夏といえばスパークリングワイン。
こんなに暑い日だからこそ、ご自宅でスパークリングワインをバンバン開けたいところですが・・・開栓に失敗すると泡が吹きこぼれたり栓が飛んだりと、慣れるまではちょっと恐いですよね。
お祝いの場では野外でシャンパンを景気良くポンッと音を立てて開けることもありますが、家でやったら大惨事になりかねません。ご自宅でスパークリングワインを開けるなら音を立てずに静かに「すぅ~」と開栓するのがスマートです。スパークリングワインを開ける時の「すぅ~」という音を「淑女のため息」と例えられているほど、静かに開けることが重要なんです。
スパークリングワインを開ける際に、絶対に抑えておきたいポイントがこちら!
②ミュズレを外すとき、開栓するときはコルクを親指でしっかり抑える
③開栓時は瓶口を人に向けない
スパークリングワインをよく冷やすことで、吹きこぼれの防止になります。コカ・コーラを思い浮かべてみてください。温度が高かったり、ふったりすると吹きこぼれますよね。スパークリングワインも同じです。キンキンに冷やしてから、ゆっくりと持ち上げましょう。
スパークリングワインのフィルムを剥がす
スパークリングワインの上部はフィルムに覆われているので、ボトルの瓶首にあるフィルムの切れ目から剥がしていきましょう。
スパークリングワインのミュズレを外す
ミュズレとは、シャンパンやスパークリングワインの瓶口にかけてある王冠とワイヤーのことです。
王冠部分をしっかりと親指で抑えて、巻かれているワイヤーを外していきます。
いよいよ開栓!
ここが一番の正念場!
まず重要なのは、ボトルをやや斜めに傾けて持つこと。液面の表面積を大きくとることで、抜栓した時にガスの逃げ道が広くなり吹きこぼれにくくなります。
続いて栓を開けるときは、コルクは回さずに指で固定し、瓶底を回しながら開けていきます。コルクを力任せに回すと折れる危険性や、急にコルクが上昇し飛び出す危険性があるためです。
瓶底を回していくうちに、スパークリングワインのガス圧で勝手にコルクが上がってきます。
コルクが飛び出さないように親指で調整し、コルクが半分くらい上がってきたら、コルクと瓶口に隙間をつくるイメージでコルクを傾けていきます。
すると・・・すぅ~っと淑女のため息が!その音が聞こえたら成功です。