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ヌマンシア・テルメス
NUMANTHIA
1998年、「ボデガ・ヌマンシア・テルメス」は、リオハ地方出身のエグレン家のマルコスとミゲルによって創業されました。リオハ出身の彼らはスペインの高級ワインの産地として知られる「トロで最高品質のワインを造る」ことを目指しており、実際に厳選された最高のブドウのみを使用した彼らのワインは短期間の間に世界中で非常に高い評価を得るまでになりました。
この地域では「ティンタ・デ・トロ種」と呼ばれる「テンプラニーリョ種」に属した濃い色と、非常にタンニンの強いブドウだけを栽培しており、この「黒ブドウの中でも最も黒いブドウ」を使用した、フルボディのワインが彼らの特徴となっています。
厳しい冬と乾いた夏。忍耐のブドウが生み出すテロワール
彼らの畑がある「カスティージャ・イ・レオン県」はスペイン、イベリア高原の北半分を占め、この地方のブドウの栽培の歴史は紀元前に遡ります。ワイン醸造においての歴史も非常に古く、ルエダやビエルソ、そして「ボデガ・ヌマンシア・テルメス」のあるトロなど、数多くの重要な産地を抱えています。
基本的には「テンプラニーリョ種」なのですが、ポルトガル国境に近いトロ地区の彼らが育てているブドウは「黒ブドウの中でも最も黒いブドウ」と称され、力強いフルボディの赤ワインを醸し出す「ティンタ・デ・トロ種」です。粘土質の大地と斜面に位置する彼らのブドウ畑(なんと83ha)の平均樹齢は50年を超えています。
厳しい冬と乾いた夏。この気候がブドウに独自のテロワール(土地の特性)を与えています。また、収量を低くし、果実を厳選。果房は大きいものの果粒は小さく、非常に濃い色と強いタンニンを秘めているのが特徴です。この「ティンタ・デ・トロ種」、19世紀のヨーロッパを襲い、ブドウ畑を壊滅に追い込んだフィロキセラの攻撃にも負けなかった、まさに忍耐のブドウです。
ブドウ樹の平均樹齢は50年、最高齢は140年
日当たりの良い土地に広がるブドウ畑。ただし、彼らの畑のブドウ樹は区画同士が遠くはなされており、綺麗に並んではいません。理由は、このトロ地方の乾燥した気候で生き残るため、一本一本のブドウ樹が地中深くにまで根を張れるよう、一本毎に広いスペースが必要になるためです。
樹齢70年以上の大木が40%を占めており、中には樹齢140年のブドウ樹も生き残っていたりもします。こうした高齢のブドウ樹から収穫されるブドウが濃厚なフルーツのアロマを抽出し「ボデガ・ヌマンシア・テルメス」の持つ重厚で力強くエレガントなワインを醸し出す要因の一つになっています。
「トロからの驚くべき奮闘」 by ロバート・パーカー
これは、「ヌマンシア1999」を2001年にテイスティングしたロバート・パーカー氏の一言です。また彼は「ヌマンシア2002」のテイスティングでは「トロからは多くの重大なワインが現れるが、ヌマンシアはその中でも最も完璧主義な生産者かも知れない」。「ヌマンシア2004」に関しては「〜このセンセーショナルな努力によって造り出されたワインは10年は保管すべきだろう。だが、もし、世の中が平和なら25年後に飲んだ方が良い。が、我々年寄りはそこまで待てないので今飲んでも楽しめるだろう」と毎年最大級の賛辞を贈っています。
まるでボルドーの人気ワイン。プリムール予約で完売
前述のロバート・パーカー氏の評価により、看板ワインである「ヌマンシア トロ.D.O」に関しては現在のところ、所謂ボルドー・ワインで言う「プリムール予約」がされており、熟成段階で製品化される前に売り先が決まってしまい、毎ヴィンテージが完売。入手は非常に困難になっています。
このように世界的に評価が上がり、人気を得る事ができた理由の一つに挙げられるのが、「トロ・ワイン」の基準から、「世界のワイン」の基準に彼らが合わせるようにした事によります。通常のスペイン産ワインに多く使われている「テンプラニーリョ種」よりも、トロの特産でもある「ティンタ・デ・トロ種」は、皮がやや厚いためタンニンが強いのが特徴(以前はアルコール度数も17度のものが多く、13・5%に落としたのは近年のこと)なのですが、「ボデガ・ヌマンシア・テルメス」では野性味溢れるトロ・ワインを「上品」に仕上げているのも人気の秘密です。
重厚ながらもシルクのような滑らかな口当たり
「ボデガ・ヌマンシア・テルメス」の造り上げるワインは「濃く明るいチェリー・レッド」、「フレッシュで凝縮したラズベリーやチェリーのような果実味」、「優しくもスパイシー」で「重厚でありながらも滑らかでシルクのような口当たり」が特徴です。これは「ヌマンシア トロ.D.O」はもちろんのことも安価な「ヌマンシア テルメス」でも十分に味わう事が出来ます。
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ヌマンシア 2001 ボデガ・ヌマンシア・テルメス 赤
Numanthia スピード出荷
価格
15,290円
(本体価格:13,900円)
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ヌマンシア・テルメス
NUMANTHIA
1998年、「ボデガ・ヌマンシア・テルメス」は、リオハ地方出身のエグレン家のマルコスとミゲルによって創業されました。リオハ出身の彼らはスペインの高級ワインの産地として知られる「トロで最高品質のワインを造る」ことを目指しており、実際に厳選された最高のブドウのみを使用した彼らのワインは短期間の間に世界中で非常に高い評価を得るまでになりました。
この地域では「ティンタ・デ・トロ種」と呼ばれる「テンプラニーリョ種」に属した濃い色と、非常にタンニンの強いブドウだけを栽培しており、この「黒ブドウの中でも最も黒いブドウ」を使用した、フルボディのワインが彼らの特徴となっています。
厳しい冬と乾いた夏。忍耐のブドウが生み出すテロワール
彼らの畑がある「カスティージャ・イ・レオン県」はスペイン、イベリア高原の北半分を占め、この地方のブドウの栽培の歴史は紀元前に遡ります。ワイン醸造においての歴史も非常に古く、ルエダやビエルソ、そして「ボデガ・ヌマンシア・テルメス」のあるトロなど、数多くの重要な産地を抱えています。
基本的には「テンプラニーリョ種」なのですが、ポルトガル国境に近いトロ地区の彼らが育てているブドウは「黒ブドウの中でも最も黒いブドウ」と称され、力強いフルボディの赤ワインを醸し出す「ティンタ・デ・トロ種」です。粘土質の大地と斜面に位置する彼らのブドウ畑(なんと83ha)の平均樹齢は50年を超えています。
厳しい冬と乾いた夏。この気候がブドウに独自のテロワール(土地の特性)を与えています。また、収量を低くし、果実を厳選。果房は大きいものの果粒は小さく、非常に濃い色と強いタンニンを秘めているのが特徴です。この「ティンタ・デ・トロ種」、19世紀のヨーロッパを襲い、ブドウ畑を壊滅に追い込んだフィロキセラの攻撃にも負けなかった、まさに忍耐のブドウです。
ブドウ樹の平均樹齢は50年、最高齢は140年
日当たりの良い土地に広がるブドウ畑。ただし、彼らの畑のブドウ樹は区画同士が遠くはなされており、綺麗に並んではいません。理由は、このトロ地方の乾燥した気候で生き残るため、一本一本のブドウ樹が地中深くにまで根を張れるよう、一本毎に広いスペースが必要になるためです。
樹齢70年以上の大木が40%を占めており、中には樹齢140年のブドウ樹も生き残っていたりもします。こうした高齢のブドウ樹から収穫されるブドウが濃厚なフルーツのアロマを抽出し「ボデガ・ヌマンシア・テルメス」の持つ重厚で力強くエレガントなワインを醸し出す要因の一つになっています。
「トロからの驚くべき奮闘」 by ロバート・パーカー
これは、「ヌマンシア1999」を2001年にテイスティングしたロバート・パーカー氏の一言です。また彼は「ヌマンシア2002」のテイスティングでは「トロからは多くの重大なワインが現れるが、ヌマンシアはその中でも最も完璧主義な生産者かも知れない」。「ヌマンシア2004」に関しては「〜このセンセーショナルな努力によって造り出されたワインは10年は保管すべきだろう。だが、もし、世の中が平和なら25年後に飲んだ方が良い。が、我々年寄りはそこまで待てないので今飲んでも楽しめるだろう」と毎年最大級の賛辞を贈っています。
まるでボルドーの人気ワイン。プリムール予約で完売
前述のロバート・パーカー氏の評価により、看板ワインである「ヌマンシア トロ.D.O」に関しては現在のところ、所謂ボルドー・ワインで言う「プリムール予約」がされており、熟成段階で製品化される前に売り先が決まってしまい、毎ヴィンテージが完売。入手は非常に困難になっています。
このように世界的に評価が上がり、人気を得る事ができた理由の一つに挙げられるのが、「トロ・ワイン」の基準から、「世界のワイン」の基準に彼らが合わせるようにした事によります。通常のスペイン産ワインに多く使われている「テンプラニーリョ種」よりも、トロの特産でもある「ティンタ・デ・トロ種」は、皮がやや厚いためタンニンが強いのが特徴(以前はアルコール度数も17度のものが多く、13・5%に落としたのは近年のこと)なのですが、「ボデガ・ヌマンシア・テルメス」では野性味溢れるトロ・ワインを「上品」に仕上げているのも人気の秘密です。
重厚ながらもシルクのような滑らかな口当たり
「ボデガ・ヌマンシア・テルメス」の造り上げるワインは「濃く明るいチェリー・レッド」、「フレッシュで凝縮したラズベリーやチェリーのような果実味」、「優しくもスパイシー」で「重厚でありながらも滑らかでシルクのような口当たり」が特徴です。これは「ヌマンシア トロ.D.O」はもちろんのことも安価な「ヌマンシア テルメス」でも十分に味わう事が出来ます。