全米でカリフォルニア州に次ぐ第二位のワイン生産量を誇るワシントン州。
スターバックス発祥の地、マイクロソフトの本社がある土地でもあります。


ボルドーやブルゴーニュなどのフランス銘醸地と同じ緯度にあるワシントン州は、ボルドー系品種を始めとしてさまざまなブドウ品種が育てられている、 アメリカ注目のワイン産地なのです！


そのなかでもワシントン州で最も多くワイナリーが集結するのが、ワラ・ワラ・ヴァレー。お隣オレゴン州と共通アペラシオンということで、ソムリエ勉強中も苦しめられました・・・


そんなワラ・ワラ・ヴァレーを代表する生産者のひとつが、「ワシントンの奇才」と呼ばれる・・・


●チャールズ・スミス！


ワイン作りに臨むまでは、ヨーロッパのロック・バンドのマネージャーをしていたという異色の経歴。そして彼自身もミュージシャンのような風貌ですが、 作るワインは繊細にして美麗。


彼の造るワインは瞬く間に評論家の目に留まり、数々のワイン誌でそのクオリティの高さを称賛する記事が書かれます。


業界を代表する、ワイン・アドヴォケイトやワイン・スペクテーター、ワイン・エンスージアストで95点以上を連発！ワイン・スペクテーターでは、単独で特集記事を組まれるほど！


その後、チャールズ・スミスはラインナップやコンセプトごとに複数のブランドを持つようになり、その中でも違いの分かる愛好家向けにごく少量作っているのが、この・・・


●Kヴィントナーズ！


今回紹介するのは、ザ・ボーイ　グルナッシュ
フランスのミュージシャン、セルジュ・ゲンスブールの楽曲「I'm the Boy」から命名。


ワインのバックラベルには、「僕は透明人間である事を楽しんでいる」という一節があります。これは有名になりすぎたチャールズ・スミスの心情を表しているものと思われます。


チャールズ・スミスによるテイスティングノート
ダークチェリー、乾燥したポブラノ（マイルドなとうがらし）、新鮮なポルチーニ、ほのかなオレンジピールの香りなど、深みがありながらも生き生きとした沢山のフレーバーがある。口中では、ハックルベリー、スモークハーブ、フェンネルシードの素晴らしくリッチで長くヴェルヴェットの様にしなやかな香り。この少年は魅力的で説得力を持つ。


そしてこのザ・ボーイ2019年ヴィンテージ、なんと、ジェームズ・サックリングの2022年世界のトップ100ワインにおいて・・・


●堂々の第5位！


ワイン・スペクテーターの元編集長で、世界的に名の知れたワイン評論家！JS○○点と略されることが多く、ザ・ボーイは99点！


ジェームズ・サックリングでのコメント
挽きたてのペッパー、レッドカラント、レッドチェリーの華やかな香りがすぐにあなたの注意を引きます。ミディアムからフルボディで、きめ細やかなタンニン。ここには、純粋で爽快な赤い果実とスパイスがたくさんあります。口当たりは常に軽やかで風通しが良い。とても楽です。正確な緊縮。ワシントンでグルナッシュができることの素晴らしい例です。100%全房をコンクリートタンクで発酵。飲む喜び。飲むか握るか。


2022年に取り上げたワインは実に3万2000本以上！ その中で5本の指に入るワインがどれほどすごいことか！


そして最初にごく少量の生産と申し上げましたが、当店への入荷もごく少量！現在庫限り！ちなみにトップ100の発表があって、すぐに数本買われていきました！


ジェームズ・サックリング2022トップ100において第5位！

注目産地ワシントンの奇才が作る、少量生産シリーズのグルナッシュ！数量限定です！