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価格17,600円(本体価格:16,000円)
価格10,120円(本体価格:9,200円)
価格3,960円(本体価格:3,600円)
価格3,168円(本体価格:2,880円)
価格4,268円(本体価格:3,880円)
在庫切れ
価格8,250円(本体価格:7,500円)
価格2,783円(本体価格:2,530円)
価格13,090円(本体価格:11,900円)
価格9,691円(本体価格:8,810円)
ペルティマリ
Pertimali
ロバート・パーカーに選ばれた秀逸なブルネッロ
サッセッティ・リヴィオ・ぺルティマリは、トスカーナ州のモンタルチーノ村の北、ブドウ栽培に最も適していると言われるモントゾーリの丘の上にあります。南西むきの日当たりのいい16ヘクタールのブドウ畑と12ヘクタールのオリーブ畑を所有しています。
サッセッティ家は、3代以上も前から代々モンタルチーノで農業に携わり、ワインの栽培もおこなってきました。
現在のオーナーであるリヴィオ・サッセッティ氏は、サンジョヴェーゼの栽培に特に適しているワイン畑を、先祖から受け継いだ教訓に忠実に守りつつも、少しづつ改良し、拡大させていきました。また、その一方で、遺伝子学的にも貴重な財産である古いブドウの原種の野性的な特徴を保護しています。
1967年に、「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」のワインの品質向上や保護を目的とした生産者組合ができた時、リヴィオ氏もその創設メンバーの一人として、活動に貢献しています。
リヴィオ氏の「偉大なワインは畑が作りだす」というワイン哲学のもとに、ワイン畑への丹念な世話や管理を続け、常に多くのワイン誌において高い評価を受けています。
特に、あのロバート・パーカー氏が自著の中で、「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノで一本選ぶなら、ペルティマリ」と記したことからも分かるように、現在、世界に名立たるブルネッロ・ディ・モンタルチーノの中でも、最高峰に位置することは間違いありません。
また、2010年のブルネッロは、ジェイムズ・サックリングで100点、パーカーポイントで97点を獲得、2008年のブルネッロは、ワインスペクター誌の最優秀100のワインの中で24位に選ばれるなど、名実ともに世界に知られるワイナリーになりました。
家族に受け継がれるワイン造りの情熱
大資本をバックに大手が参入してきているモンタルチーノの中で、現在も昔ながらの家族経営を続けているペルティマリ。
現在は息子のロレンツォ氏とルチアーノ氏が、最新技術を駆使して新しいワイン醸造の方法を模索しながら、父親から受け継いだ信念を基にワイナリーの運営を行っています。
ペルティマリのカンティーナには、リヴィオ氏が作った1000本を超える一族のワインコレクションがあり、中には曽祖父の作であると思われる1915年のヴィンテージまで含まれています。
ペルティマリのブドウ栽培と醸造
ペルティマリの畑は、石灰と粘土質でで、コルドーネ・スペラート方式でブドウを栽培しています。ブドウの植栽密度は1ヘクタール当たり4,000株です。
収穫は9月の末頃天候を考慮しながら、すべて手摘みで行っています。ブドウは軽く圧縮した後、28度〜29度に温度を保ちながら、ステンレスのタンクで10日〜15日間、マセラシオンを行います。その後、ブルネッロは33hlのスロヴァニア産オーク樽で36カ月熟成させた後、6か月間、瓶の中でさらに熟成させます。
ぺルティマリのワイン
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノDOCG
濃いルビー色をしていて、真っ赤に熟した果物やスパイスの香りが豊かに感じられる。適度な酸味があり柔らかなタンニンをちょうどいい具合に感じられるエレガントでしっかりした味わい。
ロッソ・ディ・モンタルチーノDOC
ステンレスタンクで6カ月熟成させた後、6カ月瓶の中で熟成。濃いルビー色をしていて、プルーンや熟したサクランボやスミレ、草の香りが豊かに感じられる。デリケートで柔らかなタンニンと自然なさわやかさのある味わい。
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ “ディエチ”
濃いルビー色をしていて、真っ赤に熟した果物の香りがスパイスなどの香りとよく混ぜ合わさっている。とてもエレガントで柔らかなタンニンをちょうどいい具合に感じられる。鼻で嗅いだ香りと同じ香りの味わいを長く感じることができる。
フィリ・ディ・セータ IGTトスカーナ
サンジョヴェーゼは33hlのスロヴァニア産オーク樽で36カ月熟成、カベルネ・ソーヴィニヨンは5hlのスロヴァニア産オーク樽で24カ月熟成させた後、6カ月瓶の中で熟成。濃いルビー色をしていて、熟したサクランボ、ヴァニラ、チョコレート、たばこの香りがする。しっかりしたワインで、柔らかい味わいを長く舌に感じることができる。
新たなワイン造りへの試み
ペルティマリは、1999年トスカーナ州南部のマレンマ地方に新しくブドウ畑を購入しました。
これまで長いこと放置されていた畑でしたが、サッセッティ家のワイン造りの情熱と長い経験に基づく丁寧な畑作りによって、新しく「ラ・クエルチョリーナ」として生まれ変わりました。
ここでは息子ロレンツォを筆頭に、高品質のサンジョヴェーゼとチリエジョーロからモンテクッコDOCをはじめとするワインが造られています。ペルティマリにとって第二の拠点となるラ・クエルチョリーナは、着実に成果をあげています。
さらにプロセッコで有名なヴェネト州のヴァルドッビアーデネにも畑を購入。「コッレ・アルジェント」と名付けたブランドでは、これまでと全く違う発泡ワイン、DOCGヴァルドッビアーデネ・プロセッコ・スーペリオーレを造っていますが、もともとプロセッコに適した最良の土地なので、これまでの経験を活かし、満足の行く結果に仕上がっています。