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コトー・シャンプノワ
Coteaux-Champenois
シャンパーニュ好きなら一度は飲んでおきたいのがこのコトー・シャンプノワ。シャンパーニュ地方で生産されているスティルワインです。シャンパーニュの歴史を語るうえで外せない部分でもあるでしょう。
コトーシャンプノワとは?
コトー・シャンプノワは、フランスのAOC-AOPにあたります。シャンパーニュ地方のAOPは、シャンパーニュ、コトー・シャンプノワ、ロゼ・デ・リセイの3つです。
「coteaux(コトー)」は日本語で「小さい丘」を意味する言葉で、「coteaux-champenois (コトー・シャンプノワ)」は「シャンパーニュの小さな丘」と訳されます。コトー・シャンプノワは、フランス北東部に位置し、パリから一番近いワイン産地とされているシャンパーニュにあります。
シャンパーニュと聞くと当たり前のように発泡性のワインが頭に浮かびますが、コトー・シャンプノワは非発泡性のワインで赤・白・ロゼの生産が認められています。
かつては赤ワインが有名な地域
現在のシャンパーニュでの製法が定着するよりも前のこと、17世紀中頃まではシャンパーニュは赤ワインの生産地として知られていました。当時のフランス国王であるアンリ4世を筆頭に、フランス宮廷に好まれていた産地のひとつだったのです。ヴァン・ナチュール・ド・シャンパーニュと呼ばれる時期もあり、ブルゴーニュと競合していました。
現在のシャンパーニュでは発泡性のワインのが生産が全体の約9割を占めており、コトー・シャンプノワは希少なワインとなっています。
シャンパーニュ地方の気候と品種
気候は大陸性気候の影響を受けた温暖海洋性気候で冷涼な地域です。そのため、ブドウの糖度は上がりにくく比較的酸味が強いブドウが収穫されます。近年は温暖化の影響を受けたこともあり、ブドウが以前にも増して成熟し、質の高いコトー・シャンプノワが造られています。
ブドウの品種は、シャンパーニュと同様ですが、白ワインにシャルドネ、赤ワイン又はロゼワインにピノ・ノワールとピノ・ムニエが使用されています。発泡性ワインとしてのシャンパーニュの出来が良い年などはほとんど生産されないケースもあります。
留め具付きコルク栓
コトー・シャンプノワは、スティルワインにもかかわらず、シャンパーニュ(発泡性)のようなキャップシールがついています。コルク自体もシャンパーニュやスパークリングワインに用いられるようなコルク栓が使われている場合が多いのです。なので、現地では、発泡性のものを購入したつもりが、実はコトー・シャンプノワを買ってしまった、ということがまれに起こるそうです。
実際のコトー・シャンプノワのコルクは、キャップシールを剥がすと、コルクに食い込むようにして留め具がついおり、それをナイフを使って外して抜栓をします(比較的、女性でも難しくはないようです)。