トップ > ブルゴーニュ > ブルゴーニュの注目生産者 > ジャック・フレデリック・ミュニエ
19 件中 1-19 件表示
価格275,000円(本体価格:250,000円)
在庫切れ
価格141,900円(本体価格:129,000円)
価格31,900円(本体価格:29,000円)
価格429,000円(本体価格:390,000円)
価格330,000円(本体価格:300,000円)
価格88,000円(本体価格:80,000円)
価格20,790円(本体価格:18,900円)
価格18,590円(本体価格:16,900円)
価格163,900円(本体価格:149,000円)
価格49,390円(本体価格:44,900円)
価格20,680円(本体価格:18,800円)
価格19,580円(本体価格:17,800円)
価格18,480円(本体価格:16,800円)
価格107,800円(本体価格:98,000円)
価格54,780円(本体価格:49,800円)
価格18,700円(本体価格:17,000円)
価格47,190円(本体価格:42,900円)
価格13,200円(本体価格:12,000円)
ジャック・フレデリック・ミュニエ
JACQUES FREDERIC MUGNIER
1863年に設立されたドメーヌ「ジャック・フレデリック・ミュニエ」。現在はフレデリック・ミュニエ氏1985年から5代目当主として継承しています。金銭的な理由から長年貸し出されていたモノポール(単独所有されているブドウ畑)である「クロ・ド・ラ・マレシャル」の畑を2003年に買い戻したことを契機にドメーヌは飛躍的な成長を遂げました。
ワイン造りに関しては全くの素人だったフレデリック・ミュニエ氏。そんな彼が造りだすワインは「テロワールを活かし、自然に任せ、人間の介入をできる限り避けること」をポリシーとし、柔らかくエレガントな味わいの「香り高い至高の芸術品」とまで評されています。
歴史あるドメーヌの栄枯盛衰
1863年にフレデリック・ミュニエ氏によって設立された「ジャック・フレデリック・ミュニエ」。ブルゴーニュ地方のシャンボール・ミュジニー村の古くからの名家でもあります。100年程前までは、「シャンボール・ミュジニー」と「ニュイ・サン・ジョルジュ」に約20haものブドウ畑を所有する大地主でした。ここのワインはAOC制度が確立されるまで「シャトー・シャンボール・ミュジニー」名で販売されていました。
その後順調な経営を続けてきた「ジャック・フレデリック・ミュニエ」に転機が訪れたのが1950年。当時のオーナーであり、フレデリック氏の父でもあるジャック・ミュニエ氏は大部分のブドウ畑を他の生産者に貸出さざるを得なくなりました。そして1978年、何とかシャンボール・ミュジニーの畑は無事にドメーヌに戻り、ワイン造りを再開。そして、この「元パイロット」フレデリック氏の登場でドメーヌはまさに息を吹き返すことになります。
「まったく違う生き方をしてみたかった」元パイロットのワイン造り
現当主フレデリック・ミュニエ氏は1985年、35歳の時にドメーヌに帰ってきました。父のジャック氏も法律家で海外を飛び回っていましたが、フレデリック氏も国際派。スイスで生まれ、石油関連のエンジニアとして活躍、なんと定期便のパイロットとしても活躍していたという多才な人物です。
「まったく違う生き方をしてみたかった」とフレデリック氏。ブドウの栽培に関しては全くの素人であった彼はボーヌの醸造学校でワイン造りの基礎を習得。ネゴシアンに貸し出していた畑を取り戻した彼は、ミュニエ家で初のヴィニュロン(自ら育てた葡萄でワインを造り、そのワインを売る人)となります。2004年にはフェヴレイ家に貸出をしていたニュイ・サン・ジョルジュのプルミエ・クリュ畑である「クロ・ド・ラ・マレシャル」も戻り、現在では約14haの畑を所有するようになりました。
ビオロジックに限りなく近い、シルクのようなワイン
ジャック・フレデリック・ミュニエのブドウ栽培はビオロジックに限りなく近く、除草剤や殺虫剤の散布は一切なし。必要に応じてベト病対策の薬品をわずかにスプレーするのみです。ワイン醸造は100%除梗し、低音でのマゼレーション(ブドウ皮濱け込み)をせずに木桶とステンレスタンクを併用して行います。これは、木桶、タンク、何れかが良いといった事ではなく、純粋に量的な問題で分けているようです。
樽熟成期間は約17ヶ月。新樽比率は15〜20%と比較的に少ないのも特徴の一つです。この醸造法により、色の濃度は控えめで柔らかな口当たりでシルキーな喉ごしの「香り高い至高の芸術品」とまで評される極上のワインが生まれるのです。
ジャック・フレデリック・ミュニエの主な所有畑
100年程前までは約20ヘクタールのブドウ畑を所有する大地主であった「ジャック・フレデリック・ミュニエ」。その後紆余曲折あり(前述参照)現在は約14ヘクタールのブドウ畑を所有しています。生産量自体が非常に少ないため、ほとんど市場に出回らず、入手が困難なのが残念です。
<グラン・クリュ>
ミュジニー 0.36ha
ボンヌ・マール 1.13ha
<プルミエ・クリュ>
シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ レ・ザムルーズ 0.7ha
シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ レ・フュエ 0.53ha
ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・クリュ クロ・ド・ラ・マレシャル・ルージュ 9.76ha
ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・クリュ クロ・ド・ラ・マレシャル・ブラン
<村名>
シャンボール・ミュジニー
ニュイ・サン・ジョルジュ・クロ・デ・フルシュ
グラン・クリュの「ミュジニー」とプルミエ・クリュの「レ・ザムルーズ」は人気も高く、価格もますます高騰中。2004年に戻ってきた貴重な単独プルミエ・クリュ畑「クロ・ド・ラ・マレシャル」は価格も手頃です。「樹齢45年」という畑から作られるルージュ(赤)とブラン(白)の品質は高く評価されているにも関わらず、こちらも価格的にはお手頃となっています。