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アルクーミ
Alkoomi
オーストラリア大陸の西部、大陸本土面積の三分の一を占める広大な西オーストラリア州。マーヴ・ラングとジュディ夫妻によって設立されたアルクーミは、この広大な州の代表的ワイナリー。「アルクーミ」は先住民アボリジニの言葉で、「我らが選びし地」を意味します。設立は1971年。初リリースは1976年で、翌ヴィンテージのカベルネ・ソーヴィニヨンが高い評価を獲得し、一躍注目が集まりました。
アルクーミの歴史
現在のオーナーであるマーヴの父は1946年に西オーストラリア州に広大な土地を購入し、穀物・羊・家畜の大規模農場を展開。1960年代後半、羊毛価格の大幅な値下がりを受けて家業の方向転換を模索し、ワイナリー経営を決意しました。
1971年、マーヴ・ラングとジュディ夫妻はカベルネ・ソー ヴィニヨンとシラーズとマルベックを初めてこの地に植樹します。最初の頃、妻のジュディはほとんどの時間をブドウ栽培の技術を習得することに費やします。その技術は息子ウェインに伝えられ、やがて彼がブドウ栽培責任者となり、現在に至っています。
1977年リリースのカベルネ・ソーヴィニヨンが西オーストラリア州で生産された赤ワインの中で特出して優れていると評価され、名声が確立しました。同時に、このワインが非常に若い樹から収穫されたブドウで作られた事実も注目を浴びました。アルクーミは1980年代から1990年代にかけてワイン畑を拡大し、現在西オーストラリア州で最も大きな家族経営のワイナリーになっています。
2010年7月1日にラング夫妻の娘であるサンディと彼女の夫のロッドがオーナーとして後を継ぎました。 ブドウ栽培責任者の息子ウェインとともに、高品質なブドウ栽培とワインメイキングの伝統を守り続ける使命を受け、今日に至っています。
オーストラリアの著名なワインライターであり、ヴィクトリア州のコールドストリーム・ヒルズの設立者でもあるジェームス・ハリディが主催するワイン専門誌「ワインコンパニオン」は、オーストラリアの権威あるワイン専門誌です。アルクーミは2013年から2014年、2015年と3年連続でこの雑誌で最高レッド5つ星ワイナリーに選出されています。
アルクーミの気候、ワイン造りの環境
アルクーミのブドウ畑がある西オーストラリア南部フランクランド地区は冷涼な気候や風土がフランスのボルドー地方と大変似ています。ボルドー品種に適した土地であることは一目瞭然です。
また、ボルドー品種だけではなく、ドイツ品種とも非常に相性が良い土地で、この周辺地域はオーストラリアにおける上質なドイツ原産ブドウ品種の主要生産地として知られています。
ラベルに表記されているロゴマークはグラスツリー。良く茂った芽の格好が原住民が草のスカートを纏っているのに似ていたことから、初期の入植者からブラックボーイと呼ばれました。この樹は人間の背丈まで伸びるのに百数十年の年月を有します。何百年の時を経てブドウ畑を取り囲む背の高いブラックボーイは、海からの潮風からブドウを守る大切な役割を果たしています。
ブドウ栽培に適した恵まれた気候・風土の中で、設立者マーヴ・ラングとジュディ夫妻の頃より、低温による発酵管理や厳選された樽の使用など、ワイナリーとして品質向上のための努力を怠らず、常に高品質なワインを生産しています。
アルクーミの代表的なラインナップ
アルクーミ ジャラ シラーズ
アルクーミ カベルネ・ソーヴィニヨン
紫がかった濃く深いルビー色。キイチゴや赤スグリの香り。フランス産オーク樽由来の上品で甘いバニラと乾燥ハーブとユーカリの印象的なアロマ。細かく非常に滑らかなタンニンが特徴。贅沢でジューシーなカシスの風味が口中を満たし、明快で長い余韻が続きます。
現在も楽しむには充分な状態ですが、5〜8年の熟成を経るとさらに複雑さを増し、奥行きのある味わいに変化します。
アルクーミ リースリング
各種魚貝や大根など和の食材にもとても良く合い、和食に合わせるのにぴったりのワインです。
アルクーミ ホワイトラベル リースリング
ほんの少し緑がかった薄い黄金の色調。香りは柑橘系の果皮やオレンジの花を基調にした新鮮なレモンを思わせる豊かなもの。冷涼気候の酸が感じられる余韻の長いワイン。女性審査員による日本のワインコンペティション「サクラアワード2015」でゴールドメダル受賞。