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価格2,640円(本体価格:2,400円)
価格4,840円(本体価格:4,400円)
価格5,280円(本体価格:4,800円)
価格6,160円(本体価格:5,600円)
価格19,360円(本体価格:17,600円)
価格22,880円(本体価格:20,800円)
価格32,780円(本体価格:29,800円)
価格14,080円(本体価格:12,800円)
在庫切れ
価格15,180円(本体価格:13,800円)
価格19,690円(本体価格:17,900円)
価格24,200円(本体価格:22,000円)
コンチャ・イ・トロ
Concha Y Toro
チリを代表する名門ワイナリー、コンチャ・イ・トロ。そこには長い歴史を支えるたゆまぬ努力と、ゆるぎない情熱がありました。スペイン貴族の情熱から生まれたワイナリー
このワイナリーは、スペインの名門貴族コンチャ家から始まりました。1883年、コンチャ家のドン・メルチョーが、ボルドーのブドウの苗木をもってチリにやってきます。その目的は、ヨーロッパの人たちが飲むワインをチリで作ること。
メルチョーはブドウ栽培に最適な気候を持つマイポ・ヴァレーに畑を開拓し、早速、ワイン造りを開始しました。小さく家族経営で始まったワイン造りでしたが、その事業は急速に発展します。その規模は順調に拡大し、1923年にはサンチャゴの株式市場に上場。本格的に輸出事業に乗り出します。1933年には念願であったヨーロッパへの初の輸出ワインを、オランダ・ロッテルダム港に荷揚げをしました。
また、1997年には《シャトー・ムートン・ロートシルト》を所有するロートシルト家と共同でビジネスをスタート。そこから生まれた《アルマヴィーヴァ》が1998年に発表されると、たちまち世界中で絶賛されます。アルマヴィーヴァはいまや、世界最高品質のカベルネ・ソーヴィニヨンとなり、カリフォルニアのオーパス・ワン、イタリアのサッシカイアなど名だたるトップブランドと競い合うまでになっています。
ドン・メルチョーの夢から始まった小さなワイナリーがここまで成長したのは、その地道な努力と、ワインへの熱い情熱があったからでしょう。
最高のテロワールのもとで造るワイン
チリの地形は南北に細長く広がり、西は太平洋、東はアンデス山脈に挟まれています。バランスの良い土壌に加え、アンデス山脈からの良質な水と、冷たい海風がフランス系の高級ブドウ品種を育むのに最適な環境を作り上げています。
また、北は砂漠に覆われ、南は南極という厳しい自然環境が、ブドウの大敵である害虫や病原体の侵入を阻み、良質なブドウの生育を支えているのです。首都サンチャゴ市から南にあたる地域は特に世界有数のワイン産地として知られています。
その中にコンチャ・イ・トロのブドウ畑は9,000ha以上あり、プレミアムワインは主に「マイポ・ヴァレー」「カサブランカ・ヴァレー」「リマリ・ヴァレー」で生み出されます。
コンチャ・イ・トロにおけるワイン造りの哲学は、良質なブドウと優れた醸造技術という二つの条件に基づいています。栽培部門と醸造部門が協力してワインを生産することで、世界トップクラスの品質を維持しているのです。「マッピング」もその栽培技術のひとつ。ブドウの品種ごとに最適な畑を選び、その畑をさらに小さく区分けして栽培・管理をすることで、そのブドウの特徴を最大限にまで引き出します。
区画ごとに手摘みされたブドウは除梗の後、ステンレスタンクで20〜25日間発酵。その後にフレンチオークの樽(70%新樽)で12〜15か月熟成されます。試飲をしながら最終ブレンドを決め、瓶詰が行われるのです。これがドン・メルチョーの醸造工程となります。
コンチャ・イ・トロのワインたち
コンチャ・イ・トロはチリ最大のワイナリーであることから、その生産規模もレベルが違います。プレミアムワインだけでなく、デイリー使いにありがたいお手頃なワインまで、そのスタイルもヴァラエティ豊か。日本でもスーパーやコンビニで気軽に購入することができます。
その大規模ワイナリーを支えるのが、効率的な生産ライン。大量生産することで高品質なワインを低価格で提供できる、そのコスパの良さもコンチャ・イ・トロの魅力と言えるでしょう。
ドン・メルチョー
フレッシュな酸味と黒い果実味、土のニュアンスも感じられるバランスの良い一本です。果実の凝縮感と共に、スパイシーさもあり、タンニンもしっかり。滑らかで極上の口当たり。
アルマヴィーヴァ
2005年に栽培・醸造・管理において手法が見直されたことから、それ以降のワインはフランス・ポイヤックを彷彿とさせるような薫り高い深みのある味わいになっています。
その味わいは、ブルーベリーなどの黒い果実を煮詰めたような甘さの中に、スパイスやナッツ、バニラなど複雑なニュアンスが絡み合って、余韻の長さも楽しめます。酸とタンニンのバランスも素晴らしい。熟成させてその成長を見届けたい思いにも駆られます。
カッシェロ・デル・ディアブロ
コンチャ・イ・トロが造るワインの中でも、最も世界中で飲まれているブランドでもありますし、140か国にも輸出されているこのワインは、チリを代表するワインとしても評価が高く、世界各国で栄誉ある賞を受賞しています。
2010年にはイギリスの名門サッカークラブ「マンチェスター・ユナイテッド」とオフィシャル・パートナーシップ契約を結び、クラブチームのオフィシャル・ワインとしても親しまれています。