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フォントディ
Fontodi
「黄金の盆地」の有機栽培ブドウから造られるキャンティ
「フォントディ」のワイナリーを経営するのは、何世紀にもわたってキャンティ地方で商業活動をしてきたマネッティ家です。1968年に「フォントディ」を設立する以前は、テラコッタの生産販売業を営んでいました。
その肥沃な土壌から「黄金の盆地」と呼ばれるキャンティ地方のパンツァーノの地で、マネッティ家はとくにサンジョヴェーゼ種の栽培に強いこだわりを持って醸造業を展開してきました。現在、マネッティ家が所有するブドウ園はおよそ80、総面積は170ヘクタールに及びます。
「フォントディ」の特徴は、さらに将来を見据えたワイン醸造業にあります。それは、「有機栽培」。
化学肥料を使わない「有機栽培」のブドウを原料とするワイン生産者として、「フォントディ」はイタリアでも一頭地を抜いているといってよいでしょう。良質なワインを生産するという目的だけではなく、環境や自然保護をモットーとして掲げているのです。自然の原則を最優先に、外部からの資源に頼らずワイナリー内の資源を最大限に利用することが、ワインの質の向上にも直結しているのです。
たとえば、ワイナリー内で使用している肥料は、剪定作業で切り取られた植物とワイナリー内で飼育しているキアニーナ牛の堆肥が使用されています。
「フォントディ」のワインが、キャンティの風土と土壌を最も洗練された形で表現していると評されるのも、こうした丹念な製法に因るところが大きいのです。
また、重力まで考慮された近代的な貯蔵庫は、まさに自然と最新技術の合致のシンボルであり、キャンティ地方のど真ん中で誕生した「フォントディ」のワインがキャンティ・ワインの最高峰といわれるゆえんです。
スーパータスカンの雄「フランチャネッロ・ディ・ピエーヴェ」の誕生
現在のマネッティ家の当主はジョヴァンニ・マネッティ。彼は、1980年代に非常に若くしてワイナリーの責任者となります。現在は、キャンティ地方のワイン組合副会長を務めるジョヴァンニ・マネッティは、常にワイン醸造専門家フランコ・ベルナベイと協力し「黄金の盆地」と呼ばれるブドウ園のブドウの品質の相違にまでこだわってきました。
そして、ピエーヴェ地区にあるサンジョヴェーゼの品質が非常に高いことを発見し、誕生したのが「フランチャネッロ・ディ・ピエーヴェ」だったのです。このワインにより、ジョヴァンニ・マネッティは一躍その名が知られるようになります。
サンジョベーゼが主体のキャンティですが、当時はサンジョベーゼをベースに他のブドウをブレンドすることが義務付けられていました(現在はサンジョベーゼ100%も認められています)。そうしたルールを敢えて逸脱してまでも、サンジョヴェーゼ100%に拘って造られたワインの誕生は革新的でした。そしてまもなく「フランチャネッロ・ディ・ピエーヴェ」は、スーパータスカンの仲間入りを果たすのです。
樹齢40年以上のブドウだけを使用した「ヴィーニャ・デル・ソルボ」誕生
「フランチャネッロ・ディ・ピエーヴェ」の成功で勢いに乗ったジョヴァンニ・マネッティの次の野心は、ソルボのブドウ園の南東面に植えられている樹齢40年のブドウのみを使ったワインの生産でした。こうして誕生したのが「キャンティ・クラッシコ・ヴィーニャ・デル・ソルボ」です。このワインも、またたくまに数あるキャンティ・クラッシコのなかでも世界に誇れるレベルとして評判になります。
ジョヴァンニ・マネッティは、農業が本来ある姿に戻れるよう、品質の向上のみではなくトスカーナという風土に適した古来の技術の保存にも熱心につとめています。トスカーナが誇るブランド牛、「キアニーナ牛」の導入もその一貫でした。
古代の「アンフォラ」の復活
マネッティ家の生業はテラコッタの生産販売でした。この面での利を活かし、「フォントディ」では古代からワインの貯蔵に使用されていた「アンフォラ」を復活させたのです。このアンフォラも、マネッティ家が所有する土地の粘土を使用して作られています。 古来の知恵と最新技術を、最高の形でワインに表現をするのがフォントディのスタイルなのです。
フォントディの主なワイン
キャンティ・クラシコ
ルビー色が美しく、完熟レッドフルーツとスミレの花の芳香が特徴。奥深い味わいながら、口当たりは非常に柔らかく丸みを帯びています。ミートソースを使ったパスタ、ポルチーニキノコのリゾット、ジビエ、肉の炭焼きなどと相性良。
フラチャネッロ・ディ・ピエーヴェ
濃厚なルビー色が特徴で、フルーツとスミレの香りが鼻腔を抜けていきます。ドライで力強く、アロマが深い味わいを彩ります。キノコや肉がベースのリゾット、肉のグリル、熟成チーズとおいしくいただけます。
キャンティ・クラシコ・ヴィーニャ・デル・ソルボ
フランス製の樽で熟成される「ヴィーニャ・デル・ソルボ」は、緋色が特徴。スミレをはじめとするトスカーナの可憐な花々の香りのあとは、ドライでアロマの効いたつややかな味が楽しめます。トスカーナの郷土料理であるトリッパ、サラミ、ステーキ、熟成チーズなどと相性非常に良。