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    商品カテゴリ一覧 > ボルドー > メドック > メドック格付け > シャトー・ラ・ラギューヌ

    シャトー・ラ・ラギューヌ

    Chateau La Lagune

    オー・メドック、リュドン村にある、メドック第3級格付けシャトー。長くパッとしないシャトーでしたが、カロリーヌ・フレイ氏による改革により、2004年以降は安定して高品質を保っています。

    16世紀に遡る、シャトー・ラ・ラギューヌの歴史


    ボルドーの市街地に近く、メドックの入り口にあるシャトー・ラ・ラギューヌの歴史は16世紀にさかのぼります。時代はちょうどボルドーの近代化が始まり、オランダの技術者が治水・排水技術を持ち込んだのと同時期で、この地域では干潟(=ラギューヌ)の干拓した場所に農場を作り、当時から一部ではブドウを栽培し始めていたようです。

    当時のシャトー所有者は定かではありませんが、1715年、ボルドーのグランドシアターのデザインをしたことで著名な建築家、バロン・ヴィクトル・ルイによって古典的なデザインのシャトーがこの地に建設され、ワイン作りの設備が整えられていきました。

    シャトー・ラ・ラギューヌは、1850年には「ボルドー・エ・セ・ヴァン」によってすでに3級の格付けを受けていて、5年後にはそれが公式格付けとなりました。

    1866年から長い間セゼ家の所有となったシャトーは、二度の大戦や世界恐慌を経て疲弊しているところへ、1956年の大霜によってブドウ畑の大部分が被害を受けて荒廃し、1958年にジョルジュ・ブルネに売却されました。

    ブルネは新たにブドウを植え畑の復興に取り組み始めましたが、その後経済的な困難に陥り、1964年シャンパーニュ・アヤラを経営しているデュケリエ家に売却します。

    2000年にこのシャトー・ラ・ラギューヌとシャンパーニュ・アヤラはともにフレイ家の所有となり、カロリーヌ・フレイが責任者を務めています。

    カロリーヌ・フレイ氏による改革


    フレイ家の一員でシャトーの株主、また醸造家であるカロリーヌ・フレイは1980年生まれ。ボルドー大学のドニ・デブルディユー氏のもとで醸造を学び、大学を首席で卒業したあと、2004年からこのシャトーのワインを手掛けることとなりました。

    彼女の恩師であるドニ氏はワインの権威として著名な人物で、シャトー・ラ・ラギューヌの醸造コンサルタントとして招かれ、カロリーヌとともにシャトーのワイン作りを担うこととなりました。

    良いブドウを造るために大胆な改革を始めたカロリーヌは、まず畑の水はけを良くする排水工事、次いでリュットレゾネ(減農薬栽培)に取り組み始めます。

    葉を多くつけ光合成を促すために、ブドウの樹の高さを従来より20cm引き上げたり、栽培品種の変更も行い、従来栽培されていたカベルネ・フランを全部取り除き、地質との相性がいいカベルネ・ソーヴィニョンとメルローを5haに、プチ・ヴェルドを1.8haに、2005年と2006年に相次いで植え替えました。

    この植え替えも、クローンの株を使うのではなく「マッサル選抜」のものを使っています。これは、栽培しているブドウの樹から良いものを選び、それを穂木として台木に接ぎ木する方法で、それによって、より良い樹に成長させるものです。

    栽培の割合は、カベルネ・ソーヴィニョンは50%、メルローは35%、プチ・ヴェルドはラギューヌの砂礫質の畑に特に適しているとされ、近隣のシャトーよりも高い15%を占めていて、これはプチ・ヴェルドの割合を増やすことで、よりワインの個性を際立たせたいという、カロリーヌの考えによるもののようです。

    野生酵母のみで発酵を行う、伝統的な製法


    施設のリニューアルに1500万ユーロをつぎ込むなど、新しい設備を導入する一方、シャトー・ラ・ラギューヌのワイン作りでは伝統的な製法も守られていて、なかでもいちばん大きな特徴は、酵母を添加しないということです。

    多くのシャトーでは安定的に発酵が行われるよう、酵母を添加しますが、ラギューヌでは自然のままの野生酵母のみで発酵を行います。

    マロラクティック発酵の後、フレンチオークを使った50%〜60%の新樽で約18か月かけて熟成させ、3か月に1回の澱引きを経て、仕上げは卵白でコラージュを行い、軽くろ過した後瓶詰となります。

    2004年ヴィンテージ以降、安定してパーカー90点以上の高評価


    ワインアドヴォケイト誌の評価では、2003年まで80点台のスコアでしたが、カロリーヌが手掛けるようになった2004年からはほぼ90点以上となり、「テロワールを自然に表現する」というシャトーの哲学が実現している、と高い評価を受けるようになりました。

    ブドウの収量を抑えたり栽培方法を変更するなど、カロリーヌが行った改革は、ワインそのものを全く変えてしまうものではなく、ブドウの凝縮感を高め元々の特徴を十分引き出すため、伝統を継ぎながらもワインの品質を洗練させ向上させるためだったことがこの結果からもわかります。

    長く不遇の時代を送ってきたシャトー・ラ・ラギューヌは、フレイ家の所有となって以降は品質も飛躍的に向上し、完全に復興したといえます。

    さらなる改革と飛躍


    2006年にローヌの名門シャトー「ポール・ジャヴレ・エネ」がフレイ家の所有になり、カロリーヌが携わることになったことから、同年ジェローム氏がシャトー・ラ・ラギューヌの醸造責任者になりました。

    カロリーヌと同様に若いジェローム氏は「ワインの品質の70%は畑による」と堅実な土壌管理を重視しつつ、他の部分ではチャレンジ精神にあふれていて、フレンチオーク以外の樽を取り寄せ、試行錯誤を始めているようです。

    現在シャトーがリリースしているワインは、「シャトー・ラ・ラギューヌ」セカンドの「ムーラン・ド・ラ・ラギューヌ」サードの「マドモアゼルL」の3種。伝統と改革を両立させたシャトーが作るワインは、今後もより良いヴィンテージを重ねていくことが期待されています。

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