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サン・ジュリアン Saint-Julien
ボルドー左岸のオー・メドック地区にあり、ポイヤックの南に位置する村、サン・ジュリアン。オー・メドックで最も小さいアペラシオンですが、ブドウ畑の実に80%を格付けシャトーが所有しています。第1級シャトーはありませんが、第2級が5つ、3級が2つ、4級が4つの合計11シャトーのラインナップです。サン・ジュリアンの土壌・特徴
西の内陸に行くと粘土質も出て来ますが、基本的にオー・メドックらしい砂利質土壌がメイン。東側のジロンド川に近いエリアは砂利の比率が更に高く、鉄分を多く含む砂岩が多いため、これが豊富なミネラルとタンニンを産み出します。第2級格付けである3つのレオヴィル系シャトー、同じく第2級のシャトー・デュクリュ・ボーカイユは、サン・ジュリアンの中でも最もジロンド川に近い東側にあります。
他のオー・メドックの村同様に、水捌けが良く保温性のある砂利質土壌の元では、カベルネ・ソーヴィニヨンが十分に成熟します。その為、カベルネ・ソーヴィニヨンの比率が高くなります。他にメルロー、カベルネ・フラン、少量ですがプティ・ベルド、マルベック、カルメネールも栽培されています。
サン・ジュリアンのワインの味わいは、北にあるポイヤックの持つ力強さと、南にあるマルゴーの香り高さの中間と言われを併せ持つと言われており、バランスの良い調和のとれたワインに仕上ります。
サン・ジュリアンを代表する、3つのレオヴィル
サン・ジュリアンを代表するシャトーと言えば、第2級に君臨する3つのレオヴィル。シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ、シャトー・レオヴィル・バルトン、シャトー・レオヴィル・ポワフェレの3つのシャトーです。
サン・ジュリアンの中部で、最もジロンド川に近い東寄りにある、鉄分をたっぷりと含んだ砂利で出来た土壌には、かつてメドックで最大のレオヴィルというシャトーがありました。今の3つのレオヴィルは、この大元のシャトーから分家して出来たもので、当時の所有者の名前(ラス・カーズ、バルトン、ポワフェレ)が付けられています。
3つのレオヴィルの中で出世頭は、誰もが認めるシャトー・レオヴィル・ラス・カーズ。濃密で厳格、長期熟成によって花開くそのワインは、時に1級を脅かす存在と言われる「スーパーセカンド」の中でも筆頭格で、メドックの格付け改定が行われれば、第1級への昇格が最初に議論されるであろうシャトーです。サン・ジュリアンの中でも別格であり、価格的にも5大シャトーにかなり近づいてきています。
シャトー・レオヴィル・バルトンは、今もバルトン家がオーナーを続ける伝統的なシャトー。同じ「バルトン」の名の付くシャトー・ランゴア・バルトンも所有しており、隣り合ったこの2つのシャトーは、畑は違うものの、同じ施設を使って醸造されています。
シャトー・レオヴィル・ポワフェレは、3つのレオヴィルの中では最も知名度が低く、地味な存在でした。元々その恵まれた土壌は、「サン・ジュリアンの中でも最高」と言われていましたが、それを活かすことが出来ずに評価が低かった時代もありました。ところがここ最近、特に2000年以降、目覚ましい復活を遂げます。2009年ヴィンテージでは、パーカーポイント100点満点を獲得。その実力は、第2級シャトーの中でも上位となり、ラス・カーズを脅かす存在になりつつあります。以前の印象が強いのか、価格はまだ控えめなままですので、今が買い時のシャトーです!
サン・ジュリアンのその他のシャトー
3つのレイヴィル以外にも、第2級のシャトー・デュクリュ・ボーカイユはスーパーセカンドの一つと言われるトップシャトーですし、同じく第2級のシャトー・グリュオ・ラローズも、一時の低迷を克服し、第2級にふさわしい品質を取り戻しています。
第3級のシャトー・ラグランジュは、日本のサントリーが所有していることでも有名。低迷していたシャトーを、1984年にサントリーが買収し見事に立て直した事は、日本人向けのリップサービスではなく、フランス人も大いに認めています。
サン・ジュリアンの主なシャトー
シャトー・レオヴィル・ラスカーズ(第2級)
シャトー・レオヴィル・バルトン(第2級)
シャトー・レオヴィル・ポワフェレ(第2級)
シャトー・デュクリュ・ボーカイユ(第2級)
シャトー・グリュオ・ラローズ(第2級)
シャトー・ランゴア・バルトン(第3級)
シャトー・ラグランジュ(第3級)
シャトー・サン・ピエール(第4級)
シャトー・タルボ(第4級)
シャトー・ブラネール・デュクリュ(第4級)
シャトー・ベイシュヴェル(第4級)