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ベルナール・ドラグランジュ
Domaine Bernard Delagrange
長期熟成したブルゴーニュの古酒をリーズナブルに味わいたいと思うなら、このドメーヌを抜いては語れないと評価されているのが「ベルナール・ドラグランジュ」です。赤も白も生産していて日本での価格は、ファンにはありがたいかなりのお手頃ということでも人気。何故そのようなことが可能なのか?それは、ヴォルネイとムルソーに巨大なカーブを所有し、70万本以上のワインを保管熟成できるという規模の大きさにあるからなのでしょう。
18世紀にヴォルネイで誕生
「ベルナール・ドラグランジュ」は、ヴォルネイで1792年に創設されました。ブルゴーニュの赤の中でも最も女性的と言われているのがヴォルネイのピノ・ノワール。その個性的な存在が認められるようになったのが18世紀以降ですから、その流れの中で誕生したドメーヌと言えるでしょう。
ヴォルネイの歴史を紐解くと、マルタ騎士団や複数の修道院、さらにはブルゴーニュ公やフランス王家が所有していたとされ、ブルゴーニュの中でも由緒ある土地柄です。「ベルナール・ドラグランジュ」はこの地で約200年間ドメーヌを運営してきましたが、1972年、ムルソーに移転しました。そして、65万本ものワインを醸造保管できる地下カーブを所有したのです。移転の目的はこの辺りにありそうです。
このドメーヌでは、代々「ブルゴーニュの真髄は長期熟成したものにある」というポリシーを持ってきました。その伝統を守り抜き後世に引き継ぐために、巨大カーブは必須だったのでしょう。それから半世紀近くが経ち、今ではムルソーを代表するドメーヌの一つとして知られるようになりました。
ぶどうの栽培はリュット・レゾネ、リコルクなしで熟成
近年、フランスではかなり一般的になってきたと言われるリュット・レゾネ(減農薬栽培)。高品質を目指すなら避けて通れないという風潮さえあるようです。「ベルナール・ドラグランジュ」でもこの農法を採用しています。古酒を得意とするドメーヌだけに、その良さを十分に引き出すための第一歩として、リュット・レゾネによる栽培はかなり重要と思われます。
畑は、現当主フィリップが個人で所有しているものもあるため、このボトルはドメーヌの畑か、フィリップの畑かは、エチケットで分かるようになっています。
ワインの生産過程では数ヶ月間の樽熟成の後、瓶に移されますが、「ベルナール・ドラグランジュ」では出荷までの瓶熟成の間リコルクは行わないというのが原則です。もちろん、何があっても絶対にというわけではなく、条件や必要に応じては行います。ですが、古酒で名を挙げたドメーヌならではのこだわりが、この辺りにも感じられます。
理想的な環境で長期瓶熟成
ワインを熟成させるには、12〜15度の室温と70〜75%の湿度の安定が必須条件です。さらに振動も紫外線も絶たれた状態がベストですから、ワインは地下で育てるべきとさえ言われるのです。
「ベルナール・ドラグランジュ」は、まさにこの理想的な地下カーブを今の拠点であるムルソーに所有しています。その広さは65万本を貯蔵できると公表されていて、訪れた人の中からは「迷子になりそうな広さ」との声も。そこには上下のフロアがあり、樽熟成が完了し瓶詰めされたワインは下層階で眠りについています。
最適な温度と湿度が保たれ、原則リコルクなしで長期熟成に入っているヴィンテージワインがマーケットに登場する日を待ちわびるファンが、年々増えているのもうなづけます。また、他にもかつての拠点だったヴォルネイには10万本を貯蔵できるカーブを所有しています。
それなりのワインでもスクリューキャップが珍しくなくなった昨今ですが、そんな時代に逆行するような「ベルナール・ドラグランジュ」のこだわりは、マニアにとっては、この先もずっと長く続いて欲しいドメーヌの一つに違いありません。
気軽に立ち寄れるボーヌのカーブ
「ベルナール・ドラグランジュ」のエチケットは赤が21、白が9。これらをいつでも気軽に試飲できるのがボーヌにオープンしている「カーブ・ドラグランジュ」です。
毎年秋になるとワインオークションが開かれることでも有名なボーヌですが、一年を通じてワイン好きの観光客が立ち寄る街と言ってもいいでしょう。ここにアンテナショップ的な役割を果たすカーブを持つことは、ドメーヌにとっては多くのメリットがあります。「ベルナール・ドラグランジュ」では、ファン獲得のために積極的なマーケティングを展開しているようです。このプランは、次の代を担うであろうフィリップの息子アルバンの発想によるものかもしれません。
また、ムルソーでは「ベルナール・ドラグランジュ」のワインを楽しめるレストラン「ル・ポマール」もあります。12世紀の建築物を使用し、エスカルゴやテリーヌなど伝統的なフランスブルゴーニュ料理を楽しめます。もちろん「ベルナール・ドラグランジュ」のワイン購入できます。
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ボーヌ 1998 ドメーヌ・ベルナール・ドラグランジュ 赤
Beaune / Domaine Bernard Delagrange スピード出荷
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(本体価格:3,180円)
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ベルナール・ドラグランジュ
Domaine Bernard Delagrange
長期熟成したブルゴーニュの古酒をリーズナブルに味わいたいと思うなら、このドメーヌを抜いては語れないと評価されているのが「ベルナール・ドラグランジュ」です。赤も白も生産していて日本での価格は、ファンにはありがたいかなりのお手頃ということでも人気。何故そのようなことが可能なのか?それは、ヴォルネイとムルソーに巨大なカーブを所有し、70万本以上のワインを保管熟成できるという規模の大きさにあるからなのでしょう。
18世紀にヴォルネイで誕生
「ベルナール・ドラグランジュ」は、ヴォルネイで1792年に創設されました。ブルゴーニュの赤の中でも最も女性的と言われているのがヴォルネイのピノ・ノワール。その個性的な存在が認められるようになったのが18世紀以降ですから、その流れの中で誕生したドメーヌと言えるでしょう。
ヴォルネイの歴史を紐解くと、マルタ騎士団や複数の修道院、さらにはブルゴーニュ公やフランス王家が所有していたとされ、ブルゴーニュの中でも由緒ある土地柄です。「ベルナール・ドラグランジュ」はこの地で約200年間ドメーヌを運営してきましたが、1972年、ムルソーに移転しました。そして、65万本ものワインを醸造保管できる地下カーブを所有したのです。移転の目的はこの辺りにありそうです。
このドメーヌでは、代々「ブルゴーニュの真髄は長期熟成したものにある」というポリシーを持ってきました。その伝統を守り抜き後世に引き継ぐために、巨大カーブは必須だったのでしょう。それから半世紀近くが経ち、今ではムルソーを代表するドメーヌの一つとして知られるようになりました。
ぶどうの栽培はリュット・レゾネ、リコルクなしで熟成
近年、フランスではかなり一般的になってきたと言われるリュット・レゾネ(減農薬栽培)。高品質を目指すなら避けて通れないという風潮さえあるようです。「ベルナール・ドラグランジュ」でもこの農法を採用しています。古酒を得意とするドメーヌだけに、その良さを十分に引き出すための第一歩として、リュット・レゾネによる栽培はかなり重要と思われます。
畑は、現当主フィリップが個人で所有しているものもあるため、このボトルはドメーヌの畑か、フィリップの畑かは、エチケットで分かるようになっています。
ワインの生産過程では数ヶ月間の樽熟成の後、瓶に移されますが、「ベルナール・ドラグランジュ」では出荷までの瓶熟成の間リコルクは行わないというのが原則です。もちろん、何があっても絶対にというわけではなく、条件や必要に応じては行います。ですが、古酒で名を挙げたドメーヌならではのこだわりが、この辺りにも感じられます。
理想的な環境で長期瓶熟成
ワインを熟成させるには、12〜15度の室温と70〜75%の湿度の安定が必須条件です。さらに振動も紫外線も絶たれた状態がベストですから、ワインは地下で育てるべきとさえ言われるのです。
「ベルナール・ドラグランジュ」は、まさにこの理想的な地下カーブを今の拠点であるムルソーに所有しています。その広さは65万本を貯蔵できると公表されていて、訪れた人の中からは「迷子になりそうな広さ」との声も。そこには上下のフロアがあり、樽熟成が完了し瓶詰めされたワインは下層階で眠りについています。
最適な温度と湿度が保たれ、原則リコルクなしで長期熟成に入っているヴィンテージワインがマーケットに登場する日を待ちわびるファンが、年々増えているのもうなづけます。また、他にもかつての拠点だったヴォルネイには10万本を貯蔵できるカーブを所有しています。
それなりのワインでもスクリューキャップが珍しくなくなった昨今ですが、そんな時代に逆行するような「ベルナール・ドラグランジュ」のこだわりは、マニアにとっては、この先もずっと長く続いて欲しいドメーヌの一つに違いありません。
気軽に立ち寄れるボーヌのカーブ
「ベルナール・ドラグランジュ」のエチケットは赤が21、白が9。これらをいつでも気軽に試飲できるのがボーヌにオープンしている「カーブ・ドラグランジュ」です。
毎年秋になるとワインオークションが開かれることでも有名なボーヌですが、一年を通じてワイン好きの観光客が立ち寄る街と言ってもいいでしょう。ここにアンテナショップ的な役割を果たすカーブを持つことは、ドメーヌにとっては多くのメリットがあります。「ベルナール・ドラグランジュ」では、ファン獲得のために積極的なマーケティングを展開しているようです。このプランは、次の代を担うであろうフィリップの息子アルバンの発想によるものかもしれません。
また、ムルソーでは「ベルナール・ドラグランジュ」のワインを楽しめるレストラン「ル・ポマール」もあります。12世紀の建築物を使用し、エスカルゴやテリーヌなど伝統的なフランスブルゴーニュ料理を楽しめます。もちろん「ベルナール・ドラグランジュ」のワイン購入できます。