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価格1,727円(本体価格:1,570円)
価格2,332円(本体価格:2,120円)
価格4,840円(本体価格:4,400円)
価格2,288円(本体価格:2,080円)
価格5,720円(本体価格:5,200円)
価格3,080円(本体価格:2,800円)
価格1,628円(本体価格:1,480円)
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価格1,562円(本体価格:1,420円)
価格9,218円(本体価格:8,380円)
プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア Primitivo di Manduria
プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリアは、イタリア南東部に位置するプーリア州の代表的な赤ワインです。 日本ではあまり馴染みのないプーリア州ですが、ワイン生産量はヴェネト州やシチリア州と共にトップを争う程の大産地で、古くは「ヨーロッパワインの貯蔵庫」と呼ばれていました。プリミティーヴォは、南部らしく太陽をいっぱいに浴びた果実味豊かな味わいが特徴です。価格もお手頃なものが多く、日本でもここ数年で一気に人気になったワインの一つです。
最近では、高級イタリアワイン「アマローネ」と同じ製法で造った「アパッシメント」と呼ばれる陰干しブドウのワインが出回るようになりました。 アマローネよりも安価で、かつ上質な味わいが楽しめるため、業界内でも注目を集めています!
プリミティーヴォの最大の魅力は、何と言っても「美味しいけどコストパフォーマンスが良い」ということです。 価格は1000円前後で十分美味しいワインが手に入るため、一度購入したら気に入って、それから何度もリピートしてる、なんてお客様も多くいらっしゃる程、とっても魅力的なワインです。
プリミティーヴォとジンファンデルの関係
プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリアのブドウ品種は、名前のとおりプリミティーヴォです。 ご存じの方もいらっしゃるかとは思いますが、プリミティーヴォとアメリカの代表品種ジンファンデルは同一種である事が、DNA鑑定で判明されています。
2000年以上前にダルマチア(現在のクロアチアあたり)から、フィニキア人もしくはギリシャ人が、プーリアの地に移植したのが始まりと言われています。 その後、この品種がハンガリー経由でアメリカ、オーストラリアに伝えられ、いつしか「ジンファンデル」と呼ばれるようになった、と言われています。
名前の由来は、8月末に収穫が始まる早熟な品種だったため、イタリア語で早いを意味する「プリモ」が語源になったのではないかと考えられています。 高温、小雨の気候に適しているため、プーリアの気候にもよく合い、収穫量も多いブドウです。
ワインになると濃厚な果実と高いアルコール度数を持つ赤ワインになり、甘口で造ったものはDOCGプリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア・ドルチェ・ナトゥラーレとなります。
甘口のプリミティーヴォ
プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリアというと、日本では辛口が有名ですが、実は甘口やリキュールタイプもあります。 そして、DOCG(最上格付け)に認められているのは、実は甘口の「プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア・ドルチェ・ナトゥラーレ」だけです。
大変長い名前ですが、「ドルチェ=甘い」、「ナトゥラーレ=自然」という意味そのままで、伝統的には樹になったままの半干しのブドウから造られる甘口赤ワインでした。
現在では、ブドウの糖度を高めるために遅摘みする方法や収穫して乾燥させる方法の両方が認められています。 ワインのリリースは収穫の翌年6月1日から可能です。
甘口ながらスパイシーで熟成した果実や乾燥イチジクなどの複雑な香りがあり、味わいもしっかりとしているのが特徴で、カスタードをつかったデザートやチョコレートなどとの相性がよいとされています。
プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリアの主な生産者
ポッジョ・レ・ヴォルピ(Poggio le Volpi)
ファルネーゼ(Farnese)
カンティーナ・サン・マルツァーノ(Cantina San Marzano)
トゥルッリ(Trulli)