ボルドーを流れるジロンド川から、少し離れたところに位置するAOCリストラック・メドック。


メドック地区の中で最も標高の高い台地に位置し、石灰質の基層に3つの砂利質の段丘が広がる地形が特徴的な産地です。メドックの中では比較的マイナー産地と思われがちですが、メルロー、カベルネ・ソーヴィニョンを中心に、ストラクチャがしっかりとした肉付きの良いワインを生み出すことで知られた産地です。


そんなリストラック・メドックで150年以上続くシャトーが、今回ご紹介するこの「シャトー・フォンレオー」です。最新の格付けでブルジョワ・シュペリュール級にも選ばれるなど、リストラックを牽引する秀逸シャトーです！


すぐに魅力が表れるといわれるフォンレオーですが、是非飲んで頂きたいのが熟成品！当店でも過去に1990年と99年をご案内して参りましたが、どちらも非常に人気でした！


そして今回新たに入荷してきたのは…



●飲み頃1995年ヴィンテージ！



こちらのワインはとある試飲会で偶然見かけたのですが、試飲してみてびっくり！ベリーの豊かな香りがまだイキイキと感じられ、スパイスの香りと合わさって複雑味を帯びた印象。タンニンがしっかりと残っており、何より余韻の長さに驚かされました！


カベルネ・ソーヴィニョンとメルロー、プティ・ヴェルドをブレンドして造られているのですが、シャトー曰く、リストラックの特異な段丘を利用し、それぞれの品種が一番育ちやすい場所を見極めて栽培しているとのこと。


最近では最新の醸造設備に一新し、シャトーも改革。左岸トップクラスの格付シャトーと肩を並べる品質であると、シャトー自身も語っています！


25年以上熟成してもこのポテンシャルを発揮しているのは見事と言える出来栄えで、間違いなく、



●リストラック・トップシャトーの一つ！



と言えるでしょう！


飲み頃を迎えた、人気シャトーの熟成品を是非この機会にお楽しみ下さい！


リストラック・メドックの中でも特に秀逸なクリュ・ブルジョワ！

古酒好きの方に是非おすすめしたい、状態良好熟成ボルドーです！