• $LAST_NAME$ $FIRST_NAME$様(保有ポイント:$POINT$)
    | 送料・配送・決済方法 | 会社概要 |
  •  
    ご注文の際の新規会員登録ですぐに使える500ポイントプレゼント中(ポイントについて)







    商品カテゴリ一覧 > ボルドー > メドック > メドック格付け > シャトー・カントメルル

    シャトー・カントメルル

    Chateau Cantemerle

    16世紀からの歴史あるシャトー


    このシャトーは実際に戦闘の際に用いられた要塞として建設。その要塞とは中世の時代にバイキングの襲来に備えるために建てられたもので、メドック川流域より1kmほど離れ木々に覆われた公園の中にシャトーはあります。

    このシャトーにて当時、司法の官職を有していた貴族カントメルル領主が1354年よりワイン造りを行っていたと記してあります。古文書には「ぶどうの収穫の内、10分の1を税金としてワイン1樽で納めていた」という記述が残っています。

    1579年当時のボルドー議会議長、ジャン・ドゥ・ヴィルヌーヴ氏がカントメルルの土地、建物を購入しました。その後、1600年ヴィルヌーヴ氏はアントワネット・ドゥ・デュルフォールと結婚。以後、ヴィルヌーヴ・ドゥ・デュルフォール家として所有することになりました。

    ぶどう栽培に注力し、新たな品種の栽培も試みられました。結果、ボルドーのぶどう栽培の向上に一役担うことになり、カントメルルとしての領土は周辺地域まで含まれていきました。

    そうした中1643年、周辺地域の一つソーヴの城は当時の領主ヘクトール・ドゥ・ヴィルヌーヌの弟、ルイス・ドゥ・ヴィルヌーヴの居城でしたが、城そのものの名前をカントメルルと改名、本格的なぶどう栽培に乗り出しました。その後、約300年間ぶどう栽培、ワイン醸造が行われていきます。

    メドック格付けに落選も、直ぐに追加に


    1855年メドック格付けが制定、その際シャトー・カントメルルは当初、格付け外でした。その理由は当時、カントメルルはボルドーの仲買業者(クルティエ)を介さず、主要輸出国オランダと直接取引をしていたからです。

    格付け制定にあたっては、ボルドーの仲買人による選出が前提で、第一級から第五級の格付けは、当時の流通価格が基準でした。その仲買業者を介さずに取引されていたカントメルルは、流通価格のデータが無く、格付け外となってしまったのです。

    しかし、オランダにおいてすこぶる良い評判を得ていた事実や、実際の取引価格は他の五級クラスのワインよりも高額である事などをシャトー側が主張。その結果1855年のパリ万博開催中に第五級に追加で認定されました。

    格付け制定後から現在まで


    1879年〜1887年例外なくフィロキセラの被害に会い生産数量は半減。しかし、メドックのその他の地域よりも比較的被害が小さいことが幸いし、1884年にはあのラフィット・ロートシルトよりも高額取引されていたと記されています。

    1892年シャトー・カントメルルはテオフィル・デュボス氏が新しいオーナーとなりました。テオフィル・デュボス氏はもともと、メドックのクリュクラス労働組合副委員長でありカントメルルのぶどう栽培者も勤めていました。

    テオフィル氏死後はピエールとベルナル兄弟での共同相続となりましましたが、ほどなくピエール氏単独の所有になりました。ピエール・デュボス氏は50年間懸命に品質向上を図るべくあらゆる労力を注ぎ込んだ結果、格付けにふさわしい立派な評判を得ることになりました。

    しかし、1930年からの戦争が原因でぶどうの樹はことごとく引き抜かれ1945年から1981年までは僅か25haしか栽培ができませんでした。国難、資金難、一族間による相続問題などの不遇の時代を迎えたため、1980年には売りに出されることに。

    1981年に新しいオーナーとなったS.A.M.B.T.P.社は大規模な投資により、古い木製の発酵槽の代わりにステンレスタンクを設置などの醸造設備の刷新、セラーの新設、最新設備を完備したテイスティングルームの新設などを行うハード面の強化はもちろんのこと、ぶどうの樹の植え替えも積極的に行われ、時が経つにつれさらに品質が向上するでしょう。

    シャトー・カントメルルの評価


    ロバート・パーカー氏は著書ボルドー第4版にて、「3級に比肩する作品で、まぎれもなく目を向ける価値がある」「全体から見ると品質に対する価格比には興味を持てる」と評価。

    また世界各国のワイン評価誌においても「お値打ち感のある格付けシャトー」「オー・メドック地区においてラ・ラギューヌと並び最高の評価」などと評価され、第五級シャトーの中でも、上位の評価を得ています。

    シャトー・カントメルルの特徴


    メドック最南端に位置し、樹木に囲まれた美しい公園の中にあるシャトー、格付け3級シャトー・ラ・ラギューヌに隣接。カントメルルとは“さえずるツグミ”と言う意味。ぶどうの樹の大部分がマルゴーに多くある地質、砂利砂質土壌に植え替えられています。

    これらぶどうの樹は1ha当たり9600本と非常に密度の高い植え方をしています。これは一般的な1ha当たり5000〜6000本に比べるとかなりの高密度です。また、品種ごとの栽培比率ではメドックにしてはメルロの比率が高く、40%を占めています。

    樽熟成の期間が12ヶ月と他のシャトーに比べ短いのが特徴、長い期間、樽熟成を行うと乾いた印象になるため、樽熟成後4ヶ月はステンレスタンクにて熟成され瓶詰めされます。