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商品番号 W-IT14071518
価格1,298円(本体価格:1,180円)
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「ルカ マローニ ベストワイン年鑑2018」で91点
このワインについて
生産者について
「ルカ マローニ ベストワイン年鑑2018」で91点
このワインについて
グリッロは、マルサラ用の葡萄でしたが、近年広く知られるようになり、現在ではシチリアを代表する白ワイン用品種となりました。葡萄は主に、ファルネーゼが選んだ優良な区画の共同組合のメンバーのものを使用。自社畑のものも使っています。やわらかくプレスした後、香りを引き出すために低温で発酵させます。熟成はステンレスタンクで3〜4ヶ月行います。麦わら色、さわやかな花の香りと一緒に、エキゾチックな果実の香りが感じられます。フレッシュでありながらとろりした厚みがあり、後味には心地よいほろ苦さを感じます。「寿司、少し甘みのある魚、オードブルに最適」とジュゼッペは話していました。
生産者について
エノロゴは、ファルネーゼの主任エノロゴ、フィリッポ バッカラーロの他に、ザブ常駐のエノロゴとして、2013年からジュゼッペ アルファーノ(1979年シチリア生)が加入しました。彼はオーストラリア、ニュージーランド、カナダ、アメリカ、プロヴァンス等、世界各地のワイナリーで経験を積んでいます。フィリッポは、収穫時など、重要なポイントに来て、全体の指示を出します。ザブでは、土着品種に力を入れていますが、シャルドネ、シラー、メルロは、シチリアで高いポテンシャルを持つため、一部ですが栽培しています。買取り葡萄は、地元のパートナー契約する共同組合のメンバーの畑から、ファルネーゼが独自に契約した区画のものだけを使用しています。葡萄の買取りは、収穫した葡萄の重さに対して代金を支払うのが一般的ですが、アブルッツォでファルネーゼが行っているのと同様に、区画に対して支払います。収量が減っても収入は減らないため、選定、間引きなどを躊躇なく行うことが出来ます。契約した農家は、ザブの成長を自らの誇りととらえています。
ワイン造りは、共同組合で行っています。醸造設備は、主に組合のものを使用していますが、クロスフロー フィルターなどファルネーゼが持ち込んだものもあります。セラー内には古いコンクリートタンクがあり、主にワインの保管、マロラクティック発酵に使用しています。ステンレスタンクより長期保存に向いており、ワインのフルーティさを残すことが可能です。また、セラーの壁は1m程のぶ厚いコンクリートで出来ていて、気温が一定に保たれます。白の醸造用タンクは屋外、赤用はセラー内にあり、温度はコンピューターで制御されており、オフィスで常に確認出来る状態になっています。酸化を防ぐために、窒素を充填させて醸造を行います。