1996年設立の「ラヴァンチュール」のオーナー兼ワインメーカーのステファン・アセオ氏は、サンテミリオンで自身が所有するシャトーでのワイン造り以外にも、10以上のシャトーの醸造コンサルタントとして腕を奮っていました。


しかし、ＡＯＣ(原産地呼称）の規制に嫌気が差し、「規則に縛られない自由で革新的なワインを造りたい」と、理想の地を求めて辿り着いたのが、カリフォルニアの新興産地パソ・ロブレスでした。


最高峰の「エステート・キュヴェ」は、ワイン・アドヴォケイト誌でスーパーカルトワイン「エイブリュー」と同点を獲得、コルギンに勝利したこともあり、ラヴァンチュールのワインはメーリングリストの顧客しか手に入れることのできない、カルトワインとして知られています。


この「オプティマス」は、最高峰「エステート・キュヴェ」のセカンドワイン。シラーとカベルネ・ソーヴィニョン、プティ・ヴェルドをブレンドした「パソ・ブレンド」で造られています。良好な熟成を遂げ、まさに飲み頃を迎えています。パーカーポイントは94点。