今回ご案内する白ワインのブドウは、 ソーヴィニヨン・グリ！


ソーヴィニヨン・ブランとはお馴染みですが、そんなブドウは聞いた事が無いと言われる方も多いことでしょう。


それもそのはず、ソーヴィニヨン・グリはボルドーやロワールなど、古くから根づいている一部の地域でしか栽培されておらず、市場を見渡しても そのワインの数は非常に限られています。


もともとはソーヴィニヨン・ブランの、自然交配によって誕生した亜種と考えられており、「グリ」と名がつく通り果皮はピンク色で、 より肉厚な味わいのワインを産む とされているようです。



そんな中で当店スタッフが発見したのは…



●チリ産のソーヴィニヨン・グリ！



という世にも珍しい1本、その名も 「エル・ヴィエホ・デル・ヴァレ」！


代表産地のボルドーですら滅多に見かけないソーヴィニヨン・グリを、まさかチリでお目にかかるとは思いもしませんでした。


しかもこれ、輸入元様の試飲会で実際に飲んでみてビックリ、 良い意味でチリっぽさを感じさせない造りになっていて、かなり美味しいじゃありませんか！

■テイスティングコメント ソーヴィニヨン・ブランとよく似た香りで、ハーブや青草などの爽やかさ、トロピカルフルーツや柑橘系果実を思わせるフルーティーな香りの中に、 燻したようなスモーク感 があってアクセントになっています。 味わいもやはりソーヴィニヨン・ブランを思わせますが、驚かされるのが果実味やボリューム感だけに頼らない、 チリ産としては意外なほどエレガントな造り になっているのが好印象。 爽快なだけでなく、飲み応えと複雑味を備えた白ワインで、スモークサーモンをはじめとした燻製系のおつまみとベストマッチ、その他サラダにシーフード、鍋料理からエスニックに至るまで、幅広く合わせて美味しい1本です！

このワインを造った ブティノ社 は、もともと自社で運営するレストランでオンリストするために、ワイン業界へと参入してきた比較的新しい企業。


しかしながらその品質の高さが評判を呼び、近年ではSommelier Wine Awardsの 「Merchant Of The Year」を連続受賞、 さらに1969年創設の、 世界的にも最も権威が高いコンペティションとされる「IWSC WINE IMPORTER OF THE YEAR」の称号を獲得、 短期間で次々と高い評価を獲得し飛躍的な成長を遂げてきました。


今回のソーヴィニヨン・グリは、今やフランスを飛び出して世界各地に進出しているブティノ社が、チリで産み出した珍しくも良質な傑作品なのです！



市場でも非常に珍しいブドウ品種、ソーヴィニヨン・グリ！

従来のチリのイメージと異なる、エレガントな仕上がりの爽快白ワイン！

ただ珍しいだけじゃなく、良質なソーヴィニヨン・ブランを思わせる、コストパフォーマンスの高い1本です！