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ポマール Pommard
ワインの人気は、発音のし易さや覚え易さも少なからず影響を及ぼします。「ブルゴーニューオート・コート・ド・ボーヌ」のように長い名前だと、人に伝えるのも難しく、聞き間違えも起こしますので、その点で大きなハンデを負う事になります。海外(ワイン生産地にとっての海外)で人気になるワインは、「キャンティ」や「シャブリ」のような短い名前のワインが多く、そういった点で「ポマール」はその要素を満たしており、実際に1960年頃にはアメリカでは「ブルゴーニュと言えばポマール」といった雰囲気もあったようです。ブルゴーニュ、コート・ド・ボーヌの中心都市であるボーヌから、南に車で10分ほどの距離にあるポマール。その南にはヴォルネイが控えています。昔このあたりのワインは一括りで「ボーヌのワイン」と言われていましたが、ポマールだけは昔から「ポマール」という村の名前で流通していました。1936年にAOC法が制定される前の1924年には既に、ポマールとしての栽培区域や栽培品種が決められていました。
ポマールと名のれるワインは赤ワインだけです。比較的繊細さや果実味が売りのコート・ド・ボーヌの赤ワインの中では少し特異な存在で、骨太でフルボディのワインが生まれます。粘土が多く、鉄分を豊富に含んだ土壌が、ワインにしっかりとした重厚な骨格を与えています。タンニンも豊富で、最上級のポマールが真価を発揮するには、10年以上の熟成が必要になります。イチゴのようなチャーミングなピノ・ノワールとは正反対です。
ローヌなどの濃厚なワインが好きな人は、コート・ド・ボーヌならポマールがお勧めとよく言われます。濃い味好きのアメリカ人が好む理由もこのあたりにありそうです。
ポマールの主なプルミエ・クリュ(一級畑)
ポマールにグラン・クリュ(特級畑)はありませんが、数多くのプルミエ・クリュ(1級畑)があります。とはいえ、ボーヌのように畑の殆どがプルミエ・クリュという訳ではなく、畑全体の3分の1程度がプルミエ・クリュになります。
プルミエ・クリュの中でも別格的存在が、レ・グラン・ゼプノ、レ・プティ・ゼプノ、レ・リュジアンの3つ。中にはこの3つの畑はグラン・クリュに認定すべきとう人もいます。また、グラン・ゼプノとプティ・ゼプノに跨る形で、クロ・デ・ゼプノという石垣で囲まれた有名な区画があります。
レ・ベルタン(Les Bertins)
レ・ブシュロット(Les Boucherottes)
ラ・シャニエール(La Chaniere)
レ・シャンラン(Les Chanlins)
レ・シャポニエール(Les Chaponnieres)
レ・シャルモ(Les Charmots)
クロ・ブラン(Clos Blanc)
クロ・ド・ラ・コマレーヌ(Clos de la Commaraine)
クロ・ド・ヴェルジェ(Clos de Verger)
レ・コンブ・ドゥスュ(Les Combes Dessus)
レ・クロワ・ノワール(Les Croix Noires)
デリエール・サン・ジャン(Derriere Saint-Jean)
レ・グラン・ゼプノ(Les Grands Epenots)
レ・プティ・ゼプノ(Les Petits Epenots)
レ・フルミエ(Les Fremiers)
レ・ジャロリエール(Les Jarolieres)
アン・ラルジリエール(En Largilliere)
レ・ペズロル(Les Pezerolles)
ラ・プラティエール(La Platiere)
レ・プテュール(Les Poutures)
ラ・ルフェーヌ(La Refene)
レ・リュジアン(Les Rugiens)
レ・ソシーユ(Les Saussilles)
ル・ヴィラージュ(Le Village)
ポマールの主な生産者
コント・アルマン
最良のプルミエ・クリュ、クロ・デ・ゼプノを所有する、古くからの歴史を誇る生産者。長年クロ・デ・ゼプノだけを造ってきましたが、1994年にオークセイ・デュレスやヴォルネイの畑も購入し、生産範囲を拡大しています。1991年から参加したバンジャマン・ルルー氏が本格的にビオディナミを導入。ジャン・マルク・ボワイヨ
オリヴィエ・ルフレーヴでワインを造っていたジャン・マルク・ボワイヨ氏が1985年に独立して設立したドメーヌ。ポマールの借地からスタートしましたが、現在はピュリニー・モンラッシェやムルソー、ヴォルネイなどを所有。流石はルフレーヴにいただけあり、白ワインのクオリティーは抜群。白に押されがちですが、赤ワインも秀逸です。パラン
1803年からの歴史を誇る老舗。一時評価を落とした時もあったが、近年は2009年からビオロジックに転換するなど品質向上が目覚ましく、「名門復活」といった評価を得ています。