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ジョスメイヤー
Josmeyer
ジョスメイヤーは1854年創業の美食の街として有名なフランス、アルザス地方のワイナリーです。派手さはないものの、食事との相性が良い、上質なアルザスワインを造り続けている、安定感のある生産者です。
ジョスメイヤーの歴史
1933年に創業者の息子であるジョセフ・メイヤーがその後を継ぎ、品質の高いワインを売るのに長けていました。第二次世界大戦後はジョセフの息子であるヒューベルトが継ぎました。ヒューベルトは完ぺき主義者の優れたワインメーカーであり、また輸出業にも着手します。ワインは国外だけでなく海軍にも提供され、フランス領のタヒチまで幅広く拡大されました。
1963年、ヒューベルトは父親のファーストネームから3文字取り、ブランドネームをJOSMEYERとしました。2005年に亡くなるまでジョスメイヤーが多くの人に愛されるワイナリーとなるように尽力をつくしました。
1966年、その息子ジャンは、ワインの輸出拡大に加え。ワインとアートの融合を試みます。1987年から現代アーティストの作品をラベルに描くことで芸術性を表現し「アーティスト」シリーズを生み出しました。2000年からはオーガニックとバイオダイナミック農法を採用し、ジョスメイヤーはアルザスを代表する優良生産者としてさらに知られるようになります。2016年の1月に亡くなってからは、娘たちであるセリーヌとイザベル姉妹が後を引き継ぎ、料理に合うワインを念頭に置いてワイン造りをすすめています。
自然に配慮したワイン造り
自然と環境を尊重したワイン造りをするジョスメイヤーは、香りのキャラクターを完全に熟知しています。手摘みで摘まれたブドウたちはセラーまで丁寧に運ばれると、再び人の目と手により厳しく選別されます。空気圧プレス機で圧搾され、3から8時間かけてゆっくりと絞られます。ブドウ果汁には芳香性のある香りが抽出されます。迅速な清澄作業の後、温度管理されたタンクに移され、補糖されることなく自然のままに酵母添加され発酵が始まります。
100歳以上の樹齢の長い木からできたタンクで発酵は行われます。発酵が一度完了すると最初の果汁が抽出されます。冬の間、タンク内でオリとともに寝かされます。その後銘柄に応じてタンクに貯蔵され瓶詰めされます。
ジョスメイヤーの土壌
ジョスメイヤーのワインは土地による微細な気候の変化があり、フランス国内で最も降水量の少ない地域に位置します。28ヘクタール(28%のリースリング、24%のピノ・ブランとオーセロワ、21%のピノ・グリ、19%のゲヴェルツトラミナー、10%のシルヴァーナー、マスカット、ピノ・ノワール)を保有しています。90年代の終わりに有機栽培に転換し、2004年にはフランスのオーガニック認証の一つであるAB認証を取得しています。
ジョスメイヤーは素晴らしいワインを造る要素を4つ掲げています。
1、土壌と肥料
2、ブドウの木
3、ブドウの手入れ
4、ブドウの扱い
料理とワイン
ジョスメイヤーはワインと料理を一緒に楽しむことに焦点を合わせています。美食の街アルザスの生産者らしい考えであるといえます。公式のウェブサイト(フランス語、英語)にはワインと料理の相性が良いもののリストが掲載されています。
<一例>
野菜のディップ:ピノ・ブラン
牡蠣などの貝類:ピノ・ブラン、オーセロワ
白アスパラガス:ピノ・ブラン、ミュスカ
スパイシーな料理(カレー、クスクスなど):ゲヴェルツトラミネール
魚のクリームソースのソテー:リースリング、ピノ・グリ
寿司:リースリング