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商品番号 W-CA16102802
価格29,590円(本体価格:26,900円)
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1999ヴィンテージ、ワイン・スペクテーター 92点
このワインについて
生産者について
1999ヴィンテージ、ワイン・スペクテーター 92点
このワインについて
リッジ・モンテ・ベロは1975年以来、カベルネ・ソーヴィニヨンを支配的存在のブレンド・ワインで、メルボルン、プチ・ヴェルド、カベルネ・フランといった古典的なボルドーの品種を含んでいます。もともと純粋なカベルネのワインであり、1971年のヴィンテージが、パリ有名なテイスティング審査会でボルドーの最高峰を飾った時、この名前はカリフォルニアのワインのロイヤルティの間でランク付けされました。 モンテベロは標高850mのサンタクルス山脈で生産されています。
生産者について
リッジをその地位に押し上げたのは、2015年「醸造家が選ぶ最も尊敬する醸造家」に選ばれた天才醸造家のポール・ドレーパーの功績に他なりません。今やアメリカ国内のみならず、欧州の生産者からも憧れの存在として君臨しています。1885年、医者のオセア・ペローネが、カリフォルニア州モンテベロの尾根に、現在のリッジの生産施設でもある「モンテベロ・ワイナリー」の土地を購入したのが始まりです。当時ペローネは、この購入した土地を段々畑にし、葡萄を生産しました。
そして、この土地でワインを初めて生産したのが、土地購入から7年後の1892年のこととなります。このペローネは当時のサンフランシスコイタリア人社会の名士と呼ばれた人物である。1940年代に入ると、ペローネの畑のすぐ下にあったワイナリーとブドウ畑を購入し、ここにカベルネ・ソーヴィニョンを植えなおしたのが、神学者のウィリアム・ショートです。
さらに約20年後の1959年、デイヴ・ベニオン他3人の共同経営者が、この土地の新しい所有者となりました。この3名は共にスタンフォード大の研究員です。
この後彼らが、この畑で「自社畑産カベルネ」を造ることとなり、このモンテベロ産カベルネが、この同時期のカリフォルニアワインで最高クラスの出来栄えとなりました。この頃から1962年までの間、この3名のグループがワインを生産し続け、どれもかなりのレベルのワインが出来上がりました。同時に1962年、彼らはワイナリーを再設立しなおしました。その流れから、彼らのワイナリーは1968年には年間3000ケースにまで生産量を増やしたのです。
現在世界中のワイン専門家から数々の賞賛を受けるリッジの総帥のポールドレーパー氏。彼は、2015年英国の権威あるワイン専門誌『デカンター』が「醸造家が選ぶ最も尊敬する醸造家」のトップ5に選ばれており、文字通り、彼は世界を代表する醸造家の一人です。
1986年から同社とのM&Aにより、日本の大塚製薬が同社の権利を所有し、約30年近くにわたり、リッジワイナリーのスポンサーオーナー企業を務めています。ワイン好きで知られる同社社長の大塚明彦氏のほぼ独断で買収が決まったとされ、オーナー企業だからと威圧的に経営の効率化の考えに添ってワイン造りを押し付けることなく、ポール・ドレーパー氏の伝統製法を重んじる意向に添ったワイン造りに集中をさせる環境をつくることで、今日のリッジ・ヴィンヤードのワインの価値を一層高める結果となっています。