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    商品カテゴリ一覧 > ボルドー > メドック > メドック格付け > シャトー・マルキ・ド・テルム

    シャトー・マルキ・ド・テルム

    Chateau Marquis de Terme

    シャトー・マルキ・ド・テルムの歴史


    シャトー・マルキ・ド・テルムは、マルゴーの4級格付けシャトーです。シャトーの名前は、このシャトーを所有していた貴族の名前から来ています。

    1762年、ガスコーニュの貴族であるテルム公爵(フランソワ・ド・ペギラン・ド・ラブスト)は、ピエール・デ・ムジュー・ド・ローザンの姪であるエリザベット・ド・ルドゥ・ド・アンプレと結婚しました。

    その際に、彼は妻が持参した婚資であるいくつかの畑を統合し、シャトーに自らの名である「マルキ・ド・テルム」を付けたのです。直訳すれば、「テルム公爵のブドウ畑」となるでしょう。

    ちなみに「テルム」は「ローマの浴場」を意味します。テルム公爵とローマの浴場の関係は不明ですが、ジュリアス・シーザーの時代にはローマの属州となっていたことから、テルマエが建設されたのかもしれません。ワインのラベルには、公爵の証である宝冠がしっかりと描かれています。

    1800年から1900年の前半、シャトーは困難な状況を経験し、いくつかの所有者の手を転々としました。1855年には、ナポレオン三世が万国博覧会のために命じた格付けにおいて、シャトー・マルキ・ド・テルムは第4級とされていたことがわかっています。そして1935年に、ピエール・セネクローズ氏がシャトーを購入し、現在は3人の息子によって運営されています。

    シャトー・マルキ・ド・テルムは、マルゴーの格付けシャトーにも関わらず、海外での知名度はそれほど高くありません。これは、少し前までマルキ・ド・テルムがフランス国内の個人顧客向けに販売されており、外国へはほとんど出回っていなかったことが理由です。また、シャトーの建物も質素であったため、周囲の美しいシャトーと比べると注目を集める機会が少なかったのかもしれません。

    しかし、その味わいは4級の格付けにふさわしく、色調が濃く、厚みがある素晴らしいブーケを持つワインに仕上がっています。熟成が遅めで非常に長く楽しめることでも知られており、マルゴーの中でも一風変わったシャトーだと言えるかもしれません。

    マルゴーの気候と風土


    マルゴーが属するメドック地区は、ボルドーの中でも高級ワインを最も多く産する地区です。大西洋の影響を受ける温かく穏やかな海洋性気候で、日照時間が長く比較的乾燥しています。

    マルキ・ド・テルムは、カントナックとマルゴーに2つの主要なブドウ畑を持ち、畑面積は35ha、土壌は10〜20%が粘土質、3〜12%がローム質、30〜50%が砂質で、20〜45%が砂利質です。

    土壌は、一見ジロンド河が運んできた小石が混じり、石灰質でやせた土地に思えます。しかしこの石灰質の土壌こそが、ワインに香りとまろやかさ、そしてふくらみを与えてくれるのです。また、土壌に含まれる小石は、排水性を高める効果があり、日中の太陽の熱を吸収し、夜にその熱を放出しすることでブドウを寒さから守ってくれています。

    品質改良への取り組み


    マルゴーの格付けシャトーのなかで「最も知名度が低い」と言われていたマルキ・ド・テルムは、設備投資によりその品質を大きく高めました。

    1980年代から資金投入を行い、セラーを近代化、各ビンテージにつき少なくとも30〜33%の新樽を導入しました。また、カベルネ・ソーヴィニヨンの比率を上げることで品質向上に成功し、セカンドワインを導入することによって、より厳しい選別方針を打ち出すことも行いました。そのような数多くの努力により、近年は着実に評判を上昇させている期待のシャトーです。

    醸造工程


    収穫は丁寧な手摘みによる作業で、その後除梗・破砕が行われます。発酵とマセレーションは、温度調節されたコンクリートタンクで2〜3週間行われます。マロラクティック後の樽熟成は、新樽比率30〜35%の樽を使い、その期間は18ヶ月間です。清澄は卵白を使用しますが、濾過は行わない形をとっています。2009年にルドヴィック・ダヴィット氏をシャトーの責任者に迎えてから、その品質は目覚ましい向上を遂げています。

    平均年間生産量は約16万本。ブドウの作付け割合は、カベルネ・ソーヴィニョン55%、メルロー35%、プティ・ヴェルド7%、カベルネ・フラン3%。

    シャトー・マルキ・ド・テルムの味わい


    シャトー・マルキ・ド・テルムの特徴は、秀逸なワインで健全さを示す暗いルビー色をし、ミディアムからフルボディーで肉付きがよく、噛みごたえがあります。マルゴーのワインの中では比較的骨格がしっかりしており、エレガントかつ長期熟成へのポテンシャルが高い銘柄として、ボルドーファンの人気を集めています。

    特に1989年は『偉大なヴィンテージ』と言われる、史上最高の収穫量の年でした。異例な猛暑のあとの収穫期は快適な気候で、豊かでドラマティックで肉付きの良いワインがたくさん産出されました。非常に魅力的なビンテージで、最高の格付け銘柄ものは美味しく、しかも長く成長していくであろうと言われています。

    10年を超えても溢れる旨味を持ち、長期熟成で真価を発揮するシャトー・マルキ・ド・テルムは、これからますます評価を上げていくことでしょう。

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