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シャトー・ラヴィル・オー・ブリオン
Chateau Cantemerle
2009年からはシャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン・ブランと名称変更されてリリースされている為、ラヴィル・オー・ブリオンの名前でのリリースは2008年までとなります。元々シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオンのセラー内にて、ラ・ミッションのスタッフによって造られています。
シャトー・ラヴィル・オー・ブリオンの歴史
1927年シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオンのオーナー、フレデリック・ウォルトナー氏によって設立。名前の由来は「クロ・ラヴィル」という名の2.5ヘクタールの白ワインのぶどう畑を新たに購入したことからと言われています。1930年まではシャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン・ブランとして、1934年にシャトー・ラヴィル・オー・ブリオンとして取引されています。
1983年、シャトー・オー・ブリオンのオーナーであるクラレンス・ディロン社が新しいオーナーとなります。ディロン社によりセラーの改修、最先端醸造設備など大規模な投資が行われ、ラヴィル・オー・ブリオンはボルドーを代表する白ワインとなりました。
しかし、2006年、混植されていた樹齢80年にもなるセミヨンとソーヴィニヨン・ブランの古木を引き抜く大英断をするのです。植え替えを行い、樽熟成期間を短く、バトナージュによるフレッシュさを今よりも強める、など更なる改革が進んでいます。
当初はシャトー・ラヴィル・オー・ブリオンとして取引されていましたが、ラ・ミッションとの関係性がラトゥール・オー・ブリオンなどとのシャトーなども絡み合い、市場で解りにくく複雑になっていたため、シンプルにするために2009年ヴィンテージよりシャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン・ブランと名称変更になっています。
シャトー・ラヴィル・オー・ブリオンの評価
ロバート・パーカー氏は自身の書「ボルドー第4版」にて、「ラヴィル・オー・ブリオンは世界で最も偉大な辛口ワインの一つである。30年〜40年も向上し続けるほどの、人知を超えた能力を持つ」と評価しています。また、ブルゴーニュ最上のグランクリュに匹敵するほどのセミヨン、ソーヴィニヨン・ブランであるとの評価も得ています。
シャトー・ラヴィル・オー・ブリオンの特徴
ぶどうの栽培面積は僅か3.7ヘクタールと非常に小さく、その小ささ故、歴史的観点からでしょうか、ラヴィルのシャトー正面にあるシャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオンの醸造所で、醸造、熟成されます。
ソーヴィニヨン・ブランを主体とする多くのペサック・レオニャンの白ワインにおいて対照的にセミヨン80%で造っています。これはワインが熟成する上で大きな要素をもっています。
セミヨンは他の品種より豊か厚みとボディ、深いブーケをワインにもたらすためです。その反面、セミヨンは最高に高貴なクローンで栽培すると収穫量がかなり減少します。しかしそのクオリティは最高のものとなり、セミヨンならではのフレッシュさに希釈されないコクとトロピカルなブーケが楽しめます。また栽培面においてもソーヴィニヨン・ブランよりも粗粒着ゆえ、収穫を遅らせてもカビが発生しにくく、高い糖度で収穫が可能となります。
土壌においてオー・ブリオンにはない石灰質の区画もあり、ラ・ミッションよりも肥えていて重い粘土質、こういう土壌ではワインに対して驚くほどの長熟する力を与えてくれます。また、生産本数も少なく1100ケースほどと、希少さに拍車をかけています。
一般的なボルドー・ブランとは一線を画す、濃厚な味わい
そもそも、このシャトーのあるペサック・レオニャンの白ワインはソーヴィニヨン・ブラン主体なのでエレガントですっきりした味わいのイメージが先行しがちです。フランスにおけるソーヴィニヨン・ブランの一大産地ロワール地方や、グラーヴ、ボルドー・ブラン・セック、アントル・ドゥ・メールなどと合わせ「ボルドー地方の白ワイン」と一括りにされることが多いからでしょうか。
確かにペサック・レオニャンは1980年代半ばまでグラーヴと呼ばれていました。グラーヴから独立したのは、そこに存在しているシャトーの名声よりもテロワールによるところがはるかに大きいのです。
カベルネ・ソーヴィニヨンのような晩熟品種が栽培されている粘土質や石灰質、砂利質を中心とした土地で造られる白ワインがすっきりした味わいになる、というのには無理があります。果実の重量感、新樽発酵によるタンニン、マロラティック発酵がされない固い酸、これらが混然一体となりボリューミーな味わい、余韻の秀逸性を醸し出しています、それこそがペサック・レオニャンの白です。
ペサック・レオニャンの白ワインはボルドー・ブラン・セック、アントル・ドゥ・メールに勝るグラーヴの白ワインよりも複雑で豊満でさらに上質です。そして、セミヨン主体の辛口白ワインはフランスを代表するワインの一つであり、これら要素を十二分に備えたワインが「ボルドー地方の白ワイン」の頂点に位置するペサック・レオニャンの白。そしてその中でも、シャトー・オー・ブリオン・ブランと並び頂点に君臨するのが、このシャトー・ラヴィル・オー・ブリオンなのです。
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シャトー・ラヴィル・オー・ブリオン 2008 白
Chateau Laville Haut Brion 2008 スピード出荷
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59,900円
(消費税込:65,890円)
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シャトー・ラヴィル・オー・ブリオン
Chateau Cantemerle
2009年からはシャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン・ブランと名称変更されてリリースされている為、ラヴィル・オー・ブリオンの名前でのリリースは2008年までとなります。元々シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオンのセラー内にて、ラ・ミッションのスタッフによって造られています。シャトー・ラヴィル・オー・ブリオンの歴史
1927年シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオンのオーナー、フレデリック・ウォルトナー氏によって設立。名前の由来は「クロ・ラヴィル」という名の2.5ヘクタールの白ワインのぶどう畑を新たに購入したことからと言われています。1930年まではシャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン・ブランとして、1934年にシャトー・ラヴィル・オー・ブリオンとして取引されています。
1983年、シャトー・オー・ブリオンのオーナーであるクラレンス・ディロン社が新しいオーナーとなります。ディロン社によりセラーの改修、最先端醸造設備など大規模な投資が行われ、ラヴィル・オー・ブリオンはボルドーを代表する白ワインとなりました。
しかし、2006年、混植されていた樹齢80年にもなるセミヨンとソーヴィニヨン・ブランの古木を引き抜く大英断をするのです。植え替えを行い、樽熟成期間を短く、バトナージュによるフレッシュさを今よりも強める、など更なる改革が進んでいます。
当初はシャトー・ラヴィル・オー・ブリオンとして取引されていましたが、ラ・ミッションとの関係性がラトゥール・オー・ブリオンなどとのシャトーなども絡み合い、市場で解りにくく複雑になっていたため、シンプルにするために2009年ヴィンテージよりシャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン・ブランと名称変更になっています。
シャトー・ラヴィル・オー・ブリオンの評価
ロバート・パーカー氏は自身の書「ボルドー第4版」にて、「ラヴィル・オー・ブリオンは世界で最も偉大な辛口ワインの一つである。30年〜40年も向上し続けるほどの、人知を超えた能力を持つ」と評価しています。また、ブルゴーニュ最上のグランクリュに匹敵するほどのセミヨン、ソーヴィニヨン・ブランであるとの評価も得ています。
シャトー・ラヴィル・オー・ブリオンの特徴
ぶどうの栽培面積は僅か3.7ヘクタールと非常に小さく、その小ささ故、歴史的観点からでしょうか、ラヴィルのシャトー正面にあるシャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオンの醸造所で、醸造、熟成されます。
ソーヴィニヨン・ブランを主体とする多くのペサック・レオニャンの白ワインにおいて対照的にセミヨン80%で造っています。これはワインが熟成する上で大きな要素をもっています。
セミヨンは他の品種より豊か厚みとボディ、深いブーケをワインにもたらすためです。その反面、セミヨンは最高に高貴なクローンで栽培すると収穫量がかなり減少します。しかしそのクオリティは最高のものとなり、セミヨンならではのフレッシュさに希釈されないコクとトロピカルなブーケが楽しめます。また栽培面においてもソーヴィニヨン・ブランよりも粗粒着ゆえ、収穫を遅らせてもカビが発生しにくく、高い糖度で収穫が可能となります。
土壌においてオー・ブリオンにはない石灰質の区画もあり、ラ・ミッションよりも肥えていて重い粘土質、こういう土壌ではワインに対して驚くほどの長熟する力を与えてくれます。また、生産本数も少なく1100ケースほどと、希少さに拍車をかけています。
一般的なボルドー・ブランとは一線を画す、濃厚な味わい
そもそも、このシャトーのあるペサック・レオニャンの白ワインはソーヴィニヨン・ブラン主体なのでエレガントですっきりした味わいのイメージが先行しがちです。フランスにおけるソーヴィニヨン・ブランの一大産地ロワール地方や、グラーヴ、ボルドー・ブラン・セック、アントル・ドゥ・メールなどと合わせ「ボルドー地方の白ワイン」と一括りにされることが多いからでしょうか。
確かにペサック・レオニャンは1980年代半ばまでグラーヴと呼ばれていました。グラーヴから独立したのは、そこに存在しているシャトーの名声よりもテロワールによるところがはるかに大きいのです。
カベルネ・ソーヴィニヨンのような晩熟品種が栽培されている粘土質や石灰質、砂利質を中心とした土地で造られる白ワインがすっきりした味わいになる、というのには無理があります。果実の重量感、新樽発酵によるタンニン、マロラティック発酵がされない固い酸、これらが混然一体となりボリューミーな味わい、余韻の秀逸性を醸し出しています、それこそがペサック・レオニャンの白です。
ペサック・レオニャンの白ワインはボルドー・ブラン・セック、アントル・ドゥ・メールに勝るグラーヴの白ワインよりも複雑で豊満でさらに上質です。そして、セミヨン主体の辛口白ワインはフランスを代表するワインの一つであり、これら要素を十二分に備えたワインが「ボルドー地方の白ワイン」の頂点に位置するペサック・レオニャンの白。そしてその中でも、シャトー・オー・ブリオン・ブランと並び頂点に君臨するのが、このシャトー・ラヴィル・オー・ブリオンなのです。