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ドメーヌ・ドルーアン
Domaine Drouhin
ブルゴーニュの名門ジョゼフ・ドルーアンがオレゴンに設立したワイナリー
フランス・ブルゴーニュに本拠を置くワイン生産者で、ブルゴーニュで最大規模のワイナリーである、メゾン・ジョゼフ・ドルーアンが、アメリカ・オレゴン州のウィラメット・ヴァレーに開いたワイナリーが、ドメーヌ・ドルーアンです。
ブルゴーニュから離れた、アメリカ・オレゴンの地に、ドメーヌ・ドルーアンが設立されたきっかけとなったのは、1979年〜1980年にパリで開かれた「パリ・ワイン・オリンピック」です。そこで行われたピノ・ノワールのテイスティング大会で、ドルーアンのワインについで2位になったのが、オレゴン州のジ・アイリー・ヴィンヤーズでした。
以前から、オレゴンに関心を持っていたドメーヌの3代目、ロベールは、これを契機にして、オレゴンに土地を購入しました。ブルゴーニュに73haのブドウ畑を持ちながら、さらにワインのためのベストな場所を世界中に探していたドルーアンが選んだのが、オレゴン州だったのです。オレゴンは、ワイン用ブドウの栽培適地であり、とりわけ、オレゴンの気候は、ピノ・ノワールには最適でした。
1988年、ドメーヌ・ドルーアンは、ピノ・ノワールとシャルドネの栽培が盛んなウィラメット・ヴァレーの中の、レッド・ヒルズに1000万米ドルをかけて開設されました。現在、ドメーヌ・ドルーアンは、メゾン・ジョゼフ・ドルーアンとともに、ジョゼフ・ドルーアンのひ孫4人によって、所有・運営されています。また、ドメーヌのワインメーカーをブルゴーニュ同様、ロベールの娘、ヴェロニクが務めています。
ブルゴーニュに似た、オレゴン・ウィラメット・ヴァレーの環境
ドメーヌ・ドルーアンが立地しているオレゴンの気候は、昼間は温暖で、夜間には冷涼な、地中海性気候に似た気候で、それこそが、ピノ・ノワールにはとても望ましいのです。理想的な気候の下で育ったオレゴンのブドウによって作られたワインは、元々ブドウが持っている特質と、テロワールの特質がいかんなく発揮された、洗練されたものになります。
ドメーヌのブドウ畑は、ポートランドの南西に位置する、ウィラメット・ヴァレーの標高約260mの南側斜面にあり、そこの85エーカーにブドウが植えられています。また、ドメーヌ設立当時は、自根栽培が一般的でしたが、ディジョンクローンが、その地域で初めて導入されました。同様に、4500本の中密植栽培が主流だった周辺ワイナリーの中にあって、ブルゴーニュと同じ、7500本の高密植栽培が採用されています。その上、土をどのように耕すのかという点にまで細心の注意が払われています。
このように、ブルゴーニュでの栽培環境とほぼ同じ環境を作り出すことを可能にしているのは、それぞれの気候の類似性です。また、赤茶色の無機質を多く含有する土壌も、ブルゴーニュのそれとよく似ています。すべてのブドウが手摘みされ、果皮の自然の酵母によって、発酵が自然に開始します。発酵は、ステンレスタンクで自然な環境の下、15〜16日かけます。熟成は、12〜15か月間、フランス産オークの小樽で行われます。新樽率は、20%以下に抑えられています。
ドメーヌのワインメーカー、ヴェロニクが目指しているのは、「ブルゴーニュのメゾン・ジョゼフ・ドルーアンの伝統と方針を受け継ぎながら、次なるピノ・ノワールとシャルドネの高みへの可能性をここオレゴンで追及する」に尽きると思います。さすが、ブルゴーニュ屈指のドメーヌは、アメリカの地でも素晴らしい品質のワインを造り、ワイン愛好家をうならせています。
ドメーヌ・ドルーアンの評価
1988年に、ドメーヌ・ドルーアンの初ヴィンテージが発表されるや、世界中のワインラヴァーがその真価を認め、オレゴンのワイナリーの中でトップの座に躍り出ました。年を重ねるごとに、その評価は高まっています。
昨今、ドメーヌのワインは、ホワイトハウスでのディナーパーティーに多く採用され、それが、この新しいオレゴンのワインを、世界に発信する結果となっています。特に、1944年の天皇皇后両陛下ご訪米時における、ホワイトハウスでの晩餐会に、ドメーヌ・ドルーアンのワインが提供されたことは、私たち日本人には、なにか心躍るものを感じざるを得ません。ぜひ、同じものを飲んでみたいと思うのは、人として当然でしょう。
実際、ワインのエキスパートからの評価も高く、2008年には、「ワイン&スピリッツマガジン」がドメーヌ・ドルーアンをTP100ワイナリーに選んでいますし、「ワインスペクター」誌、「デキャンター」誌も、パーカーポイントのパーカー氏も、高評価を与えています。また、有名ワイン評論家ロビンソン氏は、このドメーヌのワインを評して、「このワイナリーで作られるワインのすべてが、印象深く、かつとてもフランス的である」と、称賛を惜しみません。
本家ブルゴーニュのピノ・ノワールに一歩も引けを取らないどころか、ブルゴーニュの高級銘柄さえも凌駕したとさえいえるレベルにまで達した、ドメーヌ・ドルーアン・オレゴン。オレゴンワインの実力を肌で感じるには、まず初めに飲んで頂きたいワイナリーです。
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価格が安い順
価格が高い順
新着順
優先度順
3 件中 1-3 件表示
オレゴン ピノ・ノワール・ロレーヌ 2017 ドメーヌ・ドルーアン 赤
Oregon Pinot Noir Laurene / Domaine Drouhin スピード出荷
価格
7,601円
(本体価格:6,910円)
在庫切れ
オレゴン シャルドネ・アーサー 2020 ドメーヌ・ドルーアン 白
Oregon Chardonnay Arthur / Domaine Drouhin スピード出荷
価格
5,379円
(本体価格:4,890円)
在庫切れ
オレゴン ピノ・ノワール 2019 ドメーヌ・ドルーアン 赤
Oregon Pinot Noir / Domaine Drouhin スピード出荷
価格
5,379円
(本体価格:4,890円)
在庫切れ
3 件中 1-3 件表示
ドメーヌ・ドルーアン
Domaine Drouhin
ブルゴーニュの名門ジョゼフ・ドルーアンがオレゴンに設立したワイナリー
フランス・ブルゴーニュに本拠を置くワイン生産者で、ブルゴーニュで最大規模のワイナリーである、メゾン・ジョゼフ・ドルーアンが、アメリカ・オレゴン州のウィラメット・ヴァレーに開いたワイナリーが、ドメーヌ・ドルーアンです。
ブルゴーニュから離れた、アメリカ・オレゴンの地に、ドメーヌ・ドルーアンが設立されたきっかけとなったのは、1979年〜1980年にパリで開かれた「パリ・ワイン・オリンピック」です。そこで行われたピノ・ノワールのテイスティング大会で、ドルーアンのワインについで2位になったのが、オレゴン州のジ・アイリー・ヴィンヤーズでした。
以前から、オレゴンに関心を持っていたドメーヌの3代目、ロベールは、これを契機にして、オレゴンに土地を購入しました。ブルゴーニュに73haのブドウ畑を持ちながら、さらにワインのためのベストな場所を世界中に探していたドルーアンが選んだのが、オレゴン州だったのです。オレゴンは、ワイン用ブドウの栽培適地であり、とりわけ、オレゴンの気候は、ピノ・ノワールには最適でした。
1988年、ドメーヌ・ドルーアンは、ピノ・ノワールとシャルドネの栽培が盛んなウィラメット・ヴァレーの中の、レッド・ヒルズに1000万米ドルをかけて開設されました。現在、ドメーヌ・ドルーアンは、メゾン・ジョゼフ・ドルーアンとともに、ジョゼフ・ドルーアンのひ孫4人によって、所有・運営されています。また、ドメーヌのワインメーカーをブルゴーニュ同様、ロベールの娘、ヴェロニクが務めています。
ブルゴーニュに似た、オレゴン・ウィラメット・ヴァレーの環境
ドメーヌ・ドルーアンが立地しているオレゴンの気候は、昼間は温暖で、夜間には冷涼な、地中海性気候に似た気候で、それこそが、ピノ・ノワールにはとても望ましいのです。理想的な気候の下で育ったオレゴンのブドウによって作られたワインは、元々ブドウが持っている特質と、テロワールの特質がいかんなく発揮された、洗練されたものになります。
ドメーヌのブドウ畑は、ポートランドの南西に位置する、ウィラメット・ヴァレーの標高約260mの南側斜面にあり、そこの85エーカーにブドウが植えられています。また、ドメーヌ設立当時は、自根栽培が一般的でしたが、ディジョンクローンが、その地域で初めて導入されました。同様に、4500本の中密植栽培が主流だった周辺ワイナリーの中にあって、ブルゴーニュと同じ、7500本の高密植栽培が採用されています。その上、土をどのように耕すのかという点にまで細心の注意が払われています。
このように、ブルゴーニュでの栽培環境とほぼ同じ環境を作り出すことを可能にしているのは、それぞれの気候の類似性です。また、赤茶色の無機質を多く含有する土壌も、ブルゴーニュのそれとよく似ています。すべてのブドウが手摘みされ、果皮の自然の酵母によって、発酵が自然に開始します。発酵は、ステンレスタンクで自然な環境の下、15〜16日かけます。熟成は、12〜15か月間、フランス産オークの小樽で行われます。新樽率は、20%以下に抑えられています。
ドメーヌのワインメーカー、ヴェロニクが目指しているのは、「ブルゴーニュのメゾン・ジョゼフ・ドルーアンの伝統と方針を受け継ぎながら、次なるピノ・ノワールとシャルドネの高みへの可能性をここオレゴンで追及する」に尽きると思います。さすが、ブルゴーニュ屈指のドメーヌは、アメリカの地でも素晴らしい品質のワインを造り、ワイン愛好家をうならせています。
ドメーヌ・ドルーアンの評価
1988年に、ドメーヌ・ドルーアンの初ヴィンテージが発表されるや、世界中のワインラヴァーがその真価を認め、オレゴンのワイナリーの中でトップの座に躍り出ました。年を重ねるごとに、その評価は高まっています。
昨今、ドメーヌのワインは、ホワイトハウスでのディナーパーティーに多く採用され、それが、この新しいオレゴンのワインを、世界に発信する結果となっています。特に、1944年の天皇皇后両陛下ご訪米時における、ホワイトハウスでの晩餐会に、ドメーヌ・ドルーアンのワインが提供されたことは、私たち日本人には、なにか心躍るものを感じざるを得ません。ぜひ、同じものを飲んでみたいと思うのは、人として当然でしょう。
実際、ワインのエキスパートからの評価も高く、2008年には、「ワイン&スピリッツマガジン」がドメーヌ・ドルーアンをTP100ワイナリーに選んでいますし、「ワインスペクター」誌、「デキャンター」誌も、パーカーポイントのパーカー氏も、高評価を与えています。また、有名ワイン評論家ロビンソン氏は、このドメーヌのワインを評して、「このワイナリーで作られるワインのすべてが、印象深く、かつとてもフランス的である」と、称賛を惜しみません。
本家ブルゴーニュのピノ・ノワールに一歩も引けを取らないどころか、ブルゴーニュの高級銘柄さえも凌駕したとさえいえるレベルにまで達した、ドメーヌ・ドルーアン・オレゴン。オレゴンワインの実力を肌で感じるには、まず初めに飲んで頂きたいワイナリーです。