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    商品カテゴリ一覧 > ジュラ

    ジュラ Jura

    ブルゴーニュの東部、スイスとの国境付近にあるジュラという産地。ジュラというのはケルト語で「森」を意味する言葉で、その名の通り豊富な森林資源に囲まれた自然豊かな地域です。

    ジュラ地方の地層からはアンモナイトなどをはじめ多くの化石が出土、現在ではフランスの中でも最も海から遠い地域ながら、どうやら太古の昔は海底だった模様。「ジュラシックパーク」などで有名な、ジュラ紀という地質時代はこの地方から採られた名前なんです。

    ワイン産地としては、ちょっとだけマイナーなイメージのあるジュラ地方ですが、そのワインは中世、貴族たちに大変にもてはやされていた時期もあります。しかし19世紀のベト病、同じくフィロキセラの襲来によって、壊滅的な打撃を受けてしまいブドウ畑は荒廃。その後も戦火に巻き込まれるなど、苦難の続いたジュラ地方ですが、地元生産者の努力で近年は息を吹き返し、その独創的なワインが現在も高い評価を受けています。

    ジュラならではの様々なワイン


    ジュラを代表する白ブドウと言えばサヴァニャン、成熟は遅いながら厚い果皮に覆われた品種で、果肉には酸や糖度など長期熟成に耐えるための要素が存分に詰まっています。黒ブドウでは繊細なプールサール、骨格のあるトゥルソーといった品種が用いられますが、いずれもジュラ地方以外ではあまりお目にかかれないレアなブドウと言っていいでしょう。また地理的にブルゴーニュと近い事もあって、ピノ・ノワールやシャルドネの生産も盛んであり、これらの品種を使った良質なワインも多く生産されています。

    限られた良質なスパークリングワインに与えられる称号、クレマンの名を冠したAOCクレマン・デュ・ジュラには、シャルドネやピノ・ノワールが主体に使われていますが、その他の土着品種がブレンドされる事もあり、ジュラならではの独自性を楽しませてくれます。一方でAOCマクヴァン・デュ・ジュラは、これらの品種をベースとした酒精強化のヴァン・ド・リクール。18か月以上オーク樽で寝かせたマールを添加し、さらに1年以上樽熟成をかけて造られており、ドライフルーツやハチミツ、カカオのようなニュアンスを感じる複雑な甘みが魅力の銘柄です。

    さらにジュラ地方のアペラシオンでは、ヴァン・ド・パイユという個性的な製法が存在し、別名として「藁ワイン」とも呼ばれています。糖度の凝縮した乾燥ブドウを原料とし、極甘口に仕上げられるワインで、名前の由来は藁などの上にブドウを並べて乾燥作業を行っていたからなのだとか。その原料はサヴァニャンにシャルドネ、さらにプールサールやトゥルソーといった黒ブドウも使用されます。

    醸造前にブドウを乾燥させる製法は、イタリアでは盛んに用いられており、世界中で人気を高め多数の銘柄が出回っていますが、一方でヴァン・ド・パイユの流通量は決して多くなく、日本ではあまり見かけない希少な存在。専用に造られた「ポ」と呼ばれる、375mlのボトルに詰められて完成したヴァン・ド・パイユは、ブルーチーズや各種スイーツと合わせて最高のデザートワインの1つです。

    世界5大白ワインも輩出、黄色いワインのヴァン・ジョーヌ


    ジュラ地方のワインを語る上で、避けて通れない製法が「黄ワイン」と呼ばれるヴァン・ジョーヌです。前述のとおり成熟の遅いサヴァニャンを、よく完熟するまで待ってから収穫し醸造。そうしてまず普通に完成した白ワインを樽で寝かせるのですが、その期間はなんと最低6年間というかなりの長期間。

    その間に蒸発などで目減りした分を補充したり、澱引きしたりするのは禁止。こういった製法で長い時間をかける事によって、熟成中のワインの表面には産膜酵母の影響で、フルールと呼ばれる皮膜が形成されます。このフルールこそが、ヴァン・ジョーヌでなくてはならない肝になる要素。フルールがワインと接触する事により、クルミやローストした豆類などの複雑で独特な風味がワインに備わると同時に、ワインの色を黄色く変化させていきます。

    規定の熟成期間を終えたヴァン・ジョーヌは、620mlのクラヴランという独自のボトルに詰められて完成しますが、この特殊な容量は樽から目減りする量を考慮した結果誕生したもので、古くから受け継がれてきたもの。ヴァン・ジョーヌの味わいはあまりに個性的で、合わせる料理になかなか迷うかもしれませんが、同じくジュラ地方の名産品であるコンテ・チーズと合わせて楽しむのが定番の組み合わせです。

    そんなヴァン・ジョーヌの最高峰にして、ジュラ地方で最も名高い銘酒がシャトー・シャロン。何しろその存在はブルゴーニュのモンラッシェや、ボルドーのシャトー・ディケムなどと並び、「世界5大白ワイン」の1つとして数えられるほど。この地の修道院によって、シャトー・シャロンのワインは遥か昔より高い名声を獲得していたようですが、ヴァン・ジョーヌの製法が確立されたのは18世紀頃と考えられています。

    AOCシャトー・シャロンの名でリリースできるのは、サヴァニャンで造られたヴァン・ジョーヌのみ、その他普通のワインは一切認められていません。シェリーのような独特な風味を持ち、何十年もの長期熟成にも耐える酒質で、クルミやヘーゼルナッツなどの香りにスパイシーな要素が混ざります。

    ヴァン・ジョーヌの王とも呼べる風格のシャトー・シャロンですが、製造に手間がかかる上に生産量は決して多くないのが現状。サヴァニャンの生育に満足できない年は、生産者全員が醸造を中止してしまうため、シャトー・シャロンにはいくつか欠番のヴィンテージというのも存在します。しかも独自の機関が生産状況を毎年細かく調査しており、アペラシオン全体で徹底的な管理が行われ、長い手間暇をかけてわずかしか造る事のできない銘酒…という事を考えれば当然かもしれませんが、市場ではかなり高い価格で流通しており、その高貴な味わいにはなかなか手を伸ばしづらいのが悩ましいところです。

    ジュラ地方に存在するアペラシオン


    北東から南西にかけて細長いジュラ地方には、その他にもいくつかのアペラシオンが点在しています。

    最も北部に位置するのがAOCアルヴォワで、ワイン産業に多大な功績を残した、ルイ・パストゥール博士がこの地にブドウ畑を所有していた事でも有名。中世にはボルドーやブルゴーニュと肩を並べ、アルヴォワのワインが貴族たちに大好評を博し、フランス国王にも献上されていたのだとか。アルヴォワの赤・ロゼに使用されるブドウは、プールサールにトゥルソー、ピノ・ノワールというジュラのオールスター。軽すぎず重すぎないちょうどよい飲み口で、フレッシュ&フルーティーな味わいのワインとなります。

    シャルドネやサヴァニャンが用いられる白ワインは、火打石の香りを特徴とし、フルーティーでアーモンドなどの香ばしい風味も豊か。さらにヴァン・ジョーヌとヴァン・ド・パイユ、両方の生産がアルヴォワの名でも認められている他、南部のピュピラン村では「アルヴォワ・ピュピラン」を名乗る事ができ別格とされています。

    アルヴォワからしばらく南下すると、AOCレトワールの産地。フランス語で星を意味する言葉から採用された地名の由来は、ちょうど星のような形をした5つの丘に囲まれている事から。さらに一帯が太古の地層である事により、畑からも星の形をしたウミユリの化石が大量に発掘されるからという説もあります。こうした土壌で生産されるのは、シャルドネとサヴァニャンを主体とした辛口で、複雑味がありつつもスッキリと飲める白ワイン。レトワールでは赤とロゼは存在しませんが、アルヴォワ同様ヴァン・ジョーヌとヴァン・ド・パイユの生産が認められています。

    これらのアペラシオンの付近に点在するのがAOCコート・デュ・ジュラで、高価なジュラワインの中でも比較的リーズナブルなものを見つけられる銘柄。赤・ロゼではプールサール、トゥルソー、ピノ・ノワール、白ではサヴァニャンにシャルドネと、こちらもジュラならではのブドウで、しっかりとした骨格ながら濃厚すぎず、フルーティーでバランスのよいワインを生産しています。コート・デュ・ジュラでも同様に、ヴァン・ジョーヌとヴァン・ド・パイユを生産する事ができます。

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