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    商品カテゴリ一覧 > ボルドー > グラーヴ > グラーヴ格付け > シャトー・オー・バイイ

    シャトー・オー・バイイ

    Chateau Haut-Bailly

    グラーヴの赤ワイン格付けシャトー。シャトー・オー・バイイのこだわりはその赤ワインにあります。周囲のシャトーが赤・白の両方を生産している中で、頑ななまでに「赤ワイン」だけを造り続けている職人魂は、このシャトーに代々受け継がれているものでしょう。

    シャトー・オー・バイイ歴史〜数々の困難を乗り越えて〜


    このシャトーの歴史は古く17世紀から始まっています。シャトーを始めたのはニコラ・ド・ルバルドとファーミン・ル・バイイという2人の人物。ワイン商を営んでいたルバルドは、フランス北部からボルドーに移り住んできたことでバイイと出会います。

    その恵まれた土壌も手伝って、彼らがブドウ栽培を開始すると間もなく、優れたワインが生み出されました。バイイが亡くなった後はワイン造りは妻と息子に委ねられますが、金銭問題でこの親子はシャトーを追われる羽目に。債権者のひとりであったジャン・ド・カイソンの手にその所有権が渡りますが、経営は安定することなく、その後もシャトーは次々と人手に渡ります。

    アルシッド・ベロ・デ・ミニエールが1872年にシャトーを手に入れると、彼は建物の改築に精力的に取り組み、見違えるように華やかなシャトーを作り上げました。また、ブドウ作りの知識は全くなかったものの、ブドウがフィロキセラの被害に見舞われた時も、周囲の作り手が皆アメリカの台木を使用して接ぎ木を行う中、アルシッドはその手法を取り入れませんでした。そうした彼の熱意で救われた木は、今も上質なワインとなるブドウを実らせています。

    そののち、地質学者のマルブザンがこのシャトーを購入しますが、彼の死後はワイン造りに熱心な後継者に恵まれず、シャトーは衰退の一途を辿ります。

    転機が訪れたのは1955年。ベルギー人のダニエル・サンダースがオーナーとなります。ベルギーで亜麻の栽培をしていた彼は、妻がボルドー出身であったことがきっかけで、シャトー・オー・バイイのワインに興味を持ったと言います。

    この新たなオーナーを迎えて、シャトーは再び改革のチャンスを手に入れました。そうはいっても、当初彼が手に入れた畑はわずかなものでした。相次ぐオーナーの入れ替わりで、細分化された畑はほんの10haしか残されていなかったのです。その上、醸造所や、樽の貯蔵室もすでに人手に渡り、環境は決していいとはいえませんでした。しかし、ダニエルはこの恵まれない状況に屈することなく、少しずつ畑を広げ、ついに醸造所や貯蔵室も取り戻すことに成功したのです。

    ダニエルが亡くなった後、息子のジャンが後を継ぎますが、やはりここでも金銭問題がシャトーを苦しめます。

    現在、このシャトーでのワイン造りにはジャンの孫娘が携わり、伝統ある赤ワイン造りに情熱を傾けています。現オーナーであるロバート・G・ウィルメールの先代オーナーに対する敬意がそこに見て取れるでしょう。

    シャトー・オー・バイイのワイン造り〜村で最も優雅なワイン〜


    グラーブ地区の格付けシャトーの多くはレオニャン村に集まっています。この地区で格付けを認められたのはわずか16シャトーですが、シャトー・オー・バイイはそのひとつにあたります。

    高台にある畑は、水はけも日当たりも抜群という恵まれた立地。その理想的なテロワールには1万本のブドウの木が植えられ、栽培品種はカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、そしてカベルネ・フランです。

    そして、このシャトーは樹齢90年という、非常に樹齢の高いブドウの木を所有している事でも知られています。そのブドウの木はフィロキセラの被害の時代も生き延びた、正真正銘のフランスの木であるということも特筆すべきでしょう。この老木から収穫されたブドウは、ほとんどが一番上質なワインに使用されるといいます。

    現在のオーナーになってから、シャトーでは様々な改革が行われました。著名な教授をコンサルタントに迎え、徹底的な地質調査を行いました。どの区画にどの品種が最も適しているかを知ることで、最適な栽培環境を作るためです。そして使用するタンクの数を増やし、より近代的な醸造設備を整えました。

    ブドウはすべて手摘みで収穫され、タンニンを抽出しすぎないよう、果皮浸漬の時間には注意します。仕様タンクはステンレスとコンクリートを使い分け、その後、樽の中で発酵。品種ごとに熟成をさせたら、ブレンドを行い、再び樽に戻すのです。その後、約16か月の熟成を経て、ようやくの瓶詰となります。濾過処理を全く行わない昔ながらの手法がここでも守られています。

    シャトー・オー・バイイのワインたち


    出来あがったワインのレベルが理想に達していない時、シャトー・オー・バイイではその年のファーストレベルを造らないこともあるといいます。その徹底したこだわりゆえ、収穫されたブドウの半分はセカンドやサードワインに使用されるとのこと。

    そんな厳しい職人の舌で生み出されたワインは、とてつもなくエレガント。余韻が長く楽しめ、その濃厚さは忘れられないものとなるでしょう。

    シャトー・オー・バイイ

    このシャトーのこだわりが凝縮している格付けワインです。黒い果実の上質なアロマに、煮詰めたような濃厚な甘さ、そこに加わる樽のバニラ香がたまりません。土や鉄分、スパイス香も感じられ、うっとりするような味わい。上品な優しさに溢れた一本です。

    ラ・パルデ・ド・オー・バイイ

    シャトーのセカンドワイン。以前は「ドメーヌ・ド・ラ・パルド」と呼ばれていましたが、1979年からこの名称になりました。赤い果実と爽やかなハーブのニュアンス。力強い印象ながらも、滑らかで飲みやすい仕上がりとなっています。

    ペサック・レオニャン・ド・オー・バイイ

    サードワインとなるこちらは、シャトー・オー・バイイの樹齢の若い木のブドウを使用しています。ファーストラベルとの違いは収穫から販売までの期間が短い、というだけですから、その品質の高さは疑う余地がありません。濃厚なのはもちろん、繊細で飲み心地の良いワインです。