流通しています。
タヴェル・ロゼ
フランス3大ロゼの中でも、他の二つの産地とは少し毛色の違うタヴェル・ロゼ。珍しいロゼのみのAOCでロゼの女王、とも言われます。
ルイ14世など。数々の著名人に愛されたことでも有名で、文豪ヘミングウェイは「エデンの園」の中で「恋人たちには素敵なワイン」と、紹介しています。
前述のロゼダンジュとは対照的に、しっかりとした飲み応えがあり辛口で、アルコール度数が高く、まさに通好みの味わい。
他のロゼワインが長期熟成に向かないものが多い中、タヴェル・ロゼは長いものだと、10年以上の熟成に耐えられる、とも言われています。
こだわった作り方をする生産者も多く、一味違ったワインを飲みたいな、という時の候補にもなりえます。
とはいえ、ロゼはロゼなので基本的にどんな料理とも合います。
他の3大ロゼ産地に比べれば、赤ワインに近いコクがあるため、肉料理と合わせるのも無理がありません。
価格帯も他の3大ロゼ産地に比べると、少し値が張って2000~4000円で入手できることが多いです。
またアメリカでは、ジンファンデルというカリフォルニア州を代表するブドウから、「ホワイト・ジンファンデル」というロゼワインが造られます。
やや甘口のこのロゼはフルーティで瑞々しく、ソフトな味わいでジンファンデルから造った赤ワインよりも、人気があります。
他にも、シャンパーニュをはじめとする「最強」ロゼ・スパークリングワインは、世界各地で国際品種や地場品種で、ワインに仕立てられています。
ロゼ・スパークリングは甘口辛口、泡の強弱、味わい、色調、それこそ千差万別で多種多様なタイプが世の中に溢れています。
文章だけだとなんだか難しそう・・・と思った方もいるかもしれません。
それでも赤ワインと白ワインより、はるかに分かりやすく迷うほど種類がない、と言えるでしょう。
それにロゼワインは総じてリーズナブルで、自分の好みがわかるまで、何本も試すことができる、というのも一つのロゼワインのメリットですね。
ロゼワインは海外でこんなに人気!
最大のロゼ生産国、フランスでは販売量ベースで白ワインを抜き、ロゼの方が売れるようになった、とのこと。
元々、フランスでは初夏から夏にかけての暑い時期に、ロゼワインをよく飲みます。陽光きらめく高級リゾートで、ヴァカンスを楽しむ人々の傍らには、プロヴァンスのロゼワイン、そんな光景が浮かびますね。
フランスでは老若男女問わず、楽しんでいるロゼワインですが、アメリカでは様子が違うようです。
アメリカは、フランスと双璧をなすほどのロゼ消費大国で、2国合わせて世界の半数のロゼワインが消費されます。(!)
そのブームを牽引しているのが、20~30年代前半のいわゆるミレニアル世代の女性。10代のころからインターネットの環境があり、ソーシャルメディアに馴染んだ世代がインスタグラムを駆使して、ロゼワインをプロモーションしているそうです。
人気の理由はもちろん、ロゼワインの華やかな色合いを利用したインスタ映え!
またニューヨークでは、凍らせたロゼワインにイチゴやレモンジュースを混ぜ、シャーベット状にしたフローズンカクテルが2017年ごろから大人気!
などなど、ロゼワインへの関心が高まっていることが分かります。
ロゼワインのマリアージュ検証
ここまで書いたところで、ロゼ・ワインを飲みたくなってしまったので、いったん筆をワイングラスに持ち替えたいと思います。
今回、用意したワインはこれ!
ロゼ・ダンジュ ブーグリエ
ブーグリエは1800年代から続く家族経営のワイナリーで、ロワール地域のワインを造り続けています。
ロゼ・ダンジュはものによって甘口の度合いが異なるので、そのワインの特徴を知るためにもまずは一口。
色調は透明感のあるピンク色で、アロマはイチゴ、ラズベリーの赤いベリーやレモンの香り。
味わいは、最初にイチゴのような酸味、そのあと、グレープフルーツの苦みを少し伴った甘酸っぱさがスムースに続き、ミネラリーなアフターが続く。
爽やかでフルーティな、ロゼ・ダンジュらしい親しみやすいワイン。べたっとした甘口ではなく、いきいきとした酸味もしっかりあるのでバランスが良い。
正直、久しぶりに飲みましたが、もうちょっと薄いというイメージを持っていたため、割としっかりとした果実味に驚き、見事にひっくり返りました。
やや甘口と言ったところでしょうか、飲んだことのあるワインも定期的に飲みなおさないとな、と少し反省しました。
そして、今回用意した食べ物はこれ!
・チリ産サーモントラウトの刺身
・お惣菜のマーボー豆腐
・作り置きしてあった鳥とごぼうの煮物
の三種類。家にあった煮物以外は、帰り道にあるスーパーで買ってきました。サーモンはカルパッチョにしようかとも思いましたが、あえての醤油をつけてのお刺身です。
ひとつずつ、マリアージュの感想行きます!
サーモンの刺身は、脂身の風味とロゼ・ダンジュの果実味がお互いに引き立てあい、旨味が倍増。余韻の甘みもワインのミネラリーなアフターにより増幅しました。
全般的に、味わいの濃いサーモンを、ワインが控えめに下支えするような構造で、これに関しては誰もが満足してくれるマリアージュだと思います。
さすがに昔から相性のいい、と言われる組み合わせは間違いがない!
次はマーボー豆腐。買ってきたマーボー豆腐は唐辛子の辛みが強く、山椒(花椒?)の風味はそんなに強くないものでした。割と辛め。
ロゼ・ダンジュのほのかな甘みが、マーボー豆腐のスパイスや辛みを中和し、コクを生み出す、噂通りのマリアージュの良さ!
ただ少し気になったのが、若干、ワインの苦みが強調されてしまう印象があります。個人的には山椒の風味が苦みを強調している気がしますが・・・調べても実のところはよくわかりませんでした。
ただ少々の苦みは、旨味のエッセンスとして楽しめますので相性抜群、と言っていいでしょう!
最後は作り置きの鳥とごぼうの煮物。酒とみりんを少し多めに入れて作ったので、甘みが強めの煮物です。
ロゼ・ダンジュのほのかな甘みと、砂糖やみりんの甘みが見事にマッチ!なにか今までのマリアージュに比べてホッとする印象。
旨味が強くなる、とかコクを生み出す、とか劇的な変化ではなく、お互いが寄り添いあっているマリアージュ。
日本人に対するウケは、このマリアージュが一番いいかもしれません!
そんなこんなで飲み続け、ワイン1本を飲み干してしまい、ロックでも飲もうと思っていたのに、いつの間にかボトルが空になっていました。
飲みやすいワインというのも、それはそれで考え物ですね・・・
そして、マリアージュの知識としては知っていましたが、マーボー豆腐から煮物までの振れ幅をカバーできるというのは、ほんとうにびっくりです。
ロゼ・ダンジュの懐の深さに脱帽した1晩でした。
ロゼワイン、とにかく飲んでみて!
ここまで様々な角度から、いかにロゼワインがおいしいか、日本の食卓に合うか、を力説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
しかしここでどんなに、味わいやマリアージュを力説したとしても、伝わるのは頭の中に伝わる情報だけ。1杯の美味しいワインを飲んだ時に、舌に伝わる感動や、心に残る余韻はとても言葉では表しきれません。
少しニュアンスは違うかもしれませんが、「百聞は一見に如かず」ならぬ「百聞は一飲に如かず」とでも言いましょうか。
これを読んだ方が、ロゼワインに少しでも関心を持ち、楽しんでくれたらソムリエ冥利に尽きます。
そして、その一飲を手助けするため、おススメロゼワインをセレクトしましたので是非ご覧ください!
おススメロゼワイン紹介
コート・ド・プロヴァンス キュヴェ・プリュネル ロゼ [2017] ヴァロンブローザ
リーズナブル、と言われるコート・ド・プロヴァンスのワインの中では、比較的高価なワインですが、徹底的な有機栽培にこだわる生産者の高品質なワインとして、ギド・アシェット誌などのワインガイドにも多数、掲載されています。
記事内でマリアージュを検証したワイン。爽やかでフルーティな「THEロゼ・ダンジュ」というべきワインで、世界中で人気なのもうなずけます。是非マリアージュを試してみて下さい!
「ローヌの盟主」とも言われるギガルのタヴェル・ロゼ。当然のように高品質で、フローラルかつフルーティ、肉厚ながらエレガントな一分の隙も見せない、過不足なしの完璧なロゼワインの女王。
シャンパーニュ出身の系譜を持つブルエット家の手掛ける、コスト・パフォーマンスに優れたロゼ・スパークリングで、この価格でありながらシャンパーニュ製法を採用し、華やかでしっかりとした果実味が特徴。