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    ドイツ Germany

    「ブドウ栽培北限の地」と呼ばれているドイツ。北緯50度付近に位置するドイツは、高緯度なため日照時間が十分とはいえず、決してブドウ栽培にとって恵まれた気候ではありません。中には、普通の農業に適さないような場所もあり、ブドウが植えられていなければ、ただの森林だったという土地も存在します。しかしながら、そのような厳しい条件を克服したからこそ、張りのある優雅な極上の白ワインを生み出しています。

    ドイツで生産されるワインの約60%が白ワイン。かつては「ドイツワインと言えば甘口の白」というイメージでしたが、1980年代初頭のトロッケン(辛口)ワインブーム以来、辛口ワインの生産量も増え、現在では約65%をトロッケンまたはハルプトロッケン(中辛口)で占めています。

    近年ではドイツ産赤ワインの生産量の成長が著しく、最近での大きな変化として取り上げられています。1980年代初頭ではわずか10%ほどしかなかった赤ワイン用ブドウ品種の栽培比率は、シュペートブルグンダー(=ピノ・ノワール)を筆頭に大きく栽培面積を伸ばし、2010年には全体の35%を超え、1世代の間に約3倍を超える変動となりました。これは歴史あるワイン生産国の中では稀なケースです。

    また、甘味と酸味のバランスがとれ、比較的アルコール度数の低いワインが多く存在していることもドイツワインの特徴の一つです。フレッシュでフルーティな風味と香り、そして優雅な印象があり、アルコールに弱い方でも安心して楽しむ事ができます。優しい甘口やフレッシュな甘口、そして辛口。バラエティ豊かな味わいが楽しめるのも、ドイツワインの魅力です。

    ブドウの糖度によってランク分け「プレディカート(Pradikat)」


    ドイツにも、フランスやイタリアなどと同様に畑の格付けがあり、指定地域優良ワインと日常消費用のテーブルワインに分類されています。しかし、他の国と大きく異なる点として、収穫時のブドウの糖度によって等級付けされている点が、ドイツの格付けにおいて非常に大きな特徴です。この等級付けを「プレディカート」と呼び、「肩書き」をつけるという意味を持っています。

    上級ワインの中でもこの肩書き付きのワイン「プレディカーツワイン(Pradikatswein)」は、ブドウの糖度によって、糖度の高い方から以下の6つのランクに分ける事ができます(分類の基準は産地、品種によって異なります)。

    トロッケンベーレンアウスレーゼ(Trockenbeerenauslese)

    干しブドウ状に萎んだ貴腐ブドウの粒だけを手摘みして造られる、最も糖度の高いランクの高価で希少な極甘口ワイン。

    アイスヴァイン(Eiswein)

    マイナス7℃以下の寒気で凍結し、糖と酸の濃度が高まったブドウを、凍結した状態で搾汁して造られる甘口ワイン。

    ベーレンアウスレーゼ(Beerenauslese)

    最低糖度はアイスヴァインと基準が同じ。過熟、もしくは貴腐ブドウを用いて造られる甘口ワイン。

    アウスレーゼ(Auslese)

    十分に熟し、一部貴腐によって凝縮したブドウを用いて造られる。香り高く上品ですが、全てが甘口とは限りません。

    シュペートレーゼ(Spatlese)

    「遅摘み」という意味のドイツ語で、収穫時期が通常より遅い、完熟したブドウを用いて造られる。甘口で軽いものから、辛口のものも存在します。

    カビネット(Kabinett)

    通常通り収穫され、熟したブドウを用いて造られた、最も糖度の低いランクのワイン。軽く爽やかで、食前酒や軽めのランチに適しています。

    ドイツの主なワイン産地


    ドイツには13の特定のワイン生産地域が存在し、プレディカーツワインを含む高品質ワインは、この特定ワイン生産地域内のみで生産することができます。主要産地のほとんどはドイツ国土の南西部に多く、フランスやルクセンブルク、スイスの国境近くの川沿いに集中しています。

    ここではこの13の地域のうち、特に代表的なドイツのワイン産地を紹介していきます。

    3本の川と棒仕立てが生んだ銘醸地「モーゼル(Mosel)」

    モーゼルは、モーゼル川とその支流のザール川、ルーヴァー川の流域を指し、かつては「モーゼル・ザール・ルーヴァー」と称されていました。フランスの国境に位置し、モーゼル川はフランス・アルザス地方のヴォージュ山脈が水源とされています。モーゼル地区では川沿いの南西向きの斜面でブドウが栽培されており、渓谷の斜面の約4割が斜度30%を超える急斜面になっています。

    実はこの急斜面はブドウ栽培にとってとても不利な環境なのです。ただでさえドイツは日照時間が短く、ブドウの木が横に枝を伸ばすと他の木の枝葉が日光を遮り、房の生育の妨げになってしまいます。そこでモーゼル地区では、2本の枝をハート型に丸め、長い杭に巻きつける「棒仕立て」という栽培方法を取りました。その為、1本ずつ全方向から日が当たり、均等に実を成熟させることができるようになりました。

    モーゼルでは、栽培面積の約90%を白ワイン用の品種で占めており、その内の大半がリースリング種です。ミネラル分が豊富な土壌で生育されたリースリングは特有の爽やかな味わいを持ち、熟成を重ねていくと、穏やかな酸と甘みに変化し、蜂蜜のような香りを持ちながらもフレッシュさも併せ持つ逸品となります。

    ライン川からの霧で極上の貴腐ワインを生み出す「ラインガウ(Rheingau)」

    ラインガウは、ライン川の北側に沿って東西に約40kmほど続く細長い地域です。この地域の畑は南向きの斜面にあり、十分な日光を得られると同時に、ライン川の川面からの反射熱も加わる為、ブドウの成熟には十分な環境にあります。

    ラインガウ地域では秋になると、周囲の土地と川の水温差で朝の時間帯は濃霧が発生し、ブドウ畑全体がベールに包まれたような光景になります。この霧が保湿の役割を果たし、冷気からブドウを守ってくれているのです。また、この霧による湿度は「ボトリティス・シネレア菌」というブドウを貴腐させる菌の繁殖にはもってこいの条件。この霧の恩恵を受け、ラインガウは世界屈指の貴腐ワインの生産地となっています。

    ドイツ最大の生産地域にして品種の坩堝(るつぼ)「ラインヘッセン(Rheinhessen)」

    ラインガウからライン川を挟んで南側、「千の丘陵地」として知られるラインヘッセンは、ドイツ全体のワイン生産量の約30%(2015年)を占める国内最大の生産地域です。先のモーゼルやラインガウに比べると、全体的になだらかな丘陵地帯で、気候も穏やかな産地です。もともと農業が盛んな地方でもあり、砂糖大根などの農作物を栽培していましたが、第二次世界大戦後の甘口ワインブームがやってくると、その農作地がブドウ畑に取って代わってしまいました。

    ラインヘッセンでは多種多様なブドウ品種が栽培されており、それぞれ個性的ではありますが、柔らかで繊細なワインが造られています。例えば、赤ワイン用品種は「ドルンフェルダー」「ポルトギーザー」「シュペートブルグンダー」、白ワイン用品種では「ミュラー・トゥルガウ」「シルヴァーナー(=シルヴァネール)」「ケルナー」などが栽培されていますが、どれもあまり聞き馴染みのないものばかりです。

    ドイツではブドウの交配によって生まれた品種も多く存在し、先の「ミュラー・トゥルガウ」は「リースリング」と「マドレーヌ・ロワイヤル」、「ドルンフェルダー」は「ヘルフェンシュタイナー」と「ヘロルトレーベ」という品種を掛け合わせて誕生した品種です(交配する品種もまた聞き馴染みのないものですが…)。そしてこの「ドルンフェルダー」の栽培面積はドイツ国内で最大、「シルヴァーナー」の栽培面積は世界最大の規模を有しています。

    ドイツの文豪が愛した"石"の生産地「フランケン(Franken)」

    フランケンはドイツのほぼ中央、国内のワイン産地では唯一ビールの生産地で有名なバイエルン州に位置しており、ライン川の支流であるマイン川の流域に生産地が広がっています。夏は暑く乾燥し、冬は寒さが厳しく遅霜のリスクが他の生産地よりも高く、ブドウ栽培にはかなり厳しい環境にあります。条件のよい南向きの斜面にのみブドウ畑が点在しており、中には乾燥対策で灌漑設備を設けている畑も少なくありません。

    フランケン地方で生産されるワインの特徴は、男性的で力強さのある辛口のワインが多く生産されていること。そしてもう一つの特徴は、ずんぐりとした袋状の丸い扁平型のボトルが伝統的に使用されている点です。このブランデーやウイスキーで使われるようなボトルは「ボックスボイテル」と呼ばれており、紀元前1400年頃のケルト族が使用していた陶製の容器がルーツだと言われています。ヤギ(Bock)のフグリ(Beutel)が語源という説が一般的に言われていますが、祈祷書を入れる袋(Booksbudel)が由来するなど、語源に関しては諸説存在します。

    フランケンの代名詞として人気を博しているのが、ヴュルツブルク村の「ヴュルツブルガー・シュタイン(Wurzburger Stein)」です。シュタインとはドイツ語で「石」という意味で、このエリアは貝殻石灰岩と呼ばれる独特の石灰岩の土壌となっています。この土壌が活力を与え、力強く引き締まったワインを生み出しています。代表作『ファウスト』で有名な文豪ゲーテもこのワインを愛飲していたと言われ、彼が妻宛に「ヴュルツブルクのワインを送ってくれ」という内容の手紙を送っていたというエピソードも残っています。

    ドイツの銘醸(珍名)畑


    ドイツワインの名前の構造は、前半が生産地区・村名、後半には畑や区画の名前が付きます。例えば先に挙げた「ヴュルツブルガー・シュタイン」は、ヴュルツブルク村のシュタインという名前の畑のブドウで作られたワインという事になります。ドイツにはユニークな名前を持つ畑が多く存在し、それぞれ畑や地域、ワインの特徴を表しています。以下に挙げる畑はほんの一例ですが、他にもまだたくさんの畑があるので、単語の意味からあれこれ推測するのも楽しいかもしれません。

    ベルンカステラー・ドクトール(Bernkasteler Doktor)

    =ベルンカステル村の医者

    ピースポーター・ゴルトトレプヒェン(Piesporter Goldtropfchen)

    =ピースポート村の金の雫

    アスマンスホイザー・ヘレンベルク(Assmannshauser Hollenberg)

    =アスマンスハウゼン村の地獄山

    ヴィンケラー・ハーゼンシュプルンク(Winkeler Hasensprung)

    =ヴィンケル村のウサギ跳び

    ニーアシュタイナー・エールベルク(Niersteiner Olberg)

    =ニーアシュタイン村の油山



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