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当店通常108,900円(税込)のところ 価格97,460円(本体価格:88,600円)
当店通常15,290円(税込)のところ 価格14,520円(本体価格:13,200円)
当店通常16,280円(税込)のところ 価格14,828円(本体価格:13,480円)
当店通常56,980円(税込)のところ 価格49,390円(本体価格:44,900円)
当店通常43,890円(税込)のところ 価格39,490円(本体価格:35,900円)
当店通常139,062円(税込)のところ 価格130,900円(本体価格:119,000円)
当店通常47,080円(税込)のところ 価格42,977円(本体価格:39,070円)
当店通常51,744円(税込)のところ 価格50,600円(本体価格:46,000円)
当店通常38,280円(税込)のところ 価格35,574円(本体価格:32,340円)
当店通常10,681円(税込)のところ 価格10,120円(本体価格:9,200円)
当店通常13,805円(税込)のところ 価格13,090円(本体価格:11,900円)
当店通常45,980円(税込)のところ 価格40,700円(本体価格:37,000円)
当店通常24,200円(税込)のところ 価格20,900円(本体価格:19,000円)
価格9,900円(本体価格:9,000円)
価格18,857円(本体価格:17,143円)
価格5,280円(本体価格:4,800円)
当店通常7,040円(税込)のところ 価格6,336円(本体価格:5,760円)
当店通常61,600円(税込)のところ 価格56,100円(本体価格:51,000円)
価格3,850円(本体価格:3,500円)
シャンパン Champagne
古くからお祝いの酒として愛されてきたシャンパン。ルイ15世などの歴代のフランス国王や、皇帝ナポレオン。現代のセレブリティーまで、時代を超えて人々を魅了し続けています。
発泡ワインは全部シャンパン?
ちなみに、昔は「シャパン」ではなく「シャンペン」と発音する方も多かったのですが、最近はあまりいらっしゃいません。英語圏の人だと「シャンペイン」のような発音をする事も多いので間違った言葉では無いと思いますが、最近は「シャンパン」が多いようです。ちなみにフランス人のワイン関係者の方は「シャンパーニュ」と言う方が多いです。
シャンパンは、フランスのシャンパーニュ地方で造られ、且つ一定の基準を満たして初めて名乗ることが出来るワインです。大きな特徴の一つがシャンパン製法とも言われる、瓶内二次発酵という手法。ワインを瓶に詰め、糖分と酵母を加えた上で密閉。瓶の中で発酵したワインから泡が生まれますが、密閉された空間のため泡が瓶から出ることが出来ず、ワインの中に溶け込むことで、シャンパン特有の滑らかで細かな、長く続く泡立ちが産まれます。
それ以外にも、ブドウから絞り出す果汁の量に規定があったり、最低アルコール度数が11度だったり、ヴィンテージ表記が無くても最低15ヶ月熟成させなければならないなど、厳しい規定の基、その品質が担保されています。
シャンパン以外のスパークリングワイン
フランス以外でもスペイン産のカヴァ、イタリアのフランチャコルタ、ドイツのゼクトなどは、シャンパン同様の瓶内二次発酵で造られています。これらのワインにも独自の魅力がありますが、製法は同じでも、シャンパンがが持つ独特のテロワールから生まれる複雑味はまた別格で、泡モノの王様としての地位は揺るぎないものになっています。
シャンパーニュ地方ってどこ?フランスのワイン産地北限の地
シャンパーニュはフランスのワイン産地の中でも最も北に位置し、年間の平均気温は10度と低く、1日の中の寒暖の差が大きいというよりも、季節による寒暖の差が大きく、ブドウを上手く完熟させる事が難しい面があります。
一方でテロワールは素晴らしく、太古の時代は海であった為、貝類などの死骸が堆積して出来上がった石灰質の土壌は水はけがよく、ミネラル分を豊富に含んでおり、それがブドウに伝わることで、シャンパン特有のキリッとした切れ味が生まれます。
今でこそ「シャンパン」=「発泡ワイン」というイメージが強いですが、発泡ワインが産み出される前は、もっぱらスティルワインの産地であり、ピノのピノ・ノワールで造られる赤ワイン(今のコトー・シャンプノワ)が名産として知られていました。
発泡性ワインの生みの親(?)ドン・ペリニヨン
1600年代に登場した彼は、現代のシャンパーニュの礎となる様々な技法を開発したと言われています。黒ブドウから白ワインを造る事(ブラン・ド・ノワール)、複数のヴィンテージや品種、畑のワインを混ぜ合わせるアッサンブラージュという考え方、コルク栓の使用など、発泡酒としてのシャンパンの品質向上、輸送に適した保存形態の実現など、シャンパンが普及する条件を築き上げました。
半分偶像化している面も否めないドン・ペリニヨンですが、シャンパーニュ地方がフランスきっての銘醸地となった象徴的存在として、未だに地元の人達にも愛されています。初めて発泡性ワインを造って、弟子たちと一緒に飲んだ時、こう言ったとか。「まるで星を飲んでいるようだ!」
澱抜きの発明、辛口(ブリュット)の登場
19世紀前半には、それまで澱が待っていたシャンパンを、よりクリアな液体に変えた、ヴーヴ・クリコによる澱抜技術の導入。19世紀後半には、それまで甘口が主流だったシャンパンに辛口(ブリュット)タイプを生み出したポメリーと、シャンパンは徐々に今のスタイルに近づいていきました。
地下に広がる、広大なカーヴ
カーヴへ下る階段を一歩一歩降りていく度に、ひんやりとした空気が感じられます。そしてそこに広がるのは、単なる洞窟とはレベルの違う、広大な地下空間。メゾンによっては作業車が走っているような広い通路もあります。一本道ではなく、迷路のように入り組んだその構造。モエ・シャンドンのカーヴは全長28キロもあり、その距離はなんと東京〜横浜間とほぼ同じ!ランスやエペルネの地下にはこのような地下カーヴが張り巡らされており、お隣さん同士のカーヴは地下で繋がっている事も珍しくありません。
ちなみに、ランスやエペルネの住民はフランスの中でも最も裕福と言われていて、日本で言う田園調布のような状態。当然土地の値段も非常に高いので、これだけの巨大なカーヴに数百万本のシャンパンをストックしているのですから、シャンパンが高価になるのも頷けます。
シャンパンの生産者。ネゴシアン・マニピュラン(NM)とレコルタン・マニピュラン(RM)
そんな中でも、ブルゴーニュのドメーヌのように、ブドウ栽培からシャンパンの製造までを全て自分で手がける生産者も存在します。彼らはレコルタン・マニピュラン(RM)と言われ、近年注目を集めています。
買いブドウを中心にシャンパンを製造するネゴシアン・マニピュラン(NM)が、様々なヴィンテージや畑のブドウをアッサンブラージュして、そのメゾンの味わいを一定に保つことを目指しているのに対し、RMはヴィンテージ毎の違いや、畑の違いをそれぞれの個性と捉え、それをそのまま表現する事をメインとしています。ランスやエペルネではなく、各生産地域に点在するRMは5000軒に及ぶと言われており、まだ日本に入ってきていない、未知なるシャンパンも沢山あります。
シャンパンの王冠部分「ミュズレ」の楽しみ
メゾンによって様々な趣向を凝らしたデザインをされており、ワインのラベル同様にこのミュズレを集めるコレクターの方もいらっしゃいます。お店でワインを飲んだ時に、ラベルを剥がして持ち帰らせて欲しいというのは流石に気が引けるという方も、このシャンパンのミュズレだったら、お店の手間も殆ど無いので申し出やすいと思います。ミュズレを保管するためのミュズレボードも売っていますので、ご興味のある方は探してみて下さい。
シャンパンのぶどう品種
他に、ピノ・ブラン、ピノ・グリ、アルバンヌ、プティ・メリエも使用可能な品種として認められていますが、その栽培面積は全体の1%以下と少なく、殆ど使用されていません。
シャンパンの生産区域
1. モンターニュ・ド・ランス地区
<グラン・クリュ>
・アンボネイ
・マイィ
・ルヴォワ
・ボーモン・シュル・ヴェスル
・ブジー
・シルリー
・ヴェルジー
・ヴェルズネイ
・ピュイジュー
2. ヴァレ・ド・ラマルヌ地区
<グラン・クリュ>
・アイ
・トゥール・シュル・マルヌ
3. コート・デ・ブラン地区
<グラン・クリュ>
・アヴィーズ
・オジェ
・メニル・シュル・オジェ
・オワリー
・シュイィ
・クラマン
4. コート・デ・バール地区
シャンパンの種類
<生産年による分類>
弊社で販売する際にNVと表記しているものは、複数のヴィンテージのワインをアッサンブラージュ(ブレンド)した、ノン・ヴィンテージのシャンパンです。シャンパン全体の約80%がこのNVになります。ヴィンテージ表記が無いとは言え、最低でも15ヶ月の熟成の義務があります。シャンパンハウスのメイン商品となる場合が多く、様々なヴィンテージのワインを絶妙にブレンドして、そのメゾンならではの味わいを一定に保っています。
・ミレジメ(ヴィンテージ)
ラベルにヴィンテージ表記をしてリリースされるシャンパン。一般的にNVよりも上級クラスのキュベになります。最低3年間の熟成が必要。
<ブドウによる分類>
白ブドウ(主にシャルドネ)だけを使って造られたシャンパン。エレガントで軽やかに仕上がる場合が多い。 ・ブラン・ド・ノワール
黒ブドウ(ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ等)だけを使って造られたシャンパン。ブドウは黒ブドウでも、ワインとしては白ワインとなる。重厚さを持つ仕上りになる場合が多い。
シャンパンの作り方
↓
圧搾 プレシュラージュ
↓
一次発酵 プルミエール・フェルマンタシオン
↓
調合 アッサンブラージュ
↓
瓶詰め ティラージュ
↓
瓶内二次発酵 ドゥジェム・フェルマンタシオン・アン・ブテイユ
↓
澱と一緒に熟成 シュール・リー
↓
倒立 ミズ・シュル・ポワント
↓
動瓶 ルミアージュ
↓
澱抜き デゴルジュマン
↓
リキュール添加 ドサージュ
↓
打栓 ブシャージュ
↓
ラベリング アビヤージュ
シャンパンの甘辛度
ブリュット・ナチュレ(ドサージュ・ゼロ) 3g/L未満
エクストラ・ブリュット 0〜6g/L
ブリュット 12g/L以下
エクストラ・ドライ 12〜17g/L
セック 17〜32g/L
ドゥミ・セック 32〜50g/L
ドゥー 50g/L