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当店通常64,471円(税込)のところ 価格56,980円(本体価格:51,800円)
価格76,780円(本体価格:69,800円)
在庫切れ
価格18,590円(本体価格:16,900円)
価格15,290円(本体価格:13,900円)
価格27,500円(本体価格:25,000円)
価格43,890円(本体価格:39,900円)
価格71,390円(本体価格:64,900円)
価格24,585円(本体価格:22,350円)
価格60,390円(本体価格:54,900円)
価格21,890円(本体価格:19,900円)
価格76,890円(本体価格:69,900円)
価格42,911円(本体価格:39,010円)
価格19,580円(本体価格:17,800円)
価格14,883円(本体価格:13,530円)
価格5,709円(本体価格:5,190円)
価格4,389円(本体価格:3,990円)
価格2,849円(本体価格:2,590円)
ルチアーノ・サンドローネ
Luciano Sandrone
1978年、1500本のバローロの製造から始まったワイナリー
ワイナリー「ルチアーノ・サンドローネ」の歴史は、1977年にバローロの心臓ともいうべきカンヌビの丘にブドウ畑を購入したことから始まります。
翌年には早くも1500本のバローロを世に送り出したルチアーノ・サンドローネのワインは、またたくまに高評価を得ます。その後も、ルチアーノは妻のマリウッチャ、弟のルーカ、娘のバルバラとともにさらなる洗練を目指し、努力を怠りませんでした。
ルチアーノとその一族がワインを醸造する上で庭訓としているのが「バランス感」。ワイナリー内は、バローロワインを生み出してきた土地の伝統と最新技術のバランスが絶妙に保たれています。生産されるワインには、エレガンスと斬新が感じられます。
27ヘクタールのブドウ畑からは、毎年10万本のワインが誕生します。バローロとロエーロの地が産するワインの中でも、毎年安定した高評価を得ることでも知られています。 「ルチアーノ・サンドローネ」の代表格はなんと言っても「バローロ」、しかしピエモンテの風光明媚をそのまま表現したような「バルベーラ・ダルバ」「ドルチェット・ダルバ」も、愛好者が多いワインとして高名です。
「ファミリービジネス」の典型ともいえる「ルチアーノ・サンドローネ」は、イタリアの家族愛が生み出す滋味といってよいでしょう。
タナロ川を挟んで南北のブドウ畑、それぞれの特徴とは?
「ルチアーノ・サンドローネ」のブドウ畑は、タナロ川を挟んで南側がランゲ、北側がロエーロの丘になっています。
ランゲの丘の土壌は青白い泥炭質が特徴で、ロエーロの丘の土壌は泥炭と砂で構成されておりたまさかに貝の化石が見つかります。この土壌の違いは、当然ワインの味にも反映されるのです。ランゲの丘から産するブドウを原料とするワインはより深い味わいの豊かな風味が、ロエーロの丘のブドウのワインは繊細で香り高いのが特徴です。
現在、このふたつの丘があるあたりは、数百年までは海が広がっていました。1500万年前にまずランゲの丘が海水がひいたあとに地上に登場し、ロエーロの丘はそれからだいぶ後に地上に出たことが研究により判明しています。それぞれの丘の起源の違いが、ワインの味覚にも影響を与えているのです。
ルチアーノ・サンドローネの主なワイン
数あるバローロワインのワイナリーの中でも、常に高い評価を得てきた「ルチアーノ・サンドローネ」のワインは知名度も高く、ワイン通のあいだでは単に「サンドローネ」といえば通じるほどだといいます。
とくに1990年の「バローロ・カンヌビ・ボスキス」は、世界で最も影響力があるといわれるワイン評論家ロバート・パーカーにより「満点」を獲得したことから、「ルチアーノ・サンドローネ」の名は世界中に広がりました。
バローロ・カンヌビ・ボスキス
理想的な気候、地形から生まれた「カンヌビ・ボスキス」は、ザクロのような高貴な赤色がまず目に飛び込んできます。一瞬、花のブーケを差し出されたかのような香りが漂い、さらに、完熟したベリー類、甘草、キナノキ、タバコ、カカオの粉のような香気を長く堪能できるのです。
口に含むと、絹のようなタンニンとフルーティーな要素が絶妙のバランスをかもしだし、混じりけのない高貴な味わいが長く持続します。相性がよい料理は、牛肉を使った料理、ジビエ、オックステールなど。
バローロ・レ・ヴィーニェ
500リットルずつトノーで最低でも2年間熟成、瓶詰め後にさらに長期間精錬されます。タンニンが、「バローロ・レ・ヴィーニェ」にふさわしいものとなるまでに時間を要するのが特徴ですが、その洗練された味の安定感には定評があります。
ザクロのような深い赤色が、グラスの中で美しく反射します。甘い花々の香りに続き、プラム、ベリー類、ナツメグ、タバコ、タール、甘草のフレイバーが徐々に鼻腔を満たしていきます。口当たりは柔らかく、芳醇な味わいを長く楽しむことができます。牛肉やジビエとの相性が良好。とくに、フィレ肉とポルチーニ茸を使った一品とは最高のマリアージュを堪能できます。
バルベーラ・ダルバ
ルビーのような鮮やかな赤色の「バルベーラ・ダルバ」は、ラズベリー、プラム、クロスグリなどのフルーティーな香りに続き、かすかにスパイスを感じるのが特徴。口当たりも良く、口全体に広がる清涼感を楽しむことができます。山の幸を使ったパスタやリゾット、中期熟成チーズなどと相性が抜群です。