ソアヴェを代表する造り手イナマが、新たに挑戦するオーガニックのカルメネーレ

このワインについて

カルメネーレ70%、メルロー30%。　ステンレスタンクにて発酵。1年使用のフランス産オーク樽にて12ヶ月熟成。やや紫がかったかがやかしいルビー色。ブラックベリー、西洋スモモ、豆、ココア、スミレの香りがあります。フレッシュな酸、しっかりしたタンニンと優美な雰囲気を感じます。余韻も長いです。

生産者について

1965年に創立したイナマの目的は、「樹齢の古いガルガーネガ種から、世界に通用する最高品質のワインを造ること」。設立から約30年、自らの経験、ノウハウのみを信じて研究を続け、豊潤なアロマを持ち長熟可能で、見事にテロワールを表現した「ソアヴェ・クラシコ」を生み出したのです。

1990年にはコッリ・ベリチに畑を購入し、赤ワインの生産を始めました。ヴィーノ・ダ・ターヴォラが量産されるこの地域で、最高級の赤ワインを造る第一人者となることを目標としました。この豊かな畑にはカルメネーレの栽培が最適だと直感し、ヨーロッパで最大となる15haのカルメネーレを栽培し始めました。2009年にはイナマのみが生産する""コッリ・ベリチDOC(リゼルヴァ）・カルメネーレ""が認定され、世界一のカルメネーレを造るというイナマの想いが少しずつ実現されつつあります。

ビオロジック栽培への関心も強く、2004年にはコッリ・ベリチ、2009年にはソアヴェ・クラシコの畑が、ビオロジック栽培として認定を受けました。