ボーリュー・ヴィンヤードは、1900年にボルドー出身のジョージ・デ・ラトゥールによってラザフォードに創設された、禁酒法の時代もミサ用としてワインの製造が認められていた、ナパ・ヴァレーでも数少ないワイナリーの一つです。


そのフラッグシップワイン、「ジョージ・デ・ラトゥール プライベート・リザーヴ カベルネ・ソーヴィニヨン」は、1940年以来、ホワイトハウスの晩餐会などに提供される、アメリカの由緒のあるワインとして高く評価されていることで知られます。


「ラザフォード・リザーヴ　カベルネ・ソーヴィニョン」は、ジョージ・デ・ラトゥールに使用される同様のブドウと醸造手法で造られており、ラザフォードのカベルネ・ソーヴィニヨンの真骨頂である、複雑さ、凝縮感、エレガンス、そして『ラザフォード・ダスト（ラザフォードのワインが持つ独特の香りとテロワールを表現する言葉）』 の特長が引き出されているワインです。


ダークベリー、スミレやバラの花びら、オーク樽由来のスパイスの香りなど、表情豊かなブーケが特長。口に含むと、ジューシーなベリー系の果実味が感じられ、それらはエスプレッソ、モカ、チョコレートのダークなニュアンスによって支えられています。骨格のあるタンニンが、ココアパウダーのようなテクスチャーと広がりのある口当たりを演出し、持続性のあるフィニッシュへと導きます。