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価格1,496円(本体価格:1,360円)
ディ・マーヨ・ノランテ
Di Majo Norante
モリーゼでもっとも著名なワイナリー
ワイナリー「ディ・マーヨ・ノランテ」があるモリーゼ州は、古代からブドウの栽培が盛んなことで知られていました。紀元前のころから、サムニウム人やローマ人によってブドウの栽培が行われていたのです。
1800年代、この地を治めていたノランテ・ディ・サンタ・クリスティーナ侯爵によってディ・マーヨ・ノランテのワインが生産されていたことが古文書から判明しています。
一族の宮殿があるカンポマリーノでは、現在はルイージ・ディ・マーヨと息子のアレッシオ・ディ・マーヨによって代々引き継がれてきたワインが生産されています。
モリーゼ州では最も著名なワイナリーであり、歴史的に見てもイタリア半島で重要な位置を占めるディ・マーヨ・ノランテは、研究と情熱を支柱として発展してきました。
現在、ディ・マーヨ・ノランテは、先祖代々伝えられてきたランテ・ディ・サンタクリスティーナにある85ヘクタールのブドウ畑から、ブドウを収穫しワインを生産しています。その神話的ともいわれる哲学は、「地中海原産のブドウの品種の特性を死守するために、伝統あるブドウの栽培法とワインの醸造法へのアプローチを続けること」なんだそうです。
アレッシオ・ディ・マーヨは、とくにイタリア南部原産のブドウの研究を怠らず、古代から伝わる知恵を未来のワイン造りに継承しようとしているのです。
自然ありきの農業技術
ディ・マーヨ・ノランテは、ワインの健全と品質の向上のために、ブドウの選択、収穫、ワイン製造過程において執拗なまでの注意を払っています。使用する肥料は、鉱物と有機物のみを原料としたものです。剪定や雑草の除去も伝統的な技術をベースに行われています。生物学的にも健全な技術によって生産されるワインは、当然のことながら土壌の特性を非常に良い形で表現することが可能なのです。
伝統的なブドウの品種から新しいワインを
モリーゼ州の風土に適したブドウの品種を選択することがすなわち、ディ・マーヨ・ノランテの土台となってきました。
ディ・マーヨ・ノランテが栽培しているブドウは、マルヴァシア、トレッビアーノ、モンテプルチャーノ、サンジョヴェーゼといったよく知られたものの他に、古代から南イタリアに伝わるといわれているボンビーノ、アリアニコ、白ワインの原料となるファラギーナ、グレコなど多種に及びます。
また、エレニコ・アリアニコ、プルーニョロ、ティンティラなどの南イタリアのブドウから、赤ワインが生産されています。
こうしたさまざまの品種のブドウ栽培により、古来から伝わる品種を守り、新しいワインの生産が可能になったのです。
醸造過程では、著名な醸造専門家リッカルド・コタレッラによってこれらのブドウの特性を最大限に生かしたワイン造りと熟成が進められています。
ディ・マーヨ・ノランテのワイン
モリーゼ・ロッソ・リゼルヴァ・ドン・ルイージ
ロバート・パーカーも90点代をつける高評価を誇っています。モンテプルチャーノとアリアニコが生み出すハーモニーは、まさに南イタリアの太陽と大地が生みだした傑作です。
ルビー色とスミレ色のコントラストが美しいドン・ルイージは、熟したレッドフルーツ、プラム、森の香りが完璧なフュージョンを生み出します。フレッシュで肉厚な味わいが魅力的。飲用する1時間前には栓を抜いてください。ボルドー型のグラスが理想的です。
ジビエをはじめとする肉料理、地中海料理、熟成チーズや青カビのチーズと特においしくいただけます。
ビフェルノ・ロッソ・ラミテッロ
深い紅色の液体は、ベリー類や甘草、なめした革が優雅に香ります。力強くまろやかでビロードのような味わいが特徴です。
鶏肉とは特に相性が良く、茸と肉の料理とも美味しくいただけます。
モリーゼ・ファランギーナ
光によっては薄緑にも見える美しい黄色が特徴のファランギーナ。野に咲く可憐な花々とエニシダが、若々しい香りを放ちます。口に含めば、ザクロを思い起こさせるアロマを長く堪能できます。
軽めの前菜、魚料理とおいしく召し上がれます。特に、マグロのカルパッチョとはお試しの価値有り。