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    商品カテゴリ一覧 > ブルゴーニュ > コート・ド・ボーヌ > マランジュ

    マランジュ

    Maranges


    マランジュはブルゴーニュ地方コート・ド・ボーヌ地区のA.O.C.です。シュイィ・レ・マランジュ、ドジズ・レ・マランジュ、サンピニィ・レ・マランジュの3つの村が統合して1988年にA.O.C.認定されました。コート・ド・ボーヌ地区で一番新しいA.O.C.です。

    マランジュはコート・ド・ボーヌ地区の最南端にあります。コート・ド・ボーヌ地区は基本的にコート・ドール県にありますが、マランジュは県境にありソーヌ・エ・ロワール県側に位置します。プルミエ・クリュはありますがグラン・クリュはありません。

    ブルゴーニュ地方を代表する生産地の一つであり、白ワインが生産量の40%を占め高名な白ワインのグラン・クリュが集中しているコート・ド・ボーヌ地区。この地区でマランジュが歩んだ歴史、特徴などをその魅力とともにお伝えします。

    マランジュの畑と土壌の特徴


    コート・ド・ボーヌ地区の多くの畑は丘陵地帯の東向きの斜面にありますが、マランジュは多様な谷や丘が混在する土地で、畑の多くは南向き・南東向きの斜面に展開しています。陽当たりの良いブドウ畑と美しいまま丁寧に維持されてきた古いブドウ農家は牧歌的で暖かみがあり、非常に風光明媚なA.O.C.です。

    南東部のシュイィ・レ・マランジュ村は小石の多い軽い土壌。ドジズ・レ・マランジュ村とサンピニィ・レ・マランジュ村はサントネイから続く地帯で褐色の石灰質と石灰質の泥灰土が特徴です。水はけの良い土壌ではピノ・ノワール、保水性の高い土地ではシャルドネが栽培されています。

    マランジュ プルミエ・クリュ


    グラン・クリュはなく、畑のほぼ半分はプルミエ・クリュ。には以下の6つのクリマがあります。

    Clos de la Boutiere
    Clos de la Fussiere
    La Fussiere
    Le Clos des Loyeres
    Le Clos des Rois
    Le Croix Moines
    Les Clos Roussots

    かつての扱いとワインの特徴


    栽培面積は160.8ヘクタール。生産量の90%以上は赤ワインで、6%前後が白ワインです。

    赤はキイチゴを想わせるしっかりとしたルビー色、より濃く紫を帯びていることもあります。ブーケはフルーツでスパイシーな赤い果実から甘い砂糖漬けまで幅広く感じます。フレッシュな甘草の香りや胡椒の風味も。しっかりした力強いタンニンは液体に溶け込みなめらかです。

    かつてネゴシアン達はワインに複雑味と深みを加えたい時にマランジュのワインをコート・ド・ボーヌのワインに混ぜたと言われています。マランジュのワインのスパイスと赤い果実の風味は確実にワインにリッチな酒質を与えていたのです。

    基本的に3〜4年は寝かせておける充分な酸もあります。良いヴィンテージであれば、それ以上の熟成にも充分に耐えてくれます。

    白はデリケートな黄金色でアカシアやスイカズラの白い花の香りを放ちます。時間の経過とともにこのワインの特徴でもある蜂蜜の香りが現われます。しなやかで繊細で隅々まで洗練された堂々としたコート・ド・ボーヌの白です。

    国内ブレイクのきっかけはサン・ヴァンサン祭り


    ワインの守護聖人ヴァンサンをたたえるサン・ヴァンサンの巡回祭りは、生産地の村を巡回して毎年1月に開催されるブルゴーニュの風物詩です。

    村ごとに一体のサン・ヴァンサン像があり、祭りの日、ヴィニュロンたちがサン・ヴァンサン像を担いで教会に祀り、ミサを行います。ミサの後、サン・ヴァンサン像は前年一年間預かっていたドメーヌから翌年に預かるドメーヌへと運び込まれます。運び込まれたドメーヌでは盛大な宴会を行い、生産者同士で互いの志気を高め連帯感を強めます。

    1988年にA.O.C.に認定されたマランジュは、1997年のサン・ヴァンサンの巡回祭りをきっかけに愛好家の支持を獲得しました

    マランジュA.O.C.認定をめぐるエピソード


    マランジュののA.O.C.認定が遅れた理由はどこにあったのでしょうか。この地の粘土質の重い土壌がブドウに多くのタンニンを含ませ、結果として果実味をそこなわせてしまうケースが散見されたからだと言われています。

    ネゴシアンたちにそのポテンシャルを利用されていたマランジュのワインの豊富なタンニンは、今では造り手の熟練した技で長熟の要素に変身しました。マランジュの赤ワインは最低でも3年から4年は熟成させられます。良いヴィンテージであれば10年以上の熟成も充分に可能です。

    マランジュとオススメのマリアージュ


    赤はしっかりとしたタンニンのボディはデリケートで繊細。実の詰まった赤い果実の濃厚なテイストです。赤身の肉、グリルしたチキン鶏や豚肉などが、スパイシーでフルーティなワインとぴったりです。

    白は花の香りが際立つ繊細なワイン。野菜をベースにした料理、シンプルな魚料理や魚のテリーヌなどに合わせればテーブルはとても華やかなものになります。

    マーケットにおけるマランジュの優位性


    マランジュはコート・ド・ボーヌ地区で一番新しいA.O.C.であり、フランス国内でも比較的新しい若いA.O.C.です。かつ、コート・ド・ボーヌ地区ではポマールなどのビッグネームの陰に隠れてしまっている感があり、国際的な知名度はお世辞にも高いと言えません。

    知名度の低さの影響もあり、高騰が続く一方のコート・ド・ボーヌ地区のワインとしては比較的価格は抑えられています。品質を考慮すると、そのコストパフォーマンスの高さは目を見張るものがあり、舌の肥えたブルゴーニュワインファンから静かな支持を獲得しています。