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商品番号 W-BD17102024
価格70,290円(本体価格:63,900円)
[639ポイント進呈 ]
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そのエレガントさと香りの素晴らしさは、全メドック最高との声も
このワインについて
生産者について
そのエレガントさと香りの素晴らしさは、全メドック最高との声も
このワインについて
複数のブドウ品種をブレンドすることが多いボルドーワインで、シャトー・パルメは「メルロー」の配合比率が高いことが特徴で、47%にも及びます。カベルネ・ソーヴィニヨンとほぼ同じ割合です。メルロはワインに豊潤さ・滑らかさ・穏やかさを与えるため、シャトー・パルメも肉付きの良い印象です。ただずっしり重いワインではなく、滑らかさも兼ね備えているので、豊満かつエレガントな味わいを楽しめます。
長期間熟成させると荒々しさや角が取れて、よりまろやかで香り高い仕上がりに。若いころは男性的でパワフルな印象ですが、熟成を経て開花すると女性的なニュアンスに変化します。その香りは、心安らぐような洗練された印象です。その香りの素晴らしさは、同じマルゴー村のシャトー・マルゴーに匹敵するどころか、5大シャトーを含めたメドック全体でも最高と言われる事もあるほどです。
生産者について
フランス・ボルドーのメドック地区、マルゴー村にあるシャトー・パルメは、メドック第3級格付けのシャトー。香り・味わいに対する評価は非常に高く、その人気や流通価格からも、第3格付け以上の実力がある事は周知の事実です。シャトー・パルメは17世紀初頭に始まったとされています。18世紀には「シャトー・ド・ガスク」の名前で貴族に親しまれていたワインでした。「パルメ」と名前が変更されたのは1814年で、イギリス将官のチャールズ・パーマーが初代オーナーとなりました。パーマーのフランス語表記が「パルメ」であり、将官は自らの名前を付けたということです。
パーマーはシャトー・パルメの名を世の中に広げるために注力。イギリスの社交界に自らのワインを売り込んでいきます。ワインの品質を高めるための改革にも多額の投資を行いましたが、経済的な行き詰まりから破産をしてしまいます。
結果、シャトーは銀行の管理下に置かれてしまいました。そのような背景もあって1855年のメドック格付けで3級に甘んじることとなりましたが、それ以前は1級のシャトーと肩を並べる評価を受けてきたのです。
長い歴史の中でパルメが名声を維持し続けることができたのは、醸造家の力も大きかったと言われています。1937年から共同所有を始めたシシエル家とメラー・ベッス家の大規模投資によって、醸造・熟成の設備も生まれ変わり、品質が格段に向上しました。ワイン造りで重要な要素として、土壌・ブドウの樹・気候に加えて「人」もあり、パルメは人の力にも恵まれたワインと言えます。