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最終更新日:2017年8月18日
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ニュージーランド New Zealand
最終更新日:2017年8月18日
日本と同じ島国で、北に北海道、南に本州を想像させるような形は、日本人にとって他人とは思えない感覚を与えてくれるニュージーランド。実際海外で活躍する日本人生産者はニュージーランドに多くいらっしゃいます。ワイン造りの歴史も浅く、生産量も全世界の中では僅か1%程度でしかありませんが、その印象は強烈で、いわゆるニューワールドと呼ばれるワイン産地の中でも、カリフォルニアやオーストラリアに次ぐポジションに位置づけられることが多い国です。オーストラリアの南西に位置し、最も南極に近いワイン産地であり、気候は非常に冷涼。最も大陸から離れたワイン産地でありながら、重ったるくないシャープさを持ったワインは、エレガントさを求める世界的なワイン嗜好の変化もあり、更なる飛躍の可能性を秘めたワイン産地です。
ニュージーランドを世界に強烈に印象付けた、ソーヴィニヨン・ブラン
元々はボルドーの白ワイン用品種として有名だったソーヴィニヨン・ブラン。その特徴は爽やかなハーブのような清々しさと、味わいを引き締める酸にありますが、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランは、まさに芝を刈った時のような分かりやすいハーブ香と、冷涼な気候によってもたらされるハツラツとした酸を併せ持っています。
それはまるでソーヴィニヨン・ブランの要素を凝縮したようなワインで、少し香りを買いだだけで「これはニュージーのソーヴィニヨン・ブランだ!」と分かります。ワインのブドウ品種を勉強する際は、「ソーヴィニヨン・ブランはまず最初にニュージーランドのものを飲むこと」と言われています。
現在ニュージーランドで栽培されるブドウの半分がソーヴィニヨンであり、輸出されるワインに限定すると、実に70%がソーヴィニヨン・ブランと言われています。
ニュージーランドワインの特徴の一つ、スクリューキャップ
コルクを使用する場合よりも、スクリューキャップを使ったほうが、品質劣化の確率はもちろん下がります。ワインのブショネやコルク臭の原因はコルクにあり、これはワインの約5%に発生します。これは保管状況に影響される事ではなく、外から見ても分からないので、そういうワインに当たったら「これもワインの個性」と諦めるしかありません。一方でスクリューキャップなら、こうしたコルク起因による不良の可能性はありません。
また、「スクリューキャップだと、コルクを通して酸素が供給されないので、ワインが上手く熟成しない」という説もありましたが、この説も覆されつつあります。実際にワインの熟成に酸素は殆ど必要なく、瓶の中のワインに満たされていない部分に残った酸素だけで十分と言われています。
とはいえ、「ワインは伝統文化である」という観点から言うと、コルクを抜くという儀式自体が重要ともいえます、高級レストランで古酒をソムリエに抜栓してもらうという楽しみもありますので、品質的な問題等よりも、イメージの部分でまだコルクが優勢となっています。
ニュージーランドの主なワイン産地
<北島>
ギズボーン
北島の東海岸にあるワイン産地。シャルドネの産地として有名。日付変更線を基準として、世界で最も東側にあるワイン産地です。ホークス・ベイ
1970年代に、商業的なワインがニュージーランドで初めて造られた産地。当時需要に合わせる形でカベルネ・ソーヴィニヨンの栽培が盛んだったが、現在は気候に合うメルローやソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネの栽培が増えています。ワイララパ
以前はウェリントンと呼ばれていた産地。北島の中でも気温はかなり低く、北島で一番のピノ・ノワールの産地として有名。<南島>
マールボロ
南島の一番北の東側にある、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランを世界に知らしめた、ニュージーランドを代表するワイン産地。ニュージーランドのブドウの約60%がこのマールボロで生産されています。ここで本格的にワインが造られ始めたのは1970年代で、1975年に初めてソーヴィニヨン・ブランが植えられました。モンタナというワイナリーのソーヴィニヨン・ブランで、初めて瓶詰めされたのは1979年。そのソーヴィニヨン・ブランの個性が凝縮したようなワインは、ニュージーランドを象徴するワインとして世界に広まっていきました。
現在ではピノ・ノワールやシャルドネ、リースリングなど様々なブドウが栽培されており、いずれも高い品質を誇っています。
セントラル・オタゴ
南島の南部にある、世界最南端のワイン生産地。気候を活かしたピノ・ノワールの産地として有名。南極に一番近いので、冷涼ですが、オゾンホールの影響か夏の日差しは強烈で、その日照によりブドウはよく熟します。一方夜は極端に冷えるため、しっかりとた酸が生まれます。