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オレゴン Oregon
アメリカ産のワインと言えば、イコール、カリフォルニアというイメージが変わりつつあるのに最も貢献しているのが、オレゴンワインの存在だと思います。アメリカのブルゴーニュとも呼ばれるオレゴンは、今や世界的なピノ・ノワールの銘醸地としての地位を確立しています。
ピノ・ノワールの魅力は、何と言ってもそのエレガントさですが、ニューワールド系のピノ・ノワールはブドウが熟しすぎて酸が少なく、ボリューム感はあるけど繊細さに欠けるものも多くあります。ところが、オレゴンのピノ・ノワールは、アメリカらしいブドウの完熟感はありながらも、しっかりと酸の乗った伸びやかなピノらしい余韻を十分に感じさせてくれます。
小規模生産者が多く、ブドウ栽培から醸造までを一貫して手がける、ブルゴーニュのドメーヌのような生産者が多いからか、テロワールに対する意識も高く、カリフォルニアに比べ湿度が高く、オーガニック栽培が難しい地域ながらも、サスティナブル(持続可能)な栽培法を重視している生産者が多いのも特徴的です。
また、アメリカの中でもワイン法が最も厳しい州としても知られています。例えば、ラベルにAVAの表記をする場合、カリフォルニアでは85%以上同じAVAのブドウを使っていれば表示が許されますが、オレゴンでは95%以上の使用が必要になります。
そんな、自らに厳しく、環境には優しいオレゴンのワイン。生産量が少ないからか、価格もやや高めですが、ピノ・ノワール好きにとっては今や欠かせない産地です。
オレゴンワインの歴史
オレゴンがピノ・ノワールの銘醸地として歩み始めたのは、1960年代のこと。ブルゴーニュやアルザスでワイン造りを学んだ、ジ・アイリー・・ヴィンヤーズの創設者であるデイヴィッド・レット氏が、ウィラメット・ヴァレーでピノ・ノワールの栽培を始めたのがスタートです。
その後、1979年にフランスのワイン評価誌「ゴーミヨ」が主催したブラインドテイスティング大会で、ジ・アイリー・ヴィンヤーズのワインがピノ・ノワール部門で10位に入賞。更に翌年、ブルゴーニュの名門ジョゼフ・ドルーアンが開催したブラインドテイスティングでは2位に入り、オレゴン・ピノ・ノワールのレベルの高さが世界に知られることになります。
これを機に、オレゴンのワイン造りは大きな転換を迎え、新たな可能性に目を輝かせる新しい生産者が続々とワイナリーを設立していきます。1988年には、ブラインドテイスティングでオレゴンの実力を身をもって経験したジョゼフ・ドルーアンが、ドメーヌ・ドルーアンという名でオレゴンにワイナリーを設立。この出来事は、フランス人を驚かせただけではなく、オレゴンのワイナリーにとっても誇らしい事件で、ブルゴーニュの名門も認めるピノの銘醸地としての地位を確立した瞬間でもありました。
1990年代には、世界的ワイン評論家のロバート・パーカー氏が、妹の旦那さんとの共同出資でボー・フレールというワイナリーを設立。21世紀になってからも、ジョゼフ・ドルーアンと並ぶブルゴーニュの名門であるルイ・ジャドがレゾナンス・ヴィンヤードを設立するなど、ニュースを発信し続けています。
オレゴンの主な生産地
太平洋側、カリフォルニアの北部にあるオレゴン州。太平洋から200kmほど内陸にあるカスケード山脈を境に、西側は海からの冷たい空気が流れ込み冷涼で、それが遮られる東側は逆に大陸性の暑い気候になります。ワインが造られるのは主に冷涼な西側で、その多くは北部にあるウィラメット・ヴァレーに集中しています。
ウィラメット・ヴァレー
カスケード山脈の西側、オレゴン全体では北側に位置する、オレゴン随一の銘醸地帯。ウィラメット・ヴァレーの7月の平均気温は16度程度と、カリフォルニアのナパ・ヴァレーやソノマより涼しく、では南部のサンタ・バーバラと同じくらいですが、比較的雨が多く、秋には収穫の難しさもあります。
ウィラメット・ヴァレーの中でも、少区域であるダンディー・ヒルズは特に優秀なブドウ栽培地と言われ、火山性のジョリー・ローム層と言われる赤色っぽい土壌は、水捌けがよく、ミネラルを豊富に含んでいます。オレゴン・ピノ・ノワールの父とも言われる、ジ・アイリー・ヴィンヤーズや、ドメーヌ・ドルーアンもこのダンディー・ヒルズに畑を所有しています。
サザン・オレゴン
太平洋側の南部に位置するワイン生産地帯。ウィラメット・ヴァレーに比べて温暖で、雨も少ない。ピノ・ノワールやシャルドネも造られているが、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、ジンファンデル、シラー、テンプラニーリョ等様々なブドウが栽培されています。
スネーク・リヴァー・ヴァレー
オレゴン州の東端、アイダホ州の南西部とまたがって存在するワイン生産地。大陸性の暑い地域だが、標高が900メートルと高いため、日中は暑く、夜は涼しい。
オレゴンのAVA一覧
ウィラメット・ヴァレー(Willamette Valley)
※以下、ウィラメット・ヴァレー内のAVA
ダンディー・ヒルズ(Dundee Hills)
ヤムヒル・カールトン・ディストリクト(Yamhill-Carlton District)
マックミンヴィル(McMinnville)
リボン・リッジ(Ribbon Ridge)
エオラ・アミティ・ヒルズ(Eola-Amity Hills)
シェヘイラム・マウンテンズ(Chehalem Mountains)
サザン・オレゴン(Southern Oregon)
※以下、サザン・オレゴン内のAVA
アンプクア・ヴァレー(Umpqua Valley)
レッド・ヒル・ダグラス・カウンティ(Red Hill Douglas County)
ローグ・ヴァレー(Rogue Valley)
アップルゲート・ヴァレー(Applegate Valley)
スネーク・リヴァー・ヴァレー(Snake River Valley)
コロンビア・ヴァレー(Columbia Valley)※コロンビア州とまたがる
コロンビア・ゴージ(Columbia Gorge)※コロンビア州とまたがる
ワラワラ・ヴァレー(Walla Walla Valley)※コロンビア州とまたがる
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オレゴン Oregon
アメリカ産のワインと言えば、イコール、カリフォルニアというイメージが変わりつつあるのに最も貢献しているのが、オレゴンワインの存在だと思います。アメリカのブルゴーニュとも呼ばれるオレゴンは、今や世界的なピノ・ノワールの銘醸地としての地位を確立しています。ピノ・ノワールの魅力は、何と言ってもそのエレガントさですが、ニューワールド系のピノ・ノワールはブドウが熟しすぎて酸が少なく、ボリューム感はあるけど繊細さに欠けるものも多くあります。ところが、オレゴンのピノ・ノワールは、アメリカらしいブドウの完熟感はありながらも、しっかりと酸の乗った伸びやかなピノらしい余韻を十分に感じさせてくれます。
小規模生産者が多く、ブドウ栽培から醸造までを一貫して手がける、ブルゴーニュのドメーヌのような生産者が多いからか、テロワールに対する意識も高く、カリフォルニアに比べ湿度が高く、オーガニック栽培が難しい地域ながらも、サスティナブル(持続可能)な栽培法を重視している生産者が多いのも特徴的です。
また、アメリカの中でもワイン法が最も厳しい州としても知られています。例えば、ラベルにAVAの表記をする場合、カリフォルニアでは85%以上同じAVAのブドウを使っていれば表示が許されますが、オレゴンでは95%以上の使用が必要になります。
そんな、自らに厳しく、環境には優しいオレゴンのワイン。生産量が少ないからか、価格もやや高めですが、ピノ・ノワール好きにとっては今や欠かせない産地です。
オレゴンワインの歴史
オレゴンがピノ・ノワールの銘醸地として歩み始めたのは、1960年代のこと。ブルゴーニュやアルザスでワイン造りを学んだ、ジ・アイリー・・ヴィンヤーズの創設者であるデイヴィッド・レット氏が、ウィラメット・ヴァレーでピノ・ノワールの栽培を始めたのがスタートです。
その後、1979年にフランスのワイン評価誌「ゴーミヨ」が主催したブラインドテイスティング大会で、ジ・アイリー・ヴィンヤーズのワインがピノ・ノワール部門で10位に入賞。更に翌年、ブルゴーニュの名門ジョゼフ・ドルーアンが開催したブラインドテイスティングでは2位に入り、オレゴン・ピノ・ノワールのレベルの高さが世界に知られることになります。
これを機に、オレゴンのワイン造りは大きな転換を迎え、新たな可能性に目を輝かせる新しい生産者が続々とワイナリーを設立していきます。1988年には、ブラインドテイスティングでオレゴンの実力を身をもって経験したジョゼフ・ドルーアンが、ドメーヌ・ドルーアンという名でオレゴンにワイナリーを設立。この出来事は、フランス人を驚かせただけではなく、オレゴンのワイナリーにとっても誇らしい事件で、ブルゴーニュの名門も認めるピノの銘醸地としての地位を確立した瞬間でもありました。
1990年代には、世界的ワイン評論家のロバート・パーカー氏が、妹の旦那さんとの共同出資でボー・フレールというワイナリーを設立。21世紀になってからも、ジョゼフ・ドルーアンと並ぶブルゴーニュの名門であるルイ・ジャドがレゾナンス・ヴィンヤードを設立するなど、ニュースを発信し続けています。
オレゴンの主な生産地
太平洋側、カリフォルニアの北部にあるオレゴン州。太平洋から200kmほど内陸にあるカスケード山脈を境に、西側は海からの冷たい空気が流れ込み冷涼で、それが遮られる東側は逆に大陸性の暑い気候になります。ワインが造られるのは主に冷涼な西側で、その多くは北部にあるウィラメット・ヴァレーに集中しています。
ウィラメット・ヴァレー
カスケード山脈の西側、オレゴン全体では北側に位置する、オレゴン随一の銘醸地帯。ウィラメット・ヴァレーの7月の平均気温は16度程度と、カリフォルニアのナパ・ヴァレーやソノマより涼しく、では南部のサンタ・バーバラと同じくらいですが、比較的雨が多く、秋には収穫の難しさもあります。ウィラメット・ヴァレーの中でも、少区域であるダンディー・ヒルズは特に優秀なブドウ栽培地と言われ、火山性のジョリー・ローム層と言われる赤色っぽい土壌は、水捌けがよく、ミネラルを豊富に含んでいます。オレゴン・ピノ・ノワールの父とも言われる、ジ・アイリー・ヴィンヤーズや、ドメーヌ・ドルーアンもこのダンディー・ヒルズに畑を所有しています。
サザン・オレゴン
太平洋側の南部に位置するワイン生産地帯。ウィラメット・ヴァレーに比べて温暖で、雨も少ない。ピノ・ノワールやシャルドネも造られているが、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、ジンファンデル、シラー、テンプラニーリョ等様々なブドウが栽培されています。スネーク・リヴァー・ヴァレー
オレゴン州の東端、アイダホ州の南西部とまたがって存在するワイン生産地。大陸性の暑い地域だが、標高が900メートルと高いため、日中は暑く、夜は涼しい。オレゴンのAVA一覧
ウィラメット・ヴァレー(Willamette Valley)
ダンディー・ヒルズ(Dundee Hills)
ヤムヒル・カールトン・ディストリクト(Yamhill-Carlton District)
マックミンヴィル(McMinnville)
リボン・リッジ(Ribbon Ridge)
エオラ・アミティ・ヒルズ(Eola-Amity Hills)
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アンプクア・ヴァレー(Umpqua Valley)
レッド・ヒル・ダグラス・カウンティ(Red Hill Douglas County)
ローグ・ヴァレー(Rogue Valley)
アップルゲート・ヴァレー(Applegate Valley)
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