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価格4,048円(本体価格:3,680円)
価格7,744円(本体価格:7,040円)
価格54,780円(本体価格:49,800円)
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価格25,300円(本体価格:23,000円)
価格20,350円(本体価格:18,500円)
価格185,900円(本体価格:169,000円)
価格12,650円(本体価格:11,500円)
価格51,590円(本体価格:46,900円)
価格12,980円(本体価格:11,800円)
価格11,550円(本体価格:10,500円)
価格60,280円(本体価格:54,800円)
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価格19,250円(本体価格:17,500円)
価格18,590円(本体価格:16,900円)
価格4,169円(本体価格:3,790円)
価格4,609円(本体価格:4,190円)
価格10,978円(本体価格:9,980円)
アルド・コンテルノ Aldo Conterno
アメリカ大陸とも縁の深いワイナリー「アルド・コンテルノ」
「アルド・コンテルノ」のワインの歴史は、1800年代にまで遡ります。 コンテルノ家の祖先はアルゼンチンに移民として渡り、その後さまざまな変遷を経て一族の故郷ピエモンテ州モンフォルテ・ダルバに戻ります。
初代のジョヴァンニ・コンテルノは、父ジュゼッペとともに故郷のブドウ畑を整備しワイン醸造業を開始しました。その生産量は年々増え、アルゼンチン移民時代の知己の助けを経てコンテルノ家のワインはアメリカ大陸へも輸出されるようになります。
ワイン生産の拡大にともない、ジョヴァンニは出来が良かった年のブドウだけを使用し長期熟成を経た「バローロ」の生産の必要性を感じるようになりました。それが可能になったのは、1920年のことです。
1930年代後半からは、ジョヴァンニは息子で3代目となるジャコモに経営を譲ります。ジャコモは息子のジョヴァンニとアルドとともにふたたびアメリカの地でブドウ園の経営を始めますが、1969年に4代目アルドはワイン生産業をモンフォルテ・ダルバでのみ展開することを決意、アメリカ大陸での経験をもとにワイナリー「アルド・コンテルノ」を設立したのです。
現在も、アルドと5世代目となる3人の息子たちによって、代々伝承され発展してきたワイン生産業を守っています。地理的にも伝統的にも、バローロワイン製造の中心に君臨してきました。
ダガタ・コンパリーニが選ぶ「イタリアの最良ワイン」に選出されるなど、ランゲを代表するワイン生産者として国内外から高い評価を得ています。
「バローロ」を生み出すブドウ畑は25ヘクタール
現在、ワイナリーが「バローロ」の生産のためだけに栽培をしているブドウ畑は25ヘクタール。モンフォルテ・ダルバのブッシアの地にあるこのブドウ畑は、標高400メートルにある南西の斜面に広がっています。土壌は、炭酸カルシウムと鉄分を豊富に含んだブルーグレイの砂とマールから構成されています。
アルド・コンテルノの代表格である「バローロ」を生み出すネッビオーロのブドウの木は、この土壌で5代の当主たちの精魂傾けた丹誠によりその魅力を最大限に引き出されてきたのです。
「アルド・コンテルノ」で生産される主なワイン
バローロ・リゼルヴァ グランブッシア
「アルド・コンテルノ」の顔として君臨する「バローロ・リセルヴァ・グランブッシア」。アルド・コンテルノが所有するブドウの木の中でも、最も歴史あるブドウだけを集めて作られています。ブドウの70パーセントはロミラスコの丘から、その他30パーセントはワイナリーが所有するブドウ畑から厳選されたブドウが加えられます。
南西向きのブドウ園において手で摘まれたブドウの実は、60日間という長い浸漬ののち、32ヶ月間オーク樽に寝かされます。その後、最低でも9年間の熟成を経たものが「バローロ・リセルヴァ・グランブッシア」を名乗ることができるのです。年間、4000本しか生産できない貴重なワインです。
ガーネットのような深い赤色が特徴の「グランブッシア」は、奥行のある洗練された香りが最大の魅力。ドライローズやアニス、なめし革やたばこの葉のような香り、と表現する愛好者もいます。
口に含むと、熟したさまざまなフルーツや花々、そして香辛料の香り。牛肉料理、ポルチーニ茸、トリュフ、熟成チーズなどとの相性がよいワインです。
バローロ・ブッシア・チカラ
3ヘクタールほどのチカラの丘に広がるブドウ畑のネッビオーロを主原料とした「バローロ・ブッシア・チカラ」。粘土質が強い土壌が、チカラの丘の特徴です。「バローロ・ブッシア・チカラ」は、ネッビオーロ種とミケット、ランピアなどのブドウの配合から生まれ、まろやかでフルーティーな香りが鼻腔に長く残ります。ロースト、ラム肉、中長期の熟成チーズと食卓に乗せれば、おいしく飲むことができます。優雅でありながら野心的な味わいのワイン。年間の生産量は5200本。
バローロ・ブッシア・ロミラスコ
樹齢55年のブドウの木が広がるロミラスコの丘は、チカラの丘と隣接しています。この丘の土壌は、豊富なマグネシウムが特徴です。収穫されたブドウは、クロアチアのスロヴォニア産のオークを使った樽に31ヶ月寝かされます。バルサミコやフルーティーな香りがロミラスコの美点。刺激的で若々しい香りのあとに続く均衡の取れた味は、牛肉の煮込み、熟成チーズ、鴨の料理、ジビエと相性が抜群。年間生産量4900本。
バローロ・ブッシア・コロネッロ
コロネッロの丘は、砂質と鉱質の混合の土壌が特徴です。ステンレス製の樽で30日間発酵させオーク樽で29ヶ月熟成した「バローロ・ブッシア・コロネッロ」は、デリケートな甘い花の香りが鼻腔に残ります。アルコールとタンニンのバランスが絶妙で、あくまで繊細な味わいを長く味わうことができるのが「コロネッロ」の特徴といえます。ロースト、肉の煮込みなどと相性良。年間生産量、5400本。
ランゲ・シャルドネ・ブッシャドール
「アルド・コンテルノ」で生産される唯一の白ワイン「ランゲ・シャルドネ・ブッシャドール」。シャルドネ種のブドウはフランス製のオーク樽で1年間寝かされたあとに、ワインとして数ヶ月熟成されます。シャルドネ種のブドウがオーク樽で寝かされる間に生まれる独特の味わいを、最大限に堪能できる白ワインです。光を通すと黄金にも見える濃い黄色が美しく、柑橘類のような芳香のあとにセージ、ビャクシンの香りが鼻腔を満たします。
長く残る味わいに、トロピカルフルーツとほどよく調和したスパイスを感じることができます。魚料理、鶏肉や七面鳥のオーブン焼と相性良し。
バルベーラ・ダルバ コンカ・トレ・ピーレ
ブッシア・ソプラーナの丘に広がる樹齢45才までのバルベーラ種から作られる「コンカ・トレ・ピーレ」。サクランボやクワの実の香りとバニラや甘草の味わいが長く口に残ります。ベジタリアンの食事とも相性が良く、野菜や豆のスープともおいしくいただけるワインです。