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フランク・ボンヴィル

Franck Bonville


シャルドネの聖地とも呼ばれているシャンパーニュの中心都市エベルネに近い、アヴィズ村にドメーヌを構えているのが、シャンパンハウス「フランク・ボンヴィル」です。この村は、ド・スーザ、ジャック・セロスなど、ビッグネームのシャンパンハウスが軒を連ねていることでも知られています。フランク・ボンヴィルは、この地で、自家栽培・自家醸造を行うレコルタン・マニュビュラン(RM)です。

1937年初代のフランク・ボンヴィル氏が、家業である小規模生産のドメーヌを継承し、コード・デ・ブランの特徴溢れる豊かな味わいを表現しています。現在のオリヴィエ・ボンヴィル氏は4代目に当たり、フランク・ボンヴィルというドメーヌ名になってからは、3代目となります。

フランク・ボンヴィルの歴史


現当主オリヴィエ・ボンヴィルの祖父である、創業者フランク・ボンヴィル氏が、ドメーヌを構え、4ヘクタールの畑からスタートしてから、現在の19ヘクタールを所有するまでに発展しています。

現当主オリヴィエ・ボンヴィルは、89年〜95年の6年間、専門学校や大学で農業や、シャンパン関係の法律、経済、そして醸造を徹底的に追求し手きました。その後95年頃から、シャンパンの組織CIVA(シャンパン地方のワイン生産同業者委員会)では、圧搾の担当者として働いてきました。そして翌96年ドメーヌでの仕事をスタートすることになります。

ノーベル賞晩餐会に採用


2010年フランク・ボンヴィルのシャンパンが、数ある著名シャンパンブランドを抑え、ノーベル賞授賞式に採用されたことは、画期的な出来事として世界から注目されました。

これまでノーベル賞晩餐会に採用されたブランドは、ポメリーやドン・ペリニヨンなど、いずれも世界的に有名なブランドばかりでした。そんな中、レコルタン・マニピュランとして初めてこの授賞式に採用されたのが、フランク・ボンヴィルだったのです。