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    商品カテゴリ一覧 > ボルドー > サン・テミリオン > サン・テミリオン格付け > シャトー・ヴァランドロー

    シャトー・ヴァランドロー

    ChateauValandraud

    シャトー・ヴァランドローは、ボルドー右岸、サン・テミリオン地区に位置しています。8.88ヘクタールの敷地を持ち、その区画は同地区内の様々な区域に分かれて存在します。

    サン・テミリオン地区には多くのワイン生産者がいますが、シャトー・ヴァランドローは全8種類のブドウを栽培している、数少ないシャトーの一つです。

    赤ワイン用のブドウは、メルロー70%、カルベネ・フラン20%、カルベネ・ソーヴィニヨン5%、そしてマルベックとカルメネールが少しずつ栽培されています。赤ワイン生産のためのテロワールは区画によってそれぞれ異なりますが、どの土地も粘土、石灰岩を含んだ最高のものとなっています。所持する区画の内2つは白ワインの生産用に使われており、ソーヴィニヨン・ブラン50%、セミヨン35%、そしてソーヴィニヨン・グリ15%が栽培されています。

    多種類のブドウを使用することと、異なるテロワールを所持していることが、ユニークなワインを生産することを可能としています。

    シャトー・ヴァランドローが生産する赤ワインのスタイルは、ワインの純度、味の豊かさ、低い酸度、濃厚な舌触り、そして絹のような柔らかいタンニンが、熟した色の濃いベリーやチェリー、リコリス、そしてチョコレートの香りと絡み合い、一体化したものとなっています。

    1989年、たった0.6ヘクタールの畑からスタートした、元祖ガレージ・ワイン


    シャトー・ヴァランドローの歴史は、決して長いものではありません。しかし、短い年月の間に急成長を遂げ、今では世界レベルのワインを生産しているということで、まさに「シンデレラワイン」と呼ばれるようになりました。

    1989年、ジャン・リュック・テュヌヴァンとミュリエル・アンドロ夫妻が、シャトー・パヴィ・マカンとシャトー・ラ・クロットの近くにある0.6ヘクタールの小さなブドウ畑の土地を購入したことから、全てが始まりました。

    彼らは元々ボルドーのワイン商人でしたが、自分たちの手でワインを作りたいという夢を抱き続け、その思いを実現させることを望みました。

    小さなワイナリーとしてスタートした彼らの夢ですが、当時は資金もほとんどなく、100本のワインを生産することがやっとでした。地下室も所持していなかったため、借りたガレージを使用したワイン造りとなりました。これが最初の「ガレージワイン」と呼ばれるワインの誕生です。

    独自の方法でワインを作り続け、1991年に初のヴィンテージを発表しました。この時以来、シャトー・ヴァランドローの快進撃は今も続いています。

    畑をビニールシートで覆った為、テーブルワインとしてリリースせざるを得なくなった事も


    ジャン・リュック・テュヌヴァンは、自分が正しいと思う方法を常に取り入れ、実行に移してきました。

    2000年のヴィンテージの際、彼は収穫の前に予期されていた雨水による水害を防ぐために、自身の2ヘクタールのブドウ畑とクロ・バトン・テュヌヴァンのブドウ畑をビニールシートで覆いました。この方法は、テロワールの在り方に背くと考えられているため、フランスでは公的機関である国立原産地名称研究所(INAO)によって禁止されているものでした。

    しかし彼は、決まり事よりも優れたワインを生産する方を重視し、自身の考えを貫き通しました。この事によってシャトー・ヴァランドローは、サン・テミリオンのグラン・クリュとして、リリースする事が許されませんでした。

    禁じ手を使いながらも生産されたワインは、テーブルワインとしか認められず、仕方なく「ランティルディ・ド・ヴァランドロー」という別名でリリースされました。フランス語で「禁じられたヴァランドロー」という意味のこのワインは、ワイン法によりヴィンテージも名乗ることが出来ませんでしたが、中身は正真正銘のヴァランドローの2000年でしたので、高値で取引され、当時「最も高価なテーブルワイン」とも言われました。

    クロ・バトン・テュヌヴァンは、アジア市場において、特に日本や中国を相手に可能性を広げることができるということを認識した最初のワイン商人・シャトー所有者の一人でした。シャトー・ヴァランドローは現在、大きな割合で中国市場を初め、アジア各国へ輸出されています。

    シャトー・ヴァランドローの栽培・醸造


    シャトー・ヴァランドローでは、ワイン生産のために伝統的な手法と近代的なものを組み合わせて使用しています。彼らのブドウ畑では、二重のギヨー剪定や、脱水、そして未熟なブドウの房を取り除くことを行っています。全てのブドウは手で収穫されます。最初の選別はブドウ畑で行われ、地下へ運ばれた後で2回目の選別を行います。

    ワインは、温度制御が可能な木製の樽、ステンレス鋼の樽、そしてコンクリートの樽を組み合わせて醸造されます。ワインによって発酵容器を変えているのです。アルコール発酵の後は、マロラクティック発酵のためにフレンチオーク樽が使用されます。ヴィンテージの品質と特性に応じて、18〜30ヶ月の間100%新しいフレンチオーク樽で熟成されるのです。

    2012年の格付け見直しで、遂にサン・テミリオン第一特別級Bに昇格


    かつては、2000年以前に作られたヴィンテージが最高の品質であると語られていましたが、2008年、2009年とその評判を大きく上げ、2010年には今までで一番の最高傑作が作られたと言われています。2008年以降からは、ミュリエル婦人がワイン造りの担当をするようになりました。

    何年にも渡り、彼らが生み出し続けてきた信じられないほどすばらしい品質は、公的にも認められるようになり、2012年にはサン・テミリオン特級格付けにおいて第1特別級Bへの昇格を果たしました。

    シャトー・ヴァランドローは、最低8年から10年の時間をかけて熟成させることで、より良い状態になると言われています。若いヴィンテージは2〜3時間以上デキャンタージュすることがお勧めであり、これによってワインは柔らかく、香りを広げていきます。より古いものは、オリを除去するためのデキャンタージュが必要かもしれません。

    ワイン界の異端児であるシャトー・ヴァランドローの快進撃はこれからも続き、ゆくゆくはワインの歴史を変える大きな存在へと成長を遂げるでしょう。