紀元前3000年のも歴史を誇るギリシャワイン。


ワイン大国のフランスやイタリアよりも歴史があるギリシャですが、今ギリシャは 旧世界の中の新世界 と言われているほど、世界から注目を浴びています。


かの有名なワインジャーナリスト、ジャンシス・ロビンソンやヒュー・ジョンソンらもこの国の可能性について高く評価しています。


ギリシャワインの土着品種と言えば、アギオルギティコやクシノマヴロなど、力強くてボディが豊かなワインが多いイメージがあると思いますが、ローヌ品種でもある「シラー」が、これまたすごくて…



●もはやアパッシメントワイン！？



かと思わせる様なジューシーさと濃密さなんです！


使用されるブドウは、ギリシャで一番大きな島であるクレタ島産100%のシラー。シラー種は地中海性気候を好み、クレタ島のブドウ園に非常によく適応しているので、素晴らしい品質のシラーを生み出しています。


そして、造り手であるドゥルファキス・ワイナリーは、



●ギリシャ・クレタ島屈指の実力派！



現当主で3代目となるニコス・ドゥルファキス氏は、イタリアのピエモンテ、アルバで醸造学を学びました。その後チェレットなどで経験を積んだ彼は、帰国後にワイナリーを一新。


固有品種を大切にしつつもモダンなワイン造りを導入し、確固たる自身の哲学をもってギリシャワインに新たな可能性とスタイルを創世しています。

〜テイスティングコメント〜 縁はやや茶色がかったダークチェリーレッド。熟したプラム、カシス ジャム、バニラ、ドライハム、ダークチョコレートを思わせる複雑な香りのブーケがあります。ココアやコーヒーを思わせる香りも。 非常に厚みのある味わいで、めちゃくちゃジューシー！酸味もしっかりとありタンニンも滑らか。海に囲まれた島で生まれるだけあり、少し塩味も感じられました。正直、ずっと飲んでいると少し飲み疲れてしまう程、パワフルです！飲み応えは申し分ない、濃厚シラーです！

ワイン名である「アラルゴ」は、「遠く」を意味し、ラベルには故郷に向かってクレタ島から遠くを見つめる男性が描かれています。


一見すると、なんか日本画に描かれた富士山の様で、親近感を感じるラベルです！


食事と合わせるのであれば、濃厚なソースをかけた肉料理、ハンバーグや煮込み料理など。グリルで調理したマグロなども合うでしょう！個人的には、濃厚なチョコレートケーキと一緒に合わせてみるのも、おススメします！


今後もギリシャワインから目が離せない！そう思わせる素晴らしい一本！

超パワフルな濃厚ギリシャ・シラーをこの機会に是非お楽しみ下さい！