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価格3,784円(本体価格:3,440円)
価格4,576円(本体価格:4,160円)
価格5,280円(本体価格:4,800円)
価格3,344円(本体価格:3,040円)
価格4,620円(本体価格:4,200円)
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価格13,090円(本体価格:11,900円)
価格5,049円(本体価格:4,590円)
価格2,398円(本体価格:2,180円)
価格2,739円(本体価格:2,490円)
価格5,709円(本体価格:5,190円)
ツィント・フンブレヒト
Zind Humberecht
1959年にアルザス地方のゲベルシュヴィールで1620年からワイン作りを続けているアルザスワインの名門フンブレヒト家のゼノン・フンブレヒトと、アルザス地方のヴィンツェンハイムでワイン作りを手掛けているエミール・ツィントが合同で設立したのが、ドメーヌ・ツィント・フンブレヒトです。アルザスで、そして世界でも、偉大なワイン生産者としてよく知られています。ツィント・フンブレヒトの環境と土壌
ドメーヌ・ツィント・フンブレヒトはアルザス地方、コルマールの近くのテュルクハイムに設立されました。40ヘクタールの畑を所有し、タン村、ゲベルシュヴィール村、ヴィンツェンハイム村、テュルクハイム村、ユナヴィール村の5つの村でブドウが作られています。また、5つのグラン・クリュ畑を所有しており、多様なブドウを育てています。
タン村のグラン・クリュ畑、ランゲン・ドゥ・タン・クロ・サントュルバンはアルザスの特徴的なテロワールである火山性岩や火山の噴火による堆積物などから成った土壌にあり、ここでリースリングやゲヴェルツトラミネール、ピノ・グリを作っています。
ゲベルシュヴィール村のグラン・クリュ畑、ル・ゴルデールは海洋性ウーライトの石灰質土壌から成り、ゲヴェルツトラミネールとミュスカが育てられています。軽やかなブーケと複雑み、素晴らしいフィネスを感じることができるワインをこの畑から生み出しています。
ヴィンツェンハイム村のグラン・クリュ畑、ル・ヘングストはコルマールと同じ高さにあり、シャトー・デュ・オー・ランスブルグの下にあります。その高さは270メートルから370メートルほどで、南東向きのかなり傾斜のきつい温暖で乾燥した土地で、ゲヴェルツトラミネールのみが作られています。豊かなアロマをもち、スパイシーでスモーキーな味わいのワインを生み出しています。
テュルクハイム村のグラン・クリュ畑、ル・ブラントは地下深くまで続く花崗岩と黒雲母の土壌にあり、泥土を含んだ砂利により根を深く張ることができるため水分を蓄え、アルザスの乾燥した気候にも対応できています。リースリングのみが植えられ、フローラルでフルーツのアロマやフィネスにあふれ、決して平凡な味わいや重たい飲み口にはならないワインが作られています。
ツィント・フンブレヒトではワインをビオディナミ農法で製造しており、1997年にビオに転換し、1998年オーガニック認証(エコセール)を、2002年にはビオ・ディナミ認証(ビオディヴァン/エコセール)を受けています。大樽で12か月から18か月の間、自生酵母のみを用い発酵を行うなど、非常に手のかかる方法を用いています。
また、毎年一定の味わいのワインを作るのではなく、甘口から辛口まで、年によってブドウの特徴を捉えてワインを作っています。そのため、2001年からはエチケットに5段階の表示を取り入れ、エチケットを見ればどれくらいの甘さなのかを判断できるようにしています。
ツィント・フンブレヒトの経営
現在ツィント・フンブレヒトの代表を務めるのが、12代目当主であるオリヴィエ・フンブレヒトです。彼は1989年にマスター・オブ・ワインという世界最難関のワイン資格を、フランス人で初めて取得した人物です。大学では土壌学を学び、テロワールを非常に大事にしている生産者です。2002年からは国際ビオ・ディナミ生産者組合の会長を務め、2011年からはアルザス・グラン・クリュ協会の会長も務めるなど、アルザスワイン、そしてビオ・ディナミを語るときには決して外せない人物です。
ツィント・フンブレヒトの主な銘柄
リースリング ランゲン・ドゥ・タン・クロ・サントュルバン
南向きの畑で太陽の光をたっぷり浴びたブドウから作られるこのワインは、ブドウの濃厚な味わいを楽しむことができます。ミネラルも豊富であり、美しい余韻とエレガントでバランスのとれた酸はまさに一流の味で、10年ほどの熟成も可能にしています。
ゲヴェルツトラミネール ヘングスト
ミュスカ ゴルデール