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    商品カテゴリ一覧 > ボルドー > メドック > メドック格付け > シャトー・マレスコ・サン・テグジュペリ

    シャトー・マレスコ・サン・テグジュペリ

    Chateau Malescot Saint Exupery

    マルゴー村の第3級格付けシャトー。日本では殆ど出回っておらず、格付けシャトーの中での知名度も低いですが、近年その評価はうなぎ昇り。2000年ヴィンテージ以降は一貫してパーカー90点以上の評価を受け、第2級格付けに相当する程のクオリティを誇っています。その割に値段はまだ安く、コストパフォーマンスに優れたシャトーです。

    シャトー・マレスコ・サン・テグジュペリの歴史


    1700年代末にシャトーを所有していたシモン・マレスコと、1800年代初めにシャトーを購入したジャン・バプティスト・サン・テグジュペリ伯爵の名前を冠した、シャトー・マレスコ・サン・テグジュペリ。メドック3級のこのシャトーは、実に多くの所有者を経ながらその歴史を刻んできました。

    1600年代初め、この土地は王の公証人であったエスクワース家が所有し、ワインの生産も小規模ながらされていましたが、1697年にルイ14世の弁護士であったシモン・マレスコが購入したのち、シャトーを建設してセラーを拡張、作付け面積も広げ、規模が大きくなっていったようです。

    フランス革命のあと、彼の財産は分割されて人手に渡り1813年にフランソワ・ブノワがシャトーを購入しています。シャトーの格付けは、1815年にクルティエのテステ・エ・ロートンによって第3級として記録されており、当時から定評のあるシャトーだったようですが、1825年にはルイ・ペルロに売却されました。

    「星の王子様」の作者の祖先が所有した際、現在の名前に


    このペルロが亡くなった後、相続人はワインに関心が無かったためか売却、サン・テグジュペリ伯爵が購入し、現在のシャトー名「シャトー・マレスコ・サン・テグジュペリ」となりました。「星の王子様」の作者アントワーヌ・ド・サン・テグジュペリは、彼の曾孫にあたります。

    妻の持参金のおかげで伯爵はワイン事業を拡大させていきますが、彼の死後、伯爵家は負債を抱えシャトーを維持することができなくなり、1853年ボルドーの銀行家・フォルカードに売却されました。

    その2年後、公式にメドック第3級の格付けがされましたが、1866年にフォルカードが亡くなると再び売却、購入したボイサック氏は、現在も使用されているシャトーの建物を建設したり、新技術を導入するなどシャトーの発展に努めましたが、オークションによってドイツ人所有者の手に渡り、戦時中フランス政府がこれを没収します。

    その後1917年フーケ家、1919年イギリスのワイン会社WH Chaplin and coの所有を経て、1955年にズジェール家が購入して以降は、現在までこの同じ一族が受け継いでいます。

    シャトーの復興とズジェール家


    マルゴーの街中にあるシャトーは、ワイン街道と言われる幹線沿いに位置し、畑の一部はシャトー・マルゴーと接しています。1955年にズジェール家の所有となった時、ブドウ畑は非常に状態が悪く、10年間で80%に再植栽が行われました。

    緩やかな斜面にある23.5haの畑は、チョーク質で砂利が多く下層は粘土質の土壌で、平均樹齢35年のブドウの樹がカベルネ・ソーヴィニョン50%、メルロー35%、カベルネ・フラン10%、プチ・ヴェルド5%の割合で栽培されています。

    2度の戦争や目まぐるしく変わる所有者にも翻弄されて、3級の格付けを受けながらも一時は没落しかけたシャトーでしたが、名門に相応しい今の状態があるのは、このズジェール家の今日までの尽力によるものが大きいでしょう。

    初代のポール・ズジェールはこのシャトーを購入した時、マルキ・ダレーム・ベッカーも同じく手に入れていましたが、ポールが亡くなった後こちらは次男のジャン・クロード・ズジェールが相続し、長男のロジェ・ズジェールがシャトー・マレスコ・サンテグジュペリの2代目当主となりました。

    現在シャトーを担っているのは、1994年にこのシャトーを引き継いだ3代目のジャン・リュック・ズジェールで、著名な醸造コンサルタントであるミシェル・ロランがコンサルタントをしています。

    洗練された個性的なワイン


    ジャン・リュック・ズジェールは、シャトーを引き継いでから、独自のスタイルを確立するためにさまざまな道を模索してきました。土壌の状態をみながら化学物質や農薬の使用を最低限に抑える「リュットレゾネ農法(=減農薬農法)」もそのひとつです。

    彼のワインは、綿密な温度管理のもとステンレススチールのタンクとコンクリートタンクで発酵が行われ、使用するのは野生酵母、ほぼ新樽を使って(使用率は80%〜100%)12〜16か月間熟成されます。

    仕上げのろ過や清澄は行わず、テロワールが余すところなく表現された、濃厚な仕上がりになっています。

    若いうちから楽しめますが、2〜3時間のデカンタージュにより香りがふくよかに開き、よりおいしく味わうことができます。

    柔らかいタンニンとなめらかで優雅な質感を味わうことができる10〜12年のヴィンテージでは、名門シャトーらしい風格が感じられ、確かな実力が評価されつつも「マルゴーで最もお値打ち」と言われる控えめな価格が、ワイン愛好家にも人気です。

    セカンドは、ラ・ダム・ド・マレスコで、しっかりしたタンニンと酸味のバランスが良い力強い1本となっています。

    まだ知られていない、実は評価の高いシャトー


    シャトー・マレスコ・サンテグジュペリ、日本での知名度は驚くほど低く、実際に飲んだことのある方を探すのが難しいほどですが、国際的な評価は近年非常に高くなっています。

    ロバート・パーカーは「名実ともに3級に相応しく、フィネスと力強さとテロワールを骨の髄まで表現している」とコメント。パーカーポイントも、2000年が95点、2005年が96点、2009年が96点、2010年が95点と、スーパーセカンドと呼ぶにふさわしいほどの高い評価です。

    また「クラスマン」の著者ミシェル・ベタンヌも「フレッシュさと優雅さが見事に引き出されている」「見事に熟成しており最短でも10年以上保存ができる」と高く評価しています。

    その割にまだ市場価格は安く抑えられており、今買うにはお勧めのシャトーの一つです。